皆さんどうぞ書いていって下さい。
あ、俺も書きます。
「息抜き」や「おふざけ」でも構いません。
ジャンルはなんでもいいです。
明るい話でも暗い話でもどうぞ。
ちなみに俺は暗い話が好き……いえ、なんでもありません。
あぁ、でも、過激なエロや暴力表現はやめて下さい。
公園でしか遊ばない友達が、私にはいる。
学校も住んでる地区も違う。
名前も知らない。だって公園には二人しかいないんだもの。
声を出すだけで誰に言ってるのか分かる。
「素性も知らない子と遊んでいるのか!」
と言う人もいると思う。
でも、私はそういう方が気楽。
学校のことなんて関係ない、家のことなんて関係ない。ただ公園で一緒に遊ぶだけ。
今日もその友達と遊んだ。
「ごめん、最近雨降っててこれなくて」
「ううん、あたしもそれは同じだよ〜」
その子はいつも白いワンピースを着ている。でもまったく同じワンピースじゃなくて、毎日違うデザインのワンピースを着てくる。色とジャンルが同じなだけ。
「今日は何して遊ぶ?」
「そうだねえ。あ、ブランコは?」
いつもこうだ。
この子は何して遊ぶかを聞くと、ブランコと必ず言う。
私はブランコが嫌いってわけじゃない。むしろ好きだ。
でも、この公園のブランコで、高くこぎすぎて落ちてしまい、死んでしまった子がいるのを私は知っている。
でも、この子はそれを知らなさそうだ。
いまだに死んでしまった子がこの辺り……とくに、ブランコの辺りを彷徨いていそうで怖いのだが、まぁ、友達のためだ。
ここは一肌脱がなくては…!
「じゃあ、あたし右側〜!」
「えっ!私右側が良い!!」
「早いもの勝ち、だよ!」
「……うぅ」
私は大人しく左側のブランコに乗ってこぎ出した。
友達は凄い勢いでこいでいき、もうあんな高いところまでいっている。
私は左側に乗りたくなかった。
だって、左側が死んでしまった子が乗っていたブランコだし、何よりも、右側の方がサビれていない。左側は凄いサビている。
「あれ?遅いなあ!もしかして、ブランコ怖くてごげないの?」
「なっ!?ち、違うよ!それに、前は普通にこいでたし!」
「ならこぎなよ〜!!」
私は小さなプライドを守るために本気でこぎだした。
高く高く高く……!もっと高くこいであの子をこす!こしてやる!!
そして、あの子をこすぐらい高いところにいった。このままこぎ続ければ一回転してしまうだろう。
私は自慢げに「どうよ!」と言った。
すると、友達は笑って「凄い!」と言った。
嬉しかった。なんか誰かに自慢したくなった。でもその時だった。
…ギィギィ…ギギギギッ…
耳が痛くなる音がした。そしてその音が止むと同時に………私の体は宙に放り出された。
「ひっ………」
地面が近い。私は思わず体を丸めた。
でもそれがいけなかった。
私は強く頭を打った。
頭の中でがんがんと音が木霊す。
「…に…ちゃ……によろ……く…」
友達の声が聞こえる。
「これ…友達ができ…ね、おにい…ゃん…」
目の前が暗くなっていく。
どんどん暗くなって………。
頭の中で木霊す音も、とうとう聞こえなくなった。
あらやだ駄作。
これじゃあダメじゃないか!話の内容分かんないよ!!
↓↓ということで説明↓↓
「私」ちゃんとその友達がいつも遊ぶ公園では昔死んだ子がいた。
それは友達のお兄ちゃんで、あの世にいるお兄ちゃんは寂しいだろうからと、友達は「私」ちゃんをお兄ちゃんのいるあの世に送ろうとした。
で、結局「私」ちゃんは死んだのでしょうか?それは誰にも分かりません。
あれ?これ説明になってます?
というか、こういう話事態、よく書かれそうな話ですよね。どんだけ想像力ないんでしょう、俺は。
ちなみに行っておくと、素性の知らない子の方が、知っている子よりは、死んだとき悲しさとかありませんよね。(伏線分かったかな?)