こんにちは。
【くびかざり】です。
最近、恋愛小説を書いては止め書いては止めなので、他のジャンルを書いてみようと思います。
ホテルのことなんてよくわからないので、(←オイ)ほとんど想像です……^^;
間違いなど有りましたらぜひ教えて下さい!
荒らしは……お控えくださいm(_ _)m
コメントは随時受け付け中です✰
1 就職
「凄……!」
これが,日下友梨(クサカユリ)が【ARISIMA HOTERUS】をはじめに見た時の感想である。
ARISIMA HOTERUSは名のしれた高級ホテルだ。
外観などはインターネットで調べていたものの、実物は比べ物にならないほど凄い。
(あれ,あたしなんでココを希望したんだっけ……)
などと思ってしまうくらい。
なんとか面接までこぎつけたものの、周りを見れば仕事が出来そうな人ばかり。
友梨は自分の服装を見、はぁ…と息をつく。
もっと綺麗な服装にすれば良かった。
今頃後悔しても、もう遅い。
友梨はエントランスに向けて、歩き始めた。
灯side
「ARISIMA HOTERUS……エントランスまでもが凄すぎる……。」
田舎育ちの灯にとって、ここは夢の楽園。
ホテル従業員が某ネズミみたいに見えてしまったりする。
ブンブンと首を振って、もう一度確認すると今度は某モンスターに見えたりして、自分の目を疑ってしまう。
くどくいうが、ホテルである。
大分から上京して、十分都会の凄さは知っていたが、まだ凄いところがあったとは……。
(都会怖ぁ〜……)
なんて田舎者らしい恐怖を味わい、面接室へ向かっていく。