とてもとても美しくて。
٭•。❁。.*・゚ .゚・*.❁。.*・٭•。小説٭•。❁。.*・゚ .゚・*.❁。.*・٭•。
さよならきみと愛した人よ。ぼくはくるしみのなかでしんじゃいそう。
そんな遺書を残してしんじゃった君。愛した君。
君が苦しんでるのもわかってた。君を救うてもわかってた。でも助けなかった。
なんでかは、それはね…苦しんでる君が、美しかったからだよ。
「やっやめっやめてよっ!」
君はそう言って泣いていた。自分より力の強い相手に歯向かおうとして、いつもやめてって言ってたね。でも、それも相手の神経を逆撫でするだけだった。
君は顔が綺麗だからもてて、嫉妬されてたんだよね。だからいじめられたんだ。
僕も、君のことが大好きだったよ。今だから言えるけど。
いじめっ子たちのリーダーは学校の校長で、先生達も下手に手出しはできないんだったね。リーダーの自己中心的な考え方はきっと父親譲りなんだろう。だって母親の方はとっても優しいから。
いつも下僕のように扱われていたね。休み時間のパシリは当たり前、そのあとは椅子替わり。もう見ていられなかったよ。