小説

小説の批評・創作用掲示板☆

  1. 1:これみてよ(2)
  2. 2:小説のタイトル考えてくれ(2)
  3. 3:青い七月(6)
  4. 4:冬桜が咲く前に(4)
  5. 5:貴女に沈丁花を(167)

これみてよ(2)

1 匿名:2022/01/16(日) 21:14

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14261108

2 匿名:2022/01/20(木) 15:37

約ネバ知らないけど普通にうまいね

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小説のタイトル考えてくれ(2)

1 匿名:2021/08/26(木) 18:22

約束のネバーランドの二次創作をpixivで投稿する予定なんだけど、タイトルが思いつきません。
アジトについて、七つの壁に行く前のレイとノーマンの会話です。
かっこいい秀逸なタイトルお願いします!

2 匿名:2022/01/19(水) 14:24

楽園からの脱獄

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青い七月(6)

1 匿名:2022/01/09(日) 23:08


2027年──7月


「……もしもし、佐藤です」

受話器を手に取り、何回か相槌をうつ青年。右手ではメモを取っている。
「はい、分かりました…では、また」
通話を終えると、青年──佐藤那由多は長い息をつき、メモを見つめながら掠れた声で呟いた。

「やっと、だ……」

5 匿名:2022/01/16(日) 17:48


ひとつ訊ねようとしたところで、昼休みの始まりを告げるチャイムが鳴った。チャイムと同時に、那由多のお腹も鳴り、「あ」と呟きながらお腹をさする。
「なんか食いに行くか」
「あ…でもお金持ってきてないです」
「奢るよ」
那由多の返事を待たずに、七瀬は歩き出した。
「いや、いいですよ!申し訳ないし…」
「いいから」
遠慮する那由多を遮って、七瀬はさっさと歩いていく。
本当にこの人はよく分からない。那由多は心の中でそう思った。

七瀬について行った先は、学校の近くにあるファストフード店だった。外から見たところ、店内はそこまで混んでおらず、席は空いている。
「じゃ、適当に買ってくるから待ってろ」
七瀬はそう言い残し、スタスタと店内に入っていった。
ぽつんと残された那由多は、座るのに丁度いい段差を見つけ、腰を下ろした。
夏を象徴するような鮮やかな青空と、綿菓子のような入道雲。おまけに飛行機。全部、那由多にとっては眩しいくらいに綺麗だった。
それをぼんやりと眺めていると、七瀬がドリンクと紙袋を持って戻ってきた。
「あ、ありがとうございます」
すると、七瀬が「あ」と声を上げた。
「忘れてた、俺あいつに呼ばれてるんだった」
「あいつ…って?」
首を傾げる那由多に、七瀬は「暇なら一緒に来るか?」と言った。
「え、いや…まぁ暇ですけど」
「じゃ、行くか」
半ば強引に、那由多は七瀬と一緒に“あいつ”の元へと向かうことになった。

しばらくついて行くと、正面に長い石階段が見えてきた。
「ここは…」
「神社。まぁ、目的地はここじゃないけど」
七瀬の話によると、随分と古い神社で、神主もたまにしか見かけないそうだ。
階段を登り終え、一礼して赤い鳥居をくぐった。
拝殿を通り過ぎて、深い森の中へと続く石階段を登っていく。
「まだ、登るんですか」
「ああ、もうすぐだ」
那由多の息が切れてきたところで、視界がひらけた。

「が、学校?」
目の前にそびえ立つのは、少し古びた校舎だった。那由多の通っている高校と同じほどの大きさである。
「俺の…いや、“俺たち”の学校」
「?」
間抜けな顔をする那由多に、七瀬は微笑んだ。
「ついてこい」
那由多はこくりと頷き、後に続いた。

6 匿名:2022/01/18(火) 19:19


森の中ということもあり、あたりはうるさいくらいに蝉の声で満たされていた。
門の内へ入ると、駐輪場や校庭が見えた。しかし誰一人として生徒はおらず、校舎からも賑やかな雰囲気は感じ取れない。それが那由多に違和感をもたらした。
一足制のため、二人は土足のまま校舎へと入っていく。廊下を歩いている最中、那由多のお腹が思いっきり鳴った。七瀬がそれを聞いてふっと笑う。
「そういえばまだ食べてなかったな。どっかで食べるか」
那由多は全力で縦に首を振った。

二人は、一階の突き当たりにある教室にやって来た。中に入ろうと七瀬がドアに手をかけると、何かに気づいたように動きを止めた。
「どうしたんですか?」
「…いや、なんでもない」
那由多にそう返し、七瀬がドアを開けた。眩しい光とともに目に入ってきたのは、不規則に置かれたいくつかの机。その上にはストローが刺さった紙パックのジュースが二つ置いてあった。中へと入った那由多は目をぱちくりとさせて、七瀬の方を見た。
「誰かいるみたいですね…昼休みだからかな」
「いや、多分あいつらだ」
「あいつらって、」
那由多が言いかけた瞬間、廊下から声が聞こえてきた。
「お腹すいたなぁ〜、京極先輩は何弁当にしたんですか?」
「シャケ弁当!染ちゃんは?」
「私はトンカツ弁当にしました!」
「美味しそー!早く食べたいね」
「ですね!ところで今日、二階堂先輩と伊織って来るんですかね?」

なんだか聞き覚えのある声だと思い、那由多は後ろを振り返った。と同時に、二人の男女が教室へと入ってきた。先にこっちに気づいたのは、
「二階堂先輩!?…と、あの時の!」
那由多のスマホを拾ってくれたぱっつん前髪の女子、常夏染だった。大きな目をさらにさらに見開いて、ぎょっとしている。驚いたのは那由多も同じだった。まさかこんなところで再会するなんて、と思いながら会釈をする。
「えっ、七瀬新入り連れてきたの!?」
「声がデカい」
大きな声を出して七瀬に注意されたのは、染の隣にいる男子。七瀬と同じくらい背が高く、お洒落な容姿をしている。耳元で何かきらっと光った。ピアスだろうか、と考える那由多に歩み寄り、彼は言った。

「京極天音です、よろしく!」
「さ、佐藤那由多です、よろしくお願いします」
人懐っこい笑顔で話しかけてきた京極天音(きょうごくあまね)。その隣でハッとしたように染も口を開いた。
「常夏染です」
よろしくね、と優しく微笑む彼女に、那由多もつられて笑みを浮かべる。言葉を発する代わりに、那由多のお腹がぐぅう〜と大きく鳴った。
「あ………」
恥ずかしそうに俯く那由多を見て、三人が笑う。
「お腹空いてるならこれあげるよ?」
天音がビニール袋からシャケ弁当を取り出した。
「食べるのあるので、大丈夫です」
「そか!シャケ食べたくなったら言って」
「ありがとうございます…」
ふと、那由多の目の奥がじんと熱くなった。人の優しさに触れるということが久しぶりだったから。
「さ、食べましょ食べましょ!」
机を四つ寄せて、那由多たちは昼食をとり始めた。

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冬桜が咲く前に(4)

1 るるの:2022/01/16(日) 21:39



「あなた、生き返らせたい人が居ますね?」


ここは死んだはずのあの人を生き返らせることが出来る世界『ユートピア』。

そこで、私は死んだはずの親友“ゆきな”にそっくりな少女と出会った。


>>2

3 るるの:2022/01/16(日) 21:47


 私には生き返らせたい人が居る。
 死んでからもう半年以上経ったのに忘れられない人が居る。
 彼女の名は、ーーあれ。
 どうしてだろう。あんなに大切な人だったのに、名前が思い出せない……。


「……またか。」
 薄暗い夜明けの空がカーテンの隙間から顔を覗かせている。私は飛び起きて頭を抱えた。
 またあの夢だ。また、“ゆきな”の名前を忘れてしまう夢。
 この夢を見ると、私は決まって目が覚めたと同時にゆきなの名前を頭に思い浮かべる。そして忘れていないことを確かめて安堵する。
 何度も何度も繰り返し見ているから、いつか本当に忘れてしまいそうで怖いのだ。
 でも忘れるわけない。忘れられるはずがない。
 だって、ゆきなは私のせいで死んだんだから。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「みこと」
 部屋のドアがノックされる。私は布団の中からドアの方を見た。
「みこと、学校は今日から冬休みだって」
 くぐもった母親の声。私はそれを傍耳にもそりと布団を掛け直した。
「お腹すいたらいつでも降りてきてね。ご飯用意してあるから」
 とんとんと階段を降りていく足音が小さくなっていく。私は布団を頭まで被って、ぎゅっと固く目を瞑った。

 もう朝の八時になる。カーテンの隙間から顔を覗かせているのは、もう薄暗い夜空ではなくなってしまった。差し込んでくるような、刺すように鋭く熱い朝日だ。
 ーーああ、もう学校に行かなくなってどのくらい経つんだろう。最初の頃は数えてたけど、もう分からないや。寝返りを打って、深い溜め息を吐いた。
「……お腹すいたなぁ」
 空腹よりも、体を動かすことが面倒だった。

 あの悪夢から一年。もう一年も経ったというのに、まだその悪夢は終わらない。覚めることのない世界で、私はずっと苦しんでいる。
 ーーもし、もしあの日に戻れるのなら。毎日そう思って祈るけど、戻れることはなかった。
 これから先、後悔に溺れ、囚われて生きていくしかないのか。いや、もう生きていけないかもしれない。
 早く死にたい。思うのはそれだけだ。

 ピロン。スマホが鳴り、液晶画面に一件の通知が表示される。
『行ってくるね』
 ーーああ、お母さん仕事に行くんだ。てことは、今家に居るのは私だけか。
「……」
 何でだろう。いつもなら一人になったところで何かをしようなんて思わないのに、今日は体が勝手に動いた。
 よし、外に出よう。
 そして死のう。
 今日はやけに行動的だな。私は何故かおかしくなってくくくと笑った。

 洗面所で髪の毛だけ梳かして、イチゴ柄のパジャマを着たまま玄関に降りた。頭巾を被ったうさぎのキャラクターのサンダルに足を突っ込む。
 ドアを開けると、真っ白な朝八時の光が私を出迎えてくれた。目の奥がジンジンと痛む。久しぶりの日光は、私にはちょっとだけ眩し過ぎた。

4 るるの:2022/01/16(日) 21:47



 てくてくと住宅街を歩いていき、小さな公園の中を抜けていき、大きな通りに出てくる。
「……ふぅ」
 久しぶりに外を歩いたからもう疲れた。手に握っていたスマホを見ると、家を出てからまだ十分しか経っていなかった。昔はここに来るまで五分も掛からなかったし、こんな程度じゃ疲れなかったのに。
「……」
 見上げると、目の前には歩道橋があった。
「……」
 吸い込まれるようにそれを上った。

 階段を上り終え、橋の上をゆっくりと歩く。
 下を覗き込むと、乗用車やトラックが忙しなく行き交っていた。
「……」
 ここから落ちたら死ぬのか。
 死んだら、ゆきなに会えるのか。
 じゃあ、死なない理由は何?生きてる理由は何?
「もっと早くこうしてれば良かったんだ」
 私は首元の高さまである柵に手を掛けた。プールから上がる時みたいに、鉄棒に上る時みたいに、ジャンプしてそこにお腹を乗せる。
「……ふー」
 お腹の底まで、空気を全て吐き切った。ここから落ちた自分の姿は何となく想像出来たけど、不思議と恐怖心はなかった。
 死ぬより、ゆきなに会える方が嬉しいもの。
 死ぬ時の痛みより、ゆきなを失った時の方がきっと痛かったもの。
「今そっち行くから、ゆきなーー」
 私は柵から手を離した。

 体がふわりと宙に浮くような感覚になる。くるりと頭を下にして体が回転し、そのまま真下に落下ーー
 することはなかった。
「……え?」
 私の体は宙に浮いていたのだ。
「な、何で?」
 頭の中が軽くパニックになる。手は完全に柵から離れている。手を振り回してそれを確認しても、体は宙に浮かんだままだった。

 が、ふと、腰の辺りに何か感触があることに気が付いた。誰かに腰を掴まれて抱き抱えられているような、そんな感覚だ。
 視線を腰の辺りに持っていくと、薄らと手のようなものが見えた。……きらきらと眩い光を纏った、半透明の手だった。
「???」
 何が何だか分からない。幻覚を見ているの?本来なら体は車道に落ちてぐちゃぐちゃになってるはずだから、死ぬ間際で意識が混濁としてるのだろうか。
 と、次の瞬間、耳元で甘い声が囁いてきた。

「あなた、生き返らせたい人が居ますね?」

「……え?」
 リアルな吐息の感覚に、びくりと体が反応した。私は思わず振り返る。目の前に、半透明の桜色の唇が、これまた光を纏いながらそこに在った。
 そのまま視線を上に持っていくと、今度は形の整った少し赤い細い鼻。更に上には、大きくて零れ落ちてしまいそうな、桃味の飴玉みたいなピンクの瞳が二つ。豊富な白っぽいまつ毛に包まれたそれに見詰められていた。
「だ、誰……?」
 私が問うと、半透明のその人は優しい目でにこりと微笑んだ。
「私は、あなたを助けに来たの。」
「わ、私を?何で?」
 吸い込まれてしまいそうな鮮やかなピンクの瞳に見詰められ、私は思わず視線を逸らした。
「私はあなたのことを助けたいの。」
「……はぁ?」
 私の腰を掴んでいる細い手首を掴んだ。透けてるって言うのに簡単に触れた。
「だったら私じゃなくてゆきなを助けなさいよ。余計なことしないでよ……」
 ぐぐぐと力を込めて手を離そうとする。が、物凄い力で掴まれているのかびくともしない。
「その『ゆきな』さんがあなたの生き返らせたい人ね?」
「だったら何だっての?あなたが生き返らせてくれるの?」
「ええ。」
 即答だった。間髪入れずにそう言われた。
「……え?」
 ドクン、と心臓が大きく脈打った。
「でも、ゆきなさんを生き返らせるのは私じゃない。ゆきなさんを生き返らせるのは、あなたよ。渋谷(しぶや)みことちゃん。」
「……え……」

 ぐわん。視界が大きくブレた。
 次の瞬間、目の前が真っ白になった。

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貴女に沈丁花を(167)

1 水色瞳◆hJgorQc:2020/05/14(木) 21:11

>見切り発車の小説<
>わずかな百合<
>表現能力の欠如<
>失踪しないようにがんばる<
>感想だけなら乱入どうぞ<



私より皆、儚い。
儚いから、美しい。
人って、そういうもの。
なら、私はーー、人じゃないね。

私はいつから存在していたんだろう。
老いもせず、死にもしない、存在。
あの人を見送ったのは、大体20億年前だったかな。
ーーーー最後の、人。

本当に、儚いね。
ああ、
良いな。

また、愛に触れられたらな。
なんて。私より長生きする人は、居ないのに。



少女は誰も居ない広野を歩く。
誰も居ない大陸を走る。
誰も居ない地球を眺める。
誰も居ない、この星系を。

そのまま、何年も、何年も。

166 水色◆Fase/Q:2022/01/13(木) 23:57

ネアが魔法学校の非常勤講師となってから早数ヶ月。まるで嘘のような、平和な日々が流れていた。······でも、これが当たり前なのかも知れない。
今日はネアが家にいる。そしてアヤメは買い出しに行った。······つまり、久々に水入らずで過ごす事ができるのだ。

「寒くなってきたね」
「ねー。······もう冬かぁ」
このような会話が交わされるのも、なかなかない事である。そんな生活に大分慣れてしまったことを思うと、少し寂しい物を感じる二人ではあったが······そんな気持ちも一緒に過ごしていると霧散してしまう。



「(窓にもガラスみたいなの嵌めようかなぁ······)」
スミレはそんな事を考えつつ窓の外を見た。······大陸は相変わらず遠すぎるせいでよく見えない。

だが、その日は少しだけ違った。

光の柱のようなものが見えた、気がした。

「······?」
二人同時に窓の傍に近付く。······その頃には、柱は跡形もなかった。
「何だったんだろ······」
「流れ星······じゃないよねー」
彼女らは今見た景色について見解を語り合う。······昼でも見える程の光。まるで王都に突き刺さるようだった。
だが、そこから数分過ぎても何も起きない。結局二人は見間違えと判断し、昼食の用意に取り掛かった。




昼食を食べ終わり、片付けも終わりかかった頃、突如としてアヤメからの念話魔法が飛んできた。
『······さん······姐さん達、聴こえますか!?』
「······アヤメ?」
『すいません、緊急事態です!いいですか、今からイエローベルさんからの伝言をお伝えし············』
────恐るべき轟音が二人の耳を貫いた。
······そして、慌てて大陸の方を見れば······再び、光が迸るのが見えた。
『······っ······すいません切ります!とにかく、大陸には来ないでください······絶対に。······大丈夫です、私は大丈夫です!!』

僅かに動転しているような、叫びに似た声を残して念話魔法は途切れた。
スミレとネアは顔を見合わせる。······そして、もう一度大陸の方を見た。






二人の意識は、そこで途切れた。








【ちょっとあとがき】
今まで全然書く気が起きなかったんですが、書き始めたら止まりませんでした。はい。

167 水色◆Fase/Q:2022/01/15(土) 20:12

どんな物事にも終わりはやってくる。
日々が途切れたのも、これもまた偶然ではないだろう。






頭の中で、何かが解けた気がした。
その感覚で意識が覚醒し、ぱっと飛び起き────ようとした。
その瞬間、スミレの身体を異様な倦怠感が襲った。······この雰囲気は······あの時とよく似ている。
筋肉が固まってしまい、ほとんど動けない。······しかし、今は動かねばならない。
幸いにもここはベッドである。なので、下りるときに工夫をすれば立ち上がることも出来る。······だが、スミレに気力を与えたのはその事実ではない。
今、彼女はベッドに一人だ。でも、その横は······明らかに数分前まで使われていたようで、暖かかった。


それから少しばかりの時間を要した。筆舌に尽くし難い苦労をして、どうにか壁に取り付く。そして身体を支えて、歩き出す。
まずは部屋から出るところだ。
その間にもスミレは様々な事を考える。······目覚める前、最後の記憶は······ネアと謎の光を見た所で終わっている。
あの時何が起こったのだろうか。これからどうなるのだろうか。
ふとそこにあった窓を見ると、蜘蛛の巣がかかっていた。

やっとの思いでリビングに到着する。軽く見回すと、ネアがいる。それしか目に入らなかった。
飛びつこうとしたが、それをすると軽く死にそうなので自重する。
そのうち、向こうの方が気付いた。······しかしそのネアもどうやらスミレと同じような状態らしく、冷や汗を浮かべている。
焦らずに、ゆっくりと近付いていく。体力もかなり減っているのが悩ましかった。あぁ、こんなにも会いたい人が居るのに······近付くにつれて苦しくなってくる。

スミレはふらつきながらネアの元にたどり着いた。その瞬間、二人を淡い光が包む。
「ネア······」
「うん、スミレ······おはよう。とりあえず、ちょっと休憩しようか」
その一言で、今の光は回復魔法系統だとわかる。そして、ゆっくりと湧いてくる力······身体強化魔法も掛けられたようだ。
要するに、この事態を解決するために動く気満々である。
スミレはそんな彼女の横顔を見る。色々な思考が渦巻いている、その表情に引き込まれる。
それは、絶望を希望に変える、勇者の心境が蘇ったかのようで。




全てが動き出す。世界の命運を載せて。

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