サマーデイズ

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1:ナンシー◆YQ これはかなり短いですww:2016/09/18(日) 10:54

ー…これは、ある夏の物語。

私は仲川実子(なかがわみこ)。私には私とは正反対の大親友がいる。それがー…
「実子…。」
哀祢佳音(あいねかのん)。おっちょこちょいで成績があまりよくない私と違って、成績でいうと、学年トップクラス。冷静で美人。
「何?佳音。」
「あのさ…明日から夏休みじゃん?
それで、26日に秋名神社(しゅうなじんじゃ)で夏祭りあるじゃん。」
「?うん。」
「一緒に行かない?」
「!行く行く!!」
「そ。良かった。じゃ、26日。」
「うん!」

ーそして、待ちに待った夏祭りの日。
「あれー?佳音なんで来ないんだろう?」
ピリリリリ!
「うわっ!!」
急に携帯が鳴った。佳音の携帯からだ。
「…?どうしたんだろう。」
「……実子?」
「佳音!どうしたの?」
「実は…行けなくなっちゃって…。」
「…!な、何で?」
「…………。」
プツッ…ン…ツー…ツー…ツー…。
「切れちゃった…私が深く聞いたのが…駄目だったのかな。」

翌日。   ピンポーン……。
インターホンを押した家は、佳音の家。佳音はそこそこのお金持ちで家も豪華。
「………っはーい。」
「あっ!仲川実子です!あのっ、佳音……ちゃん!居ますか?」
「………………。」
「………?」
切れちゃったかな?
ガチャ。
「!!佳……音…?」
いくら冷静な佳音でも、この表情は暗すぎる。何かあったんだろうか。
「実子…実は………。」
〜続く〜

2:ナンシー◆YQ 続き:2016/09/18(日) 11:12

「実は……。」
「?」
「私………転校することになったの。」
…………え?佳音が?………転校……する?私、佳音以外に友達……いないんだけど。
「私……。」
私、佳音がいなくなったら、一人ぼっちになっちゃう。それに、私はー…………。
〜続く〜

3:ナンシー◆YQ 続き:2016/09/18(日) 11:32

〜実子の回想〜
それは去年、高校一年の時。
「実子ってさー、なーんか、見てるとイライラしてくるんだよねー。」
「あー分かるー。」
「動きもトロいし!ねー!!」
「それな〜!」
どうして、こうなるの?人には人のペースってものがあるのに。
それに、あんたらの中にも、私より動きがトロい奴、いるじゃない。なのに、なんでそいつには優しくして、友達になるくせに、私には、優しくしてくれないの?許さない。でも、いじめられる。そんな奴らに逆らったって、どうなるかは、目に見えてる。


そのまま、私は進級した。
やっと友達を作れるチャンス到来!
だと……、思ったのに、私にはついに、いじめという試練が降りかかった。
殴られて、蹴られて、叩かれて……。
毎日が暴力と暴言の嵐。抜け出したいのに、抜け出せない。

























………そこに手をさしのべてくれたのが佳音だったのに……。佳音が転校したら、またいじめられる。
〜続く〜
※多分次が最終回です。

4:ナンシー◆YQ 最終回:2016/09/18(日) 11:49

佳音が転校して、一ヶ月が経った。
今日も私はいじめられる。

「私がいなくなって、いじめられても、前を向いて。」
転校する前に、佳音に言われた言葉。
なら、私は、その言葉の通り、前を向いて歩くよ。
「………らい。」
「えーなーにー?聞こえなーい♪」
「お前らなんか………大っっっっ嫌い!!!!!」
「……あぁ!?」
「何事だ!!!」
先生が来た。作戦成功。さっき大声を出したんだ。運よくこの教室の真下は職員室。騒ぎを聞きつけた先生たちが私を助けに来てくれた。
「やめなさい!!いじめか!?全員退学処分とする!」
「………チッ。」

それから、私へのいじめがなくなった。たくさんのクラスメートが、謝りに来たと一緒に友達になりに来た。



佳音。私は今、幸せです。
〜完〜

5:ナンシー◆YQ:2016/09/18(日) 11:50

今回のは全く面白くなかったですね。
感想よろしく。見てくれた人はいないと思う。

6:プリン:2016/09/18(日) 18:59

面白かったです!スカっとしました〜

(続編期待!)

7:ナンシー◆YQ:2016/09/18(日) 19:04

>>6あざーーーっす!いやー見てくれた人がいたなんて!
じゃ、書きまーす!

8:ナンシー◆YQ 続編:2016/09/18(日) 19:47

「仲川実子…!」
「…?…………!」
新しい友達と帰る途中。私は、あいつに出会ったんだ。
「よくも……退学させてくれたわね………!」
そう、私のおかげで退学処分になったいじめっこ。しかも、前より人数は増えていた。
「……実子…。ヤバいよ、逃げようよー…。」
そう言ったのは、新しい友達、水上優夏(みなかみゆうか)。
「この集団、前に実子をいじめてた子たちだし…それに、今じゃいじめっことして有名になってるよ?あるサイトの『誰かに復讐したい』っていう人達が話したりするサイト。」
「ちょっと、何ゴチャゴチャ話してんのよ、仲川実子!」
「…何しに来たの?」
「決まってるじゃない。あんたに復讐するために来たのよ!」
「…あっそ。」
「………っ!!」
なんと言われようと、もう私は動じない。私は強くなったんだ。佳音のおかげでー…。見ててね、佳音。私、あれから空手習い始めたんだ。
「はぁああああっっっ!!!!」
「ごふっ!」
グーでリーダーの腹に一発。
「げほっごほっえほっ…はぁ…はぁ…はぁ………。お、覚えときなさいよ!」
「す、すごいよ実子!」
「別に…そんなことより、優夏、早く帰ろっ!」
「う、うん!」
佳音、見てる?私、新しい友達、できたんだ。どれだけ離れてても、私達は親友。
そうでしょ?佳音。
〜完〜

9:ナンシー◆YQ:2016/09/18(日) 19:48

一応これで終わりですが、ぷりんさんの判断しだいでまた書くかも知れません。

10:プーリン:2016/09/21(水) 16:30

面白かった〜最終回なんて悲しい〜

11:ナンシー◆YQ:2016/09/23(金) 20:54

・扁桃
・案山子
これは?


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