文章力も全然ないですが書いていきたいと思います
2:かんなぎ:2016/01/10(日) 09:32 ID:9GQ 登場人物
中村岬
主人公。1年前彼氏が死んでから、彼氏は作っていない
東雲春季
死んだ岬の彼氏。事故死。
笹井あかり
岬の親友。
片桐優一
春季の親友。1年前からひきこもりがち。
「うっ、うう・・・。何でよ・・・。」
春季が死んだ。事故死だった。
今まで、勉強も、身だしなみも、全て、春季のために頑張った。
春季が、喜んでくれたから。
お葬式には春季のお母さん、妹さん、親友の優一など、
人数はそこまで多くなかった。
その日は、結局一日中頭がぼーっとしていた。
一年後
「ねえ、岬」
笹井あかり。私の大の親友だ。
「春季くんの事故から今日で一年だね」
「そうだねえ」
「あんたが一年も彼氏作ってないって、春季くん知ったらどんな反応するかな?」
あかりはにやにやしながら私に言ってきた。
「さあ・・・。それよりお昼食べよう、話はそれから。」
私たちはお弁当を開けた。
「それでね、優一ったら、あの顔でいちごミルク好きなんだって、あははははっ、ヤバくない!?」
「あはははっ、面白いギャップだね。」
「あなたたち、優一様に会ってるの?」
最初は気づかなかった。私たちに言ってるなんて。
「ねえ!!!!!!私にも喋らせてよ!!!!!!優一さまと!!!!!!!」
いい加減うるさいな、と振り返ると、私を睨んでたからびっくり。
「あ・・・。ごめん、私に言ってたんだ。」
正体はお金持ちワガママで有名な九条さん。
「ねえ!!会わせてよ、優一さまに!!!!!」
「ちょっと、ちょっと待ちなさいよ」
あかりは少し焦り気味だった。
「優一には会わせられない・・・。」
答えは私も一緒だった。
優一は、一部の人でないと、受け入れない。