私が小説を書くので感想を!
2:カナッペ 1話:2017/05/23(火) 17:51 野上千秋。中学1年生。趣味は読書。
「地味子ちゃーん!待っててっていったじゃん」
「うわっくさーい!」
「バイキン女」
「じゃ、トイレに行こうか。」
そう。私はいじめられている。
「うっ!」
私のお腹に衝撃が走った。
「げほっ…」
「うわー吐いた」
「汚いwww」
やめて。痛い。苦しい。
「お仕置きしないと。」
クラスのリーダー的存在の原結衣が言った。
カバンからハサミを出すと、私の顔に近づけた。
「や…やめ…」
ジャキン!結衣は私の髪を切り落とした。
「うわーかわいそうww」
結衣の友達の真菜が言う。
「ねーw」
真菜ともだちの藍も言う。
「先生!いじめです!」
そういう声が聞こえた。 つづく
「先生!いじめです!」
美咲の声だ!
「やば…行くよ…」
「チッ」
今舌打ちされた…
「千秋っ!大丈夫!?」
「うん」
うん。大丈夫じゃない。クラスメイトの有栖川美咲。
唯一仲が良かった。
「ごめん」
「え?」
ビリッ!!私の服をハサミで切った。
「私、いじめられたくない…ごめん」
美咲の涙が私の服にこぼれる。
「ごめん…ごめんなさい…」
美咲は謝り続けた。何度も何度も。
「美咲…」
「ごめんなさい…」
「そんなに謝らなくていいよ。私が悪いから。」
「っ…」
美咲はその場を離れた。
悪いのは私だから。 つづく