オリジナル小説です。
基本は恋愛ですが、番外編で友情を書くかも…?です、
(友情ばかりになってしまったらすいません)
コメント書いてくれると嬉しいです。
私が恋をするなんて…
考えもしなかった。
私は、柿原 裕奈(かきはら ゆな)
中1だけど
初めて好きな人ができた。
名前は山崎 柊(やまざき しゅう)
運動神経抜群だし、面白いし、勉強はまぁまぁだけど…
私にとっては最高なの、だけど結構女の子に人気だから難しい(汗)
…
どうせ 私の事なんて見てないんだろうな…
そう思いながら私はため息をつく。
今日は2/12、バレンタインは明後日。
バレンタインのチョコは親友と友達と作る予定だ。
親友の名前は 乃弥美 爽香(のやみ さやか)
友達の名前は 谷口 涙(たにぐち るい)
二人とも好きな人はいるらしい…?
私は自信を無くしながら家に帰った…
「ガチャ」 私は家のドアを開ける
「ただいまー」 私は少し暗い声で言う。
「おかえりー」 一番最初に言ってくれたのは私の兄、柿原 海斗。(かいと)
「おかえりー、どうしたの?元気ないじゃん」
二番目に言ってくれたのが私の母、柿原 香(かおり)
「ううん、なんでもないよ」
そう言いながら私は二階に上がる。
「あ、そういえば洗濯物しなきゃ!」
私は一階におり、洗濯物をもってベランダへ出る。
「わー寒い…まだ2月だもんなぁ…」
私はふと、ベランダの真正面にある公園を見る。
すると、公園で遊んでいる山崎さんが見えた。
「山崎さん!」
私は思わず名前を言ってしまった。
私はすぐに口を押えてしゃがんだ。
周りの人もいるし恥ずかしかった。
「ふー…落ち着け落ち着け」 自分を落ち着かせる。
赤くなっていた顔がだんだん戻ってきたとこで、洗濯物の続きをする。
……………………
「終わった〜」私は終わったとすぐに部屋の中に入る。
すぐに二階へあがり、自分の部屋に入る。
すると…
「ピロリンッ♪」
スマホを見ると… 爽香ちゃんからだった。
『バレンタインのチョコどうする?』
バレンタインのチョコの話だ…
『皆で買いに行く?』
私は返信をしてからベッドに上がった
……
いつのまにか寝ていた。
時計を見ると、8:00…
「お風呂入らなきゃ、」
そう思って立ち上がった瞬間。
「ゆなーお風呂入りなよー」
いいタイミングでお母さんが一階から声をかけてくれている。
私は急いで一回に降り、お風呂場へ行く。
私は服を脱ぎ、お風呂へ入る。
「頭洗お、」
私は独り言を言いながら頭を洗う。
…
チャプン…
私はお湯につかる。
「告白…成功すればいいなぁ…」
…30分後
「おやすみー」
「おやすみー」
私はそう言って自分の部屋へ行く。
そして自分のベッドへダイブする。
「ふーー。」
そう言って、布団の中へもぐる。
……
「チュンチュン」
すずめの鳴き声で目が覚めた。
「んー…」
私は背伸びをする。
着替えてから一階に行くと、
「おはよう」
お父さんがいた。
お父さんの名前は柿原 匠(かきはら たくみ)
「おはよー」
私は返事をすると、洗面所へ行って顔を洗う。
「パシャパシャッ」
水で顔を洗う。
「つめたっ」
我慢しながらも顔を洗い、朝ご飯を食べる。
今日は土曜日、学校は休み。
今日は何しようかなー…
「ピロリンッ♪」
スマホの画面を見る。
涙ちゃんと、爽香ちゃんとのグループLINEだ。
爽香『今日材料買いに行かない?』
「ピロリンッ♪」
涙『いいね!それ!』
今日は材料を買いに行くのか…
『賛成!』
私は返信を返す。
涙『じゃあ、10時に、裕奈の家の前の公園に集合でいい?』
爽香『了解!』
私はおkと書いてあるスタンプを送る。
時計を見る。
9:00、あと1時間だ。
いろいろ準備しないといけない。
私はすぐに朝ご飯を食べると二階に行き、準備をする。
………
準備は終わり、時計を見ると、9:30。
「あと30分か〜早すぎたかな?」
私はベッドに寝転び、枕の横にあった小説を読む。
「昨日読みかけで寝ちゃってたのか。」
読みかけのページを見つけ、続きを読む。
題名は『ガラスの恋。』
一応恋愛系のだけど、ちょっと悲しい。
私は集中し、本を読む。
………………
「ピピピピピピピッ」
目覚まし時計がなる。
「わっっ!!」
目覚まし時計を見ると10:00だ。
「あ、そういえばセットしたんだった。」
私は立ち上がり、手に持っている本を本棚にしまった。
バッグを背負い、上着を着る。
「よし、行こ」
私は玄関に行き、靴を履く。
「行ってきまーす。」
私は走って公園へ向かう。
人を待たせるのは好きじゃない。
待つのも好きじゃないけど…
公園へ行くと、爽香ちゃんがいた。
爽香ちゃんはいつもピッタリの時間で来るらしい。
「おはよー」
「おはよー」
あとは涙ちゃん、涙ちゃんはいつも一番最後に来る。
「また涙ちゃんいちばんさいごだねー」
「だねー」
私達は椅子に座り、涙ちゃんを待つ。
…10分後、
「おはよー」
涙ちゃんがこっちに来ながらいう。
「また遅刻だよー!」
私は笑いながらいう。
「ごめんごめんw」
「ごめんじゃないよーw」
私達は笑いながら話す。
「じゃあ、いこっかー」
爽香ちゃんが立ち上がって、
「うん!」
私も立ち上がり、近くのスーパーへ向かう。
…………
「いっぱい買ったね〜」
ニコニコしながら涙ちゃんが言う。
「だね〜」
私がそれに返事をする。
「まだ遊ぶ?今何時かな?」
爽香ちゃんが問いかける。
「今は4時だよ、あと1時間遊べるよ!」
涙ちゃんが自分の腕時計を見て言う。
「じゃ、まだあそぼ!」
私達は、近くに会った公園へ走り、休憩をする。
「ふぅ…」
私は椅子に座り一息つく。
「ねぇねぇ、あそぼあそぼ〜」
涙ちゃんが元気そうに話しかける
「わ、私はいいや、ちょっと疲れちゃったし…後でいくよ!」
私が言うと涙ちゃんは、
「分かった!じゃあ爽香ちゃん行こ!」
涙ちゃんは爽香ちゃんを連れてブランコへ行った。
涙ちゃんは元気だな〜そう思いながら私はうつ伏せになりながら涙ちゃんたちを見る。
わ〜、日が当たってポカポカする〜
少しウトウトする。
「…原 おい、柿原?」
目を開けてみると、山崎さんがいた。
「山崎さん!?」
私は思わず大きい声を出す。
「そ、そんなビックリしなくてもw」
山崎さんが笑いながら言う。
「び、びっくりするよ!」
どうやら、私は眠っていたみたいだ。
でも、どうしてここに山崎さんが…?
「で、でもどうしてここに?」
「俺、よくここ来てて、そしたら柿原がいて…」
あ、ここ、よく来るんだ。
あ!さ、爽香ちゃんたちは!?
私は勢いよく立ち上がり、爽香ちゃんたちを探す。
爽香ちゃんたちは砂場で遊んでいた。
「あっ、俺そろそろ帰るな!それじゃ、また学校でな」
山崎さんは自分の腕時計を見、走って帰って行った。
い、今何時!?
私は鞄についている時計を見る。
「4:30…」
約30分寝てたんだ…
私は目をこする。
「裕奈〜〜!」
涙ちゃんたちが私の名前を呼びながらこちらへ走ってくる。
「ど、どしたの!?」
私は返事をしながら立ち上がる。
山崎さんと話してたとこを見られたかと思い、びっくりしながら…
涙ちゃんは足が速いのですぐに私の元へ着いた。
でも、涙ちゃんの腕には血が付いていた。
「怪我しちゃった⦅汗
絆創膏持ってる?」
私はあわててバッグから絆創膏を取り出し、渡した。
涙ちゃんはよく怪我をするので、涙ちゃんと遊ぶときはいつも持ち歩いてる。
「大丈夫?痛くない?」
私は心配する、
「大丈夫だよ!」
ほっ、良かった。
「今度は何で涙ちゃん怪我したの?」
私は爽香ちゃんに聞く。
「鬼ごっこしてたらこけて…」
今度は鬼ごっこか〜
「涙ちゃんってよくこけるよねw
前も鬼ごっこでこけてなかったっけ?」
「そうだよねw」
爽香ちゃんも笑いながら言う。
すると涙ちゃんが…
「しょうがないでしょ!」
と、少し怒り気味に言う、
「ごめんごめんw
そんなに怒らなくても〜w」
「怒ってないもん!」
「ごめんってば〜w」
皆で笑ってると、時間はあっというまに過ぎていく。
「あ、もう5時だ!早いね〜」
私が言う。
「あ!ホントだ!帰らなきゃね、」
爽香ちゃんが言う。
「じゃ、皆で帰ろっ!」
涙ちゃんは鞄を持ち立ち上がる。
私は家に帰り、ため息をつく。
「はぁ〜……」
チョコ、上手に作れるかな…?
受け取ってくれるかな…?
そんな不安があふれ出して一筋の涙がこぼれる。
「っ……」
私は目をこするが涙はあふれ出してくる。
そんな時、
「コンコンッ」
ノックの音がした。
私はあわてて涙を拭きとる。
「入るぞ」
それは海斗(兄)だった。
「裕奈?泣いてるのか?」
ヤバイ!ばれた!
海斗が近づいてくる。
「来ないで!!」
涙を見られたくなかった私はつい言ってしまった。
海斗は悲しい表情をしている。
「あ…おにいちゃ…」
謝ろうとすると海斗は出て行ってしまった。
一人残された私。
どうして…こんな時に…
感情があふれでた私はもっと泣いてしまった。
私は落ち着こうとベッドへ横になる。
「ハァ……」
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ようやく落ち着いた。
「お兄ちゃんに謝りにいかないと…」
コンコンッ
私はお兄ちゃんの部屋のドアをノックしてから入る。
「お兄ちゃん、さっきはゴメン……」
「いや、俺こそ悪かった。」
お兄ちゃんはゴメンと頭を下げてきた。
「お兄ちゃんはあやまることないよ!」
とても気まずかったからすぐに部屋に戻った
「ハァ…今日はもうご飯食べてお風呂入って寝よう。」
「裕奈〜海斗〜ご飯よ〜」
お母さんが一階から言う。
私は一階におり、さっさとご飯を食べ、お風呂へ入る。
そして自分の部屋…
ベッドにうつ伏せになりながら独り言をいう。
「明日…うまくいくかなぁ…」
私は起き上がって本棚にあった本を取った。
「この主人公の女の子も、こんな気持ちだったのかなぁ…」