⚠︎注意⚠︎
いじめ小説です。
じゃあはじめますね
今日もまた朝が来る
明日もまた…
「美沙ーおっは」
「おはよ」
私の名前は新垣美沙。中学三年生。
「美沙!遅れるよ~」
この子は松井友里
小学校からの大親友。
暖かい5月。平和な毎日だった
今日までは
教室はうるさい
1人席に座り卒業を待つ
友達なんて作れるわけがない
作っていいわけがない
友里はクラスも違うし、大親友なんて私が思っているだけかもしれない。
また友達を傷つけるくらいなら1人の方がずっとましだ
ねぇ友里…
さみしいよ…
友達が離れてくのは…
美沙 過去version
「私ねー、葵君が好きなんだ」
それは小学校の頃。
友達の真美から教えてもらった好きな人
「ねぇ!協力してね!」
「うん!もちろん!」
私は恋が実ることを祈っていた
なのに…
「なぁ松原」
「なに?山田」
山田…山田葵が話しかけてきた
「俺お前が好きなんだけど」
「は、、?」
「俺と付き合…」
「だめだめっ…!えっと…真美がいるから…」
「え?まじ?真美俺のこと好きなの?!」
変な感じがした
「だからごめんね?」
真美のため…
私はその場を去った
教室に戻る前にトイレにいった
気持ちが落ち着かなかった
確かに山田は悪くない
一年生のとき実は少し気があった
だから心の奥では嬉しかったんだ
でも…友達を失わないために
頑張ってきたんだ
これからも友達を失ないたくない
私はゆっくり教室に戻った
教室はやけに騒がしかった
ドアをゆっくりあけると
うるさくて何も聞こえないけど
聞こえたのは
「真美が葵好きとか合わねぇなw」
え…?
「まっ真美…!」
あ…
真美泣いてる…
「真美~…?」
ポンポンと肩を叩いてみる
「さ…触んないでっ!!」
「あんた葵君に告られたんだって!?しかも私の好きな人ばらしたんでしょ!?さいってー!!」
あ…
声が出ない…
「そんなに私のことうざかったの!?」
「違うのっ違うよ!!」
必死に否定しても逆効果だった
「しらばっくれてんじゃ…ねぇよ!!!」
「ちょっとひどくない?」
「さいてーかも…」
周りから聞こえてくる声
私に味方はいないのかな
友里…友里!!
助けて!!
「あんた友里に助けてもらおうなんて思ってないでしょうね?」
う…
「悪いのはあんたよ。被害者ぶってんじゃねえよ。被害者はこっちだよ!!」
私は居場所がなくなった
「っ…」
ガラッ
私は教室から去った
あれから3か月
何も変わらない毎日
友里には何も言っていない
教室にいけば何かがしてある
今日はドアを開けた瞬間教科書を投げられた
痛い…
先生に言うなんてみじめで恥ずかしい
もう…
「いい加減にしろ!!」
気づいたら私は叫んでいた