僕は何を残せただろう

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1:適当◆RQ:2016/03/14(月) 22:40 ID:8oY

どうも適当と言います
よろしくお願いいたします
こんな名前ですが適当にはしません……多分…
不定期なので立ち寄ったら見てくれるとうれしいです

2:適当◆RQ:2016/03/14(月) 23:02 ID:8oY

世界は残酷。
世界は最低。
世界は理不尽。
世界は最悪。

つまり、いきなり何が言いたいかって言うとだね……

「ゴッドイズダイ(神は死んだ)!」

「………………いきなりどうしたの、照(ショウ)君……」

病院のベッドに下半身を突っ込みながら、僕の幼なじみはそう言った。

「だってそうだろう命(メイ)、じゃなきゃ、僕が神だのみまでして張ったヤマが外れるはずがない!」

せっかくわざわざ神社へ行ってご縁があるようにって五円玉入れてきたんだぞ!?

「………………………………」

おい、なんだその売れ残りの野菜を哀れむような目は……。

「言いたいことあるなら言ってみろ」

「………じゃあ聞くけどさ、ショウ君。今回ちゃんと勉強した?」

「もちろん何時も通り期末テスト前日にあ、間に合わねえと思って、一部分にヤマ張ってソコだけ集中的に勉強した」

フフン、どうだ。凄いだろう、この潔さ。

「………………………………」

だからなんだ、その哀れみの目は。

3:適当◆RQ:2016/03/15(火) 22:08 ID:8oY

「ショウちゃんてば、いつもそんなことしてよく先生から怒られないね………」

「フッフッフッ、先生の機嫌をいつ何時も怠らずにとる、そして先生の前だけ真面目になっておけば、『こいつは頭が悪いが根は真面目』というレッテルを貼られることなど容易いのだよメイ?」

さすがは僕。
そこら辺の餓鬼とは違うでござる。

「まったくもう……。そんなことしてたら近いうちにバチが当たるよ?」

「………………」

僕は何も言わずに今日返されたおそらく親が見たら激怒するであろう答案用紙を彼女に見せた。
何も言わず深いため息をつくメイ。
残念ながらバチならもう当たったのだよ。


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