悪口についての愚痴を小説として綴っていきます笑
あるあるだと思うので、ぜひ読んでみてくださいね。
>香山 リリコ
小学六年生
スポーツが得意、勉強が苦手
基本ポジティブ
友野 あゆ
小学六年生
悪口をよく言う
小学六年生はもうみんな経験済みだと思うので小学六年生の時を思い出しながら読み進めてくださいね。
「今日席替えじゃん」
「えーマジ。ラッキー」
「なんで?あゆ、今浜崎と隣じゃん?」
あたしは、みんなに囲まれているあゆを横目で見ていた。
あゆは人気者。
可愛くて華奢で性格も良くて運動も勉強もできるから。
と言っても話したのは数えるほどしかないから真相は定かじゃない。
「リリコちゃんは今の席どう?」
「…んー、今のままで十分かも」
「そっかぁ〜」
カナちゃんは人がいいからあたしにもはなしかけてくれる。
カナちゃんありがと、と小声で呟いた。
「起立、礼。おはようございます」
「おはようございまーす」
やがて先生の話になる。
何時間目に席替えがあるのか、クラスメイトはしりたくてたまらないみたい。
え?あたし?
あたしは別に正直どうでもいいかな…笑
冷めてるかな??
「では今日は席替えをします。考えたのですが皆さんも早く席替えをしたいだろうと言うことで、一時間目に席替えをすることになりました」
「え?」「まじ」「ラッキー」「早く席替えしよーぜ!」「バイバイ隣の席のブス」
みんな好き勝手にしゃべっている。
一時間目かあ。
今の席は優等生の浜田君がいたからお気に入りだったんだけど。。笑
「浜田君、今までありがとね」
「そうだね、香山さん。元気でね」
性格もスマートなんだ笑
「クジ引いてください〜」
わあっと一斉に詰め掛けてあたしは列の一番後ろ。
まあ、いっか。
『残り物には福がある』もんね♪
「香山さんが最後ですね」
「あ、はい」
チラッと紙を見ると・・
『14』
石??
いや、そんな深い意味はなさそうだけどね。
「14番の人〜14番の人〜」
「はい!」