駄作ですが、よろしくお願いします!
2:iwasawa:2013/06/12(水) 18:20 ID:h1o パートナーは言う。
「お前と一生暮らしたい」
と。
それなら…。
子供を、つくりたい。
中学生になったばかりの私は、まだ子供をつくれない。
理由は明確だ。
西暦3000年現在、日本にこんな法律がある。
−二十歳未満の女性は、結婚、妊娠してはならない。
そしてその法律をやぶると、キツい刑罰が待っている。
「二十歳まで、待つから。俺」
パートナーはそう言ってくれるけど、やっぱり気持ちが薄れない前に…。
パートナーの名前は小田恭平さん。
年齢は同級生だから、中一の十二歳だ。でも、男性は小学生でも結婚できる。
「恭平さん、ちょっとお話があるの。」
私は腕時計のようなものに話しかけた。
実はこれ、携帯電話。
「ん?」
「…子供、作りたいの。」
それから一カ月して、私は違和感を感じた。
「月経が来ないのよ。」
恭平さんに相談すると、ニコッとわらいかけてくれた。
「妊娠、してるんじゃないかい?」
そうかもしれない。
「…赤ちゃん。に、妊娠したんだね?」
「うん、きっとそうだよ!」
「キャッ、やったぁ!」
複雑な気持ちだったけど、喜んだ。恭平さんの笑顔も、どこかぎこちなかった。
…秘密にしなければならない。
「恭平さん、来て。体育館の裏。」
学校での昼休み、恭平さんのクラスに行って呼んだ。
「あ、うん。スマン、賢。」
「あぁ、いーよ別に。彼女を大切にしてやれよ。」
恭平さんは、友達といたらしい。
なんか、悪いなぁ、私事で。
「ね、私、これからどうすればいい?」
「…そうだな。」
「もう、犯罪者なんだ、私。」
そう思うと突然とてつもなく不安になった。
「捕まったらどうなるのかな?キツイらしいけど、死刑かな。」
こわい。
妊娠なんてしなきゃよかったと思う。
「大丈夫。隠し通そう。ね?」
「…うん。」
体育館裏は、静かだったのに…むこうからガサガサと音がした。
「誰だ!」
恭平さんは立ち上がって音のするほうを見た。
「おい!出てこい!」
「…恭平。」
さっき恭平さんといた男の子だ。
「…賢。」
「…今の話、聞いちまったよ。」
「そんな。」
私は、うつむいた。
「隠していてくれないか。頼む。」
恭平さんが頭を下げた。私もあわてて頭を下げる。
「わ、分かった。でも、条件がある。」
「条件?」
「…十万円、くれ。」
驚きと悲しさ。そうか、この子、貧乏なのか。
「頼む。頼むよ。」
十万円。
高い。高くてはらえそうにない。
「…うん、分かった。少し待っててくれ。必ず用意するから。だから、な?」
「もちろん黙っておく。」
そんな高額な…、私も半分出そうかな。バイトでもして。
ハヤクゥ
11:煮豆:2013/07/05(金) 21:41 ID:tlE ちょ〜〜〜おもしろいです!!!
更新してください〜〜!!!
今日初めて読んだんですけどめちゃくちゃおもしろいです!!早く続き書いてください。
☆私の作品駄作なんですが、読んでくれたら嬉しいです。
⇒初嶺姫華麗
⇒12月31日のラブメロディー
宜しくお願いします。
もう更新されてないですねこのスレ。
完結もされてないのに。
小説放置って読者さんかわいそ
>>13
iwasawaさんに何か事情があるかもしれないじゃないですか。
早く作品が読みたいからかわかりませんがそのように決めつける前に相手の気持ちを考えてから発言して欲しいです。
>>14
死んだのかなあwww
え、まって。>>15
これ私じゃない。
なりすまし。