はじめまして。顔文字大好き鈴です。∠( `・ω・)/
ただの顔文字厨ですが、これからよろしくお願いします。ヨロ(`・ω・´)スク!
⚠注意⚠
・この物語は実際の人物、団体とは一切関係無いです。
・文才ヾノ´゚д゚`)ナイナイ、画力ヾノ´゚д゚`)ナイナイ、何もヾノ´゚д゚`)ナイナイ
・腐っぽい←\_(・ω・`)ココ重要!
・この小説は挿し絵が入ります。見たくない方見ないで下さい(´・ω・`) 眼科行かなきゃいけないレベルです。
以上を含め、それでもいいぜ☆ という神様は暫しお待ちください(。ŏ_ŏ)
「…今日からお前の居場所は此処だ。」
――母さん、父さん。
やっと俺にも居場所が出来ました。
鉄錆と血腥い香りが立ち込めるなか、俺は目覚めた。
硬いベットから起き上がり辺りを見渡すと、剥き出しの水道管、断熱材、よく分からないパイプ。
―――此処は何処だ―――
昨夜の記憶がない、いや、無いのではない思い出せないのだ。
「…寝よう。」
そう呟いた時だった。
「あー!起きたんだね、おはよ」
同い年くらいの少年がいた。髪はエメラルドグリーンと言えばいいのか分からないが、水色と黄緑を混ぜたような色。瞳は深い緑。身長もさほど小さくない。だが、見た目とは裏腹に少々高い声だ。
「ぼーっとしないで、軍隊の人に怒られちゃうよ」
目の前の少年が不満そうにこちらを見た。
「待てよ、俺も今行く…」
そこで自分の今置かれている状況に気付いた。
ベットから降りようとしたが足が重くて上手く立てない。これは足枷だ。
首にも犬が付けるような首輪が付いている。鎖まで。
「はやくー!僕まで怒られちゃうじゃないかー!君のせいで怒られたら夕飯半分ぼくにちょうだいね!」
彼は足枷が付いているのにも関わらず、スタスタと、まるで何もないように平然と歩いていた。
足枷がつけられ重い足を引き摺り、ベットから降りた。
「ほらはやく!」
少年が俺の手を引っ張り、この悪臭の立ち込める部屋の出口に向かった。
ここまで来てやっと分かったのだ。此処は牢屋なのだと。
南京錠を10倍頑丈にした鍵や、鉄格子で日光を遮断された窓。
「整列!番号始め!」
「780番!」
「はい!」
点呼が始まった。そう言えば自分の番号は何なのだろう。
「きみは459番だよ」
左隣にいた少年が小さな声で教えてくれた。随分半端な数字だ。
「459番!」
「えっ、あっ。はい!」
監守を務めている水色の髪をした青年が此方を見た。
「003番!」
「はぁい」
隣にいる少年が気の抜けた返事をした。
「なんだその返事は!」
目の前の軍隊の男の人は髪を逆立てて怒っている。お前が軍隊の人を怒らせてどうするんだ。
「まぁまぁ、落ち着いてください。」
先程俺をチラッと見た監守の青年が仲裁に入った。
「あくまでも貴方は軍の仕事が本業でしょう。此奴は俺が何とかしますから。どうか声を荒らげないで下さい。耳が痛いです。」
丁寧な言葉ではあるが、悪口もやんわりと含まれている。きっと仕事が出来る人なんだろう。
「そ、そうか。すまなかった。」
軍隊の男の人(おっさん)は渋々頭を下げた。
「045番!」
「…はい!」
どうやら俺たちの点呼は終わったようだ。
体は使っていないのにととも体が怠い。寝よう。
「あぶなかったねぇ〜、あの水色のおにーさんに助けてもらっちゃった」
「お前のせいだろうが…」
ベットに寄りかかり俺が言うと
「しょうがないじゃない、あのおっさん嫌いなんだから」
むぅっと頬を膨らませ少年が言った。
状況が飲み込めない。頭が痛い、何故俺は此処に居るんだろうか。何故俺はこんな奴と一緒に居るんだ。
殺人も強盗も多分した事が無いはずなのだが。何故牢屋に居るんだ。
いくら考えても答えは出てこない
「よーし、もうこっからは自由時間だよー!」
「…なぁ」
「ん?なに?」
「…お前は…その、何で此処に居るんだ?」
そう言ったところで俺はまずい事を言ってしまったと思った。
なぜならば、少年が困ったような顔になってしまったからだ。
「え、いや…答えにくいよな…ごめん」
「…ぼくはね…」
「ここで産まれたんだ」
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
相変わらずの駄作( 'ω')
初回は挿し絵ありません(´・ω・`)
ではではよろしくお願いします!