コンビニ大手は定めた商圏域に一極集中で出店するドミナント戦略の増幅が顕著で、最近ではスーパー等の量販店でもこの動きが加速してきているが、
客商売としての性質が異なる業種を同一視した経営戦略は効果的でないと俺は思う。
量販店は一店舗が担う商圏規模がコンビニとは段違いで、中規模近郊都市でも地域拠点型量販店が地域の商権掌握してる場合が少なくなく、しかも客層で縄張り争いするフシが田舎に行くほど散見される。
何より搬入遅滞による品質低下を防ぐという小売業施策に特化した配送ルート縮小化の基調は、
消費度が断然長い商品を取り扱う量販店の利点と全くソリが合わないと断言したい
なので、最近よくある主要幹線道路沿いに幾つも同じ企業のスーパー出店を氾濫するのはメリットが少ないからやめたほうがいいであろう
これまで通りコンビニとスーパーで経営戦略を棲み分けてれば、それで何ら支障はないと思われる
>>1
やめた方が良いとか言っても現に経営する立場の者がそういう戦略をとってる訳だし合理的な理由があるはずなのでは?
人個人は自殺するけど企業は自分から自殺なんてしないぞ
>>2
ドミナント型出店戦略の合理的側面には、
まず同一企業店舗ごとの間隔を狭めることにより、客層・購買率の高い商品の選定調査を容易に済ますことが出来る側面がある
けど、量販店で取り扱う商品は消費サイクルが長い物も多くて、一律の選定調査では制限があって効率的とは言いがたい
さらに量販店単体で占める敷地面積も小売店とは比較にならないほど広いから、建設予定地の確保がポンポン進む訳がないし、設備投資や建設費用に多大な予算損失を強いられる。
これらを一地域に集中してやると予算編成が追い付かない、それこそ企業側が自分の首を絞めることに繋がる
本気でこの問題を検証してみたいと考えるのであれば‥
まず第一に挙げられるのは『物流コストの低減』という概念である。