始めまして、この小説は『うつ病』の事についてのノンフィクションの話です。
気分を悪くしてしまったらごめんなさい。
>>2には登場人物を書きます。初心者なので誤字脱字あるかもです。
それでは宜しくお願いします。
登場人物1
―――里見家―――
里見里莉花 (さとみりりか) 女
12歳の小6。この話の主人公。夏休みに入り『うつ病』となってしまう。
家族はその事を知らない。人をあまり信用なくなった。
里見伶捺(さとみれいな)女
里莉花の姉。14歳で中2。何事にも明るく、でも怒ると怖い(?)。
里莉花が『うつ病』になった原因の1人。
里見友貴 (さとみゆうき) 男
里莉花の兄。16歳の高2。見た目はクール。人見知りなのか他人の前では口数が減る。
里莉花が『うつ病』になった原因の1人。
里見あゆみ (さとみあゆみ) 女
里莉花の母親。家族をからかう(?)のが好き。優しすぎて滅多に怒らない。
父親は離婚していない。里莉花が『うつ病』になった原因の1人。
>>3に続く
登場人物2
―――里莉花の友達―――
大宙未結 (おおぞらみゆ) 女
里莉花と同じクラス。デブでぶりっ子でキモイから皆に嫌われてる。
里莉花にちょくちょくちょっかいを出したり話しかけたりする。
里莉花が『うつ病』になった原因の1人。
音無美優 (おとなしみゆう) 女
里莉花と同じクラス。未結と友達(?)で里莉花の愚痴を聞いていた。
里莉花が『うつ病』になった原因の1人。
山田楓 (やまだかえで) 男
里莉花と同じクラス。「ド」がつくほどドSで毒舌。平気で人を傷つける。
里莉花が『うつ病』になった原因の1人。
佐藤愛海 (さとうまなみ) 女
里莉花と違うクラス。見た目は可愛いが毒舌。だが時々ネガティブになる。
里莉花が『うつ病』になったことを気にかけている。
荒木りょうま (あらきりょうま) 男
里莉花と違うクラス。自称Sだが皆からMと言われている。
里莉花を気にかけている。
安井のどか (やすいのどか) 女
里莉花と違うクラス。可愛くてモテる。ネットの一人称は「俺」。
のどかも里莉花の様な事になる時がある。里莉花を気にかけている。
ざっとこんなもんです。新キャラ出すかもです。
【話す時は里莉花は『』、その他のキャラは下の名前(未結だったら未「」)と書きます】
これは、まだ里莉花が『うつ病』になる前のお話。
未「里莉花おはよ〜!」
愛「おはよう。」
『二人ともおはよう!』
里莉花はいつも学校に行く時は、近くに住んでいる未結、愛海と同じマンションの一年生と行っている。
未「昨日の宿題めんどかった〜。」
『うん、そうやな』
こんな他愛もない会話をしていると学校に着いた。
『じゃあ愛海またね〜。』
愛「うん、またね。」
愛海に別れを言うと里莉花と未結は自分の教室に入った。
『楓おはよう!はい、名札。』
楓「里見おはよ。ありがと。」
楓は名札を受け取ると付けずにまた本に目を戻してしまった。すると
美「里莉花〜。おはよ〜。」
と美優が話しかけてきた。
『美優おはよう!何かあったん?』
美「え?なんもないよ?」
今はこんなに幸せだったのに……。ねぇ、どうして僕の幸せを奪うの?
【授業飛ばします。】
今日僕はいつも以上に傷ついたっけな。
里莉花は家に帰ってきた。時間は11:27。言うの忘れていたが今日から里莉花の学校は夏休みに入った。
昼ごはんを食べ終わると、すぐにパソコンをつけてゲームを始めた。気づけばもう6:00を回っていた。
夜ごはんを食べ、歯磨きをして、里莉花は眠りについた。
あ〜あ、あんな事になるならもっといい子になってたな〜………。
【結構日にちを飛ばします。8月4日まで飛ばします。】
僕はこの時すっごい傷ついたな〜。
今日は里莉花の誕生日だ。里莉花は昼前に目が覚めた。里莉花はワクワクしていた。
いつ、「誕生日おめでとう!」と言ってくれるかを待っていた。
今日は家族全員がいる。里莉花は「まだかな〜。」と待っていた。
―――だけど誰も言ってくれずに夕方になった。ついには母のあゆみは寝てしまった。
あ「りりちゃん、お母さんちょっと寝るね。」
『…っ…う、うんわかった……おやすみ……。」
あゆみは今日に里莉花の誕生日ケーキを作ると言っていたのに寝てしまったのだ。
結局誰も(いとこの一人だけ言ってくれた。でもラインで。)おめでとうと言ってくれなかった。
ここからだっけ?僕、里見里莉花が『うつ病』になり始めたのは………。
次の日、里莉花は起きてすぐに3DSを付けた。誰かが祝ってないか見るために。
でも誰も祝ってはいなかった。逆に愛海に[里莉花、今日誕生日やった?]と言われる
始末。でもこれでは傷つかなかった。だって愛海はずっと謝ってくれたからだ。
その後3DSを消してパソコンをずっとしていた。そして夜ごはんを食べた。食べ終わったら
3DSをつけた。そこには楓と愛海が話していた。里莉花は楓に[何話してるん?]と聞いた。
そこで帰ってきた返事は―――[里見黙れ]
その時だった。里莉花は友達に信用されてないと思った。
そして友達のことを信じられなくなった。信じてもまた傷つくからだ。
この頃はうつ病ってことまだ知らなかったな〜。まだ『死にたい』とは思ってなかったか。
そして次の日も、次の日もあゆみは
あ「ケーキ作らなな」
と言いつつ作ろうとしなかった。里莉花はもうあゆみのことを嫌っていた。信用してなかった。
3DSもほとんどつけようとしなかった。つけたとしてもオフラインにしていた。
里莉花は友達と関わることを拒んだ。それに家族と話そうともしなくなったのだ。
完全に心を閉ざしてしまった。そこに追い討ちをかけるように家族がからかってきた。
友「さっき体重計ったら48kgやった。」
里莉花は身長が高く体重も軽いとはいえなかった。
あ「そうなんや!」
伶「チロッ、チロッ。」
伶捺は口で効果音をつけながら里莉花の方を何回も見た。幸い里莉花は3DSをしていて
家族の顔は見えなかった。が、里莉花の心はもうボロボロになっていた。
里莉花は体重のことを気にしていたからだ。
この時心の奥深くに『家族なんていらん、死にたい。』という言葉が芽生え始めたな〜。
次の日、里莉花はネットで「死にたい 原因」と書いて調べてみた。
すると「うつ病」という字が出て来た。そして今度は「うつ病」と調べてみいた。
そうすると、「うつ病チェック」と出て来たのでクリックしてみた。
それをやっていくと「うつ病の可能性があります」と出て来た。
それから里莉花は食欲もなくなってきて、何をするにもやる気が出ないで、
ずっと3DSで音楽を聴いている毎日だった。そして睡眠障害にもなってきた。
マスクをして家族とも話さなくなった。里莉花はみんなが寝ている時に、
包丁を手首に持っていった。だけど、切れなかった。怖かったからだ。
里莉花は包丁を片付け、その場に座り込んだ。泣きたかった。でも泣けなかった。
仕方なくパソコンで音楽を聴くことにした(今は深夜の3時)。そうすると
「『さよならのかわりに』歌って㋯㋟【天月】」という歌にたどり着いた。
里莉花は3年前に亀を飼っていた。でも半年も立たないうちに亡くなってしまった。
そこからずっと泣いていた。その歌を聴くとその頃の記憶がよみがえり、
涙が止まらなかった。
この時からかな?泣けなくなった。心から笑えなくなった。何かあると自分を責めるようになった。
【『さよならのかわりに』歌って㋯㋟【天月】は本当にある曲です。是非聴いてみてください。】
私てぶりっ子ですか