「story」
1560年
白鳥城の重臣、高松久光には5人娘として生まれた
正妻,側室5人と計6人
息子5人、娘7人と12人の子供が沢山。
その娘達の物語
「高松家登場人物」
高松久光(たかまつひさみつ)
白鳥城の城主。小野家の重臣
周りから信頼されるほどの優しい性格
その後,12人の子供をささえる。
豊姫(とよひめ)
小野家の妹で久光の正妻
2男4女の子宝をめぐまれる。
最後まで夫をささえる。
いと
久光の最初の側室
貧しい農民の家柄にうまれる。
少しでも家計を支えたいため少女期に働きでる
そこで久光と出会い3男2女を生む。
ふみ
久光の二人目の側室
高松家に仕える侍女。
久光との間に一人の女の子を産む。
しかし産み立ちが悪く21歳で若くしてなくなる。
とき
久光の三人目の側室
商人の娘で力強い女性
13人目を宿していたが流産。
尼となり小野家を守り抜くが戦に巻き込まれ死亡。
国鶴の方(くにつるのかた)
久光の四人目の側室
尼女院(あまにょういん)
久光の五人目の側室
「高松家の7姉妹」
鶴(つる)
高松久光と豊姫の長女
綾(あや)
高松久光と豊姫の次女
徳(とく)
高松久光と豊姫の三女
乱(らん)
高松久光と豊姫の四女
亀(かめ)
高松久光といとの娘(5女)
菊(きく)
高松久光といとの娘(6女)
末(すえ)
高松久光とふみの娘(7女)
「高松家の息子」
高松秋親(たかまつあきちか)
高松久光と豊姫の長男
高松雪家(たかまつゆきいえ)
高松久光と豊姫の次男
高松忠国(たかまつただくに)
高松久光といとの息子(三男)
千代之介(ちよのすけ)
高松久光といとの息子(四男)(早世)
高松重成(たかまつらしげなり)
高松久光といとの息子(五男)
高松定成(たかまつさだなり)
高松久光といとの息子(六男)
「白鳥城、小野家」
小野朝定(おのともさだ)
白鳥城の城主
白鳥姫(しらとりひめ)
朝定の娘
あるお話
ときは戦国時代
高松家にある縁談の話
小野朝定の妹、豊姫をもらう。
1560年の事。
「久光、そなた、いくつ?」
「14歳になります」
「14?」
「ええ年じゃ、わしの妹を頼む」
「はい」
「まあ、お豊はそなたより2つ上じゃ」
「はい」
豊姫が嫁いでからの夜
「父上は何を考えておる」
「久光様?わたしじゃいやですか?」
「そうでもない、緊張してて」
「まあ、わたしもです」
「よろしくな」
「はい」