私、東条夏美。片思いしてます!相手は、西条みずき。カッコいい男子だから、ライバルは多いけど頑張ろう!……と、決意したは良いが、やっぱりムリぃぃぃ!ゴツン。あ、ごめんなさいって、西条くん!
2:クリスタル:2016/12/14(水) 22:13 言葉のプロローグ
もし、あなたと私、離れてしまったら、ソラを見上げると良い。キミと私のソラ、きっとどこかでつながっているから。そう信じて。
あの後、ただただ、西条くんに謝ることしかできなかった。メルアドを聞くことができなかった自分が、歯がゆかった。
4:クリスタル:2016/12/16(金) 15:53 プロフィール
葉月 夜
夏美の幼なじみで夏美のコトがスキ。
夜→夏美→←みずき
プロフィール
弥生 朝香
夜のコトがスキ。夏美の親友で、みずきのコトが大嫌い。
朝香→夜→夏美→←みずき
朝香と夏美は親友。夜とみずきは、お互いをライバル視。
こんな感じで書いていきます!
夜side
オレは、小さい頃から、夏美のコトが好きだった。それは、今現在も変わらない。夏美をよく見ているから、分かる。夏美がスキなヤツ。そう、西条みずき。そして、オレの読みが正しかったら、両片想い。でも、オレは認める気は、毛頭ない。付き合ってないなら、オレにも、可能性があるわけだ。絶対に諦めない。
朝香side
夜君のコトなら、すべて知っている。私の親友、東条夏美のコトがスキってことも。
夏美は親友だから、いやなキモチには、ならない。でも、夜君のキモチに気づけば良いのに。私は、絶対西条みずきと夏美が付き合うこと、認めないから。チャラチャラしてそうだし、もしそれで夏美を捨てるなら、阻止したい。
西条くんは、優しい。私のわがままさえも聞いてくれる。といっても、委員会の当番を変えてくれただけ。でも、嬉しい!なぜかー今日、夜に昼休み、屋上に来て欲しいって言われたの。
「なにー夜〜?」爽やかな風が夏美の髪をなびかせる。その姿に、ドキリとした。
夏美だけは、譲りたくない。
夏美は、優しい。オレのわがままさえも聞いてくれる。その優しさを西条にだけは、やりたくない。
「西条がスキか‥?」「そうだよ!それだけ?」「ああ、…それだけ。ごめんな。」
へーんな夜!!まあ、いっか。
やっぱり、まだ告白できねー!オレって、意気地なしなんだな‥。
夜君、また寂しそうな表情(カオ)してる。夏美、いい加減気づいてあげなよ…。そんな私の願いは、秋風に飛ばされた。
西条くん、スキって言ったら、どう思う?
4人のキモチは交錯する。
〈言葉〉スキなんてなければ良いのに。
そうすれば、寂しいなんて、感じないのに。夢さえ見ないのに。
ソラ果て。解禁!
さよプレ完結したよ!
新しいスレと片恋、掛け持ちする予定!
更新遅くなるけど、辞めたワケじゃないよ!改めて、よろしく!
もう、ムリ。待てない。夏美の気持ちより、夜君の気持ちが大切。屋上に夏美を読んで、叫ぶ。嫌われてもいい。だから、一生懸命伝える。
「夏美の、
バカー!!!!!!!」
彼女の訳の分からない顔がことさらイヤになる。
さあ、気持ちを親友に伝えよう。
絶交してもいい。それぐらい、スキな人は大切なんだ。
昨日、なぜか、朝香ちゃんに、バカー!って言われた。???????????????なのだけど。
「ゴメン!夏美。昨日のこと、忘れて!!」良いけど。まぁ親友だからね。それよか、なんか手伝ってあげようか?
「え。いいの?(パアッ)じゃ、じゃあ、よ、夜君を屋上に呼び出してくれる?(照れ)」いいよ!!!!
「よーるー。今日の(放課後だったっけ?昼休みだっけ?)放課後,屋上来て〜〜!」
「ああ、良いけど。(告白、か?)」
自然に誘えた!o(^▽^)o
朝香side
友達、いや、親友を利用して、いいの?
自分が誘うべきじゃないの?
私の中の、天使が問う。
失恋しても、良いの。コレは、ホントのキモチ。
「あの、夜君。」
頑張れ〜、朝香ちゃん!
「私、夜君が、好き…」
少女マンガの展開だよ♪♪
こっそり聞いていた、私──夏美は、屋上から出た。
女子トイレの前を通ると。
「夏美、ウザくない?」
「思った。」
この声、小枝美郷ちゃんと、館中愛美ちゃん?
私と、仲良いよね?
耳をそばだてると。
「朝香も、苦労するよね〜。」
「この間、聞いたら、愚痴ってたよ。同意だけど(笑)」
朝香ちゃん……………。
劣等感が押し寄せる。
あの二人も、朝香ちゃんも
絶対に許さない。
家に帰り、部屋に飛び込む。
ベッドに寝転がり、ノートを開く。
【朝香&小枝美郷&館中愛美 復讐計画】
でかでかと、タイトルを書く。
許さない
許せない
この計画は、秘密裏にしないと。
仮にでも、お母さんにバレたら怖いし。
計画を何度も、見直し、リビングに戻った。
美郷side
『美郷、夏美、最近ウザくない?』
ちょっとした、出来心。
『う、うん。』
クラスの女帝に、逆らうなんて、出来ない。
うなずいて、すぐに後悔する。
近くに、夏美がいたことに、気付いたから。
不安と、後悔が私の心に、大きなシミを作る。
ごめん、なんて…今更。
明日、謝ろう。
その誓いは、もう無効だと、まだ気付かなかった。
翌朝
美郷ちゃん__いや、美郷が来た。
「昨日の話、聞いてた?」
「……………それ聞いてどうすんの?」
「え……………?」
私は、美郷を突き飛ばした。
「今更、謝らないでよ?__許さないから。」
夏美ちゃん…って、言ってるのが聞こえる。
総てが、セピア色に見える。
急速に、世界観が無能に見えてくる。
誰も信じない事にした私には、こんなにつまらない酷い世界を残すのは、美郷や、愛美、朝香だけだろうとしか思わない。
アイツらに、価値観は無い。
違う、価値が無いんだ。
信じるのは、数少ない。
親と、
西条君だ。