登場人物
桐島詩桜(きりしましおん)
主人公,ごく普通の小学4年生
超つくほど大食い超つくほど家が貧乏
そのうえ学年全員に虐めれられている日々を送る。
そんな中ジャックと出会いクリスタルジョーカーとして目覚め
持ち主になった。
ジャック
トランプ帝国のクイーンに仕えた青年
詩音にクリスタルを渡し消え去った。
ダミアン
トランプ帝国のクイーンの息子
ジャスミン
トランプ帝国のクイーンの娘
西表桜子(いりおもてさくらこ)
詩音が嫌う西表貴族家系を持つお嬢様
全学年味方につくほどのわがまま。
トランプ帝国
「クイーン様,お逃げください」
「ダミアン,ジャスミン元気でな」
「母様,母様」
・・・・・・・
「また来た,貧乏女」
「家が貧乏だから洋服も毎回同じなんですって」
私は桐島詩桜,小学4年生
私は貧乏なゆえ学年うんうん高学年達にも虐められた日々
『桜子様,おはようございます』
「ご機嫌,皆様」
「・・・・・・・」
「ご機嫌,詩桜ちゃん」
「・・・・・・・」
「酷い,私がせっかく声かけたのに無視するなんてなんで酷いからしら」
「謝れ,桐島」
「謝れ」
ーバシャー(水をかける音)
毎日,毎日酷い残酷な日々
その帰り
「あのう,桐島詩桜さん?」
「だれ?」
私に話しかけて来たのは22歳と思われる青年
「これを貴女に渡したかったのです」
青年が渡したのはJの形をしたペンダント
「これは」
「私はトランプ帝国という国から来たジャックです,滅亡してしまいましたが,6つのクリスタルがある,そのうちの1つジョーカーの持ち主が君だ,ジョーカーは6つの中でもパワーが高いクリスタルだ」
「そうなんですか?」
「では,私はこれにて」
・・・・・・・
「うん?詩桜ちゃん,綺麗なペンダント」
「・・・・・・・」
「これ,わたしによこしな」
「駄目,これは私の宝物なの」
「あんたなんて貧乏女が似合わないわ.トオルワタル」
『はい』
ーピカッー
「何なの?この光は」
「眩しい」
・・・・・・・