('A`)「一週間毎晩夢にキミが現れてな……」
川 ゚ -゚)「何を言ってるんだこいつは」
【いい話 篇】
('A`)「岩盤浴ってあるだろ岩盤浴」
( ^ω^)「めっちゃ汗かくやつだおね」
('A`)「あれなんで消えたんだろうな??」
(;^ω^)「知らんけど……」
('A`)「いかにもサウナなんかがダブルミーニングで暑苦しいという女性向けに流行したような記憶があるんだが」
(;;^ω^)(サウナなんか男臭くて密室っぽくて暑苦しいと思ってたお)
('A`)「さてはお前……」
( ^ω^)「なんでもねえお 気になるんならスマホで調べりゃいいだろがダボカスが」
('A`)「……」スマホポチー
( ^ω^)「調べたかお?」
('A`)「岩盤浴だけじゃ検索結果が広すぎるな」
( ^ω^)「あっこれだおね」ミョンミョン
('A`)「ひとのスマホみょんみょんするでねえよアホンダラ」
( ^ω^)「あっ……そういう……」
('A`)「ボケェ」
( ^ω^)「週刊誌が『岩盤浴はバイキンだらけでフケツ!』みたいなこと言ったからめっちゃ減ったらしいお」
('A`)「へえ じゃあ週刊誌読んでるような女しか使ってなかったってことなんかね?」
( ^ω^)「あんま人を馬鹿にしたような言い方するんじゃねえよ……」
('A`)「それを馬鹿にしたと捉えるお前にも些か問題がある……」
(#^ω^)「この……ブルキナファソみたいな顔しやがってよぉ………まて、なんだブルキナファソって」
('A`)「でもバイキン無かったみたいじゃん岩盤」
( ^ω^)「とんだ迷惑だおね」
('A`)「岩盤浴だけで飯食っていこうという奴にも聊か問題が……」
( ^ω^)「うーん僕が行ったことあるのは温泉とセットだったお」
('A`)「まあ……食えなくなった人がいないんなら別いいか……」
川 ゚ -゚)「私は好きだな、岩盤浴」
――チュンチュン
('A`)
('A`)「どっから夢だった?」
('A`)「クーにゃんの岩盤浴の岩盤になりてぇなあ」
川 ゚ -゚)「うっせえぞバイキン」
【いい話 篇】おわり
【子供みたいなおとな 篇】
( ^ν^)「うっわ!スーパーで買ってきたおそうざいに髪の毛入ってた!うぅーっわ!!苦情の手紙書こ!!!」カキカキ
( ^ν^)「書けた!出そ!!」ポストトウカン
―――――――――――――――
お前を知ってるぜ。俺の癪に障るんだ。お前もそう思ってるんだろう、俺と同じなんだぜ。
お前は俺を見ようとしない。後悔するには遅すぎるぜ。俺のプライドを傷つけやがって、お前を許せねえ。
そのわけのわからない言葉を吐いて逃げちまうのか?いまひとつ伝わらないその言葉をよ。
何を言ってもムダだぜ、なあお前!
惨めな惨めなお子様、さようなら。
お前を知ってるぜ。お前は俺のタイプじゃないんだ。俺なら隠れちまいたいね。
それはなんというかさ、育ちゆく赤ん坊なんだ。
お前は自己中心的で、怠惰な魚だよ。
その意味のない言葉を吐いて隠れちまうのか?伝えるにはいささか拙いその言葉でよ。
何を言ってもムダだぜ、なあお前!
誰もお前を助けに来ないぜ、永遠にな!
惨めな惨めなお子様、さようなら。
―――――――――――――――
('A`)ガチャ「ただいまー」
( ^ν^)「おう帰ったか、それより聞いてくれよ、おそうざいに髪の毛が入っててな……」
('A`)「ああ、ブーンが見てたぞ。手紙出してたらしいな……クレームか?」
( ^ν^)「おう!苦情書いて出すとちょっと社会の役に立った気がするな!」
('A`)「それは知らんけど……ところでここにあった紙知らないか?俺が和訳とかしてた紙だよ」
( ^ν^)
(;^ν^)「知らんなあ、あ、掃除した時に捨てちゃったかもしんねえわ、ごめん」
('A`)「まあいいけどよ、おそうざい食わないなら俺食っちまうぞ」
(;^ν^)「ああ、食欲失せたわ………うん……」
(;^ν^)「スーパーのひとにごめんなさいしなきゃだな……クレームと一緒に和訳なんか来たら驚くよな……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( ^^ω)「ブーンくん、このクレームの付属品みたいなやつ、面白いから読んでみるといいホマよ」
( ^ω^)「先輩おつかれさまですお。付属品?」
( ^^ω)「間違えたんだと思うけど、クレームにポエム添えるなんて粋なことするホマねぇ……」
( ^ω^)「おっおっ」ヨミヨミ
(;^ω^)「お」
( ^ω^)「あいつ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
('A`)(ブーンに見せる約束になってたけど、まあいいか 面倒くさいし)
川 ゚ -゚)「sad sad kiddie, so looong♪」
――チュンチュン
('A`)ハツ!!
('A`)「これは夢だね。いくつかの視点からものごとを文字通り多角的・多面的に見て理解するというのは、夢の中でしかできないことなんだ」
川 ゚ -゚)「うるせえぞキディー」
('∀`)「それなら合法的にクーにゃんのおっぱいが吸えるかも」
【子供みたいなおとな 篇】おわり
◎◎◎◎◎
雑記
◎◎◎◎◎
「おとな」みたいな「子供」は才気あふれるエネルギーの塊のようなものであるが、一方「こども」みたいな「大人」ってのは、いっぱいいるとはいえ、よくない。
ガバガバながら和訳させていただいた例のアレも、果たしてキディがそのまま子供なのか、キディを追い詰めるおとながこどもなのか、難しいところであると思う。
この話でのおまぬけな( ^ν^)←ニュッくん はステレオタイプな「こども大人」として(もちろん憎めないように努力して)描写したつもりだが、こんな人、知り合いに一人か二人は、いるのではないか?
僕はこどもとしてクーにゃんの柔らかいからだを無邪気な好奇心の名の下に好き自由に弄びたく思う。
みなさんも読んで感想を残してくれると僕はとても嬉しい。たとえそれが痛烈な批判であっても!
そろそろ再開したいのでクーにゃんぺろぺろage
ところで中国語の姑娘(クゥニャン)ってのはこれまた不思議なもんで若い女の子のことを指し、またはそれを連想させるものの愛称でもあるそうです……。
うむ、昔クラスが同じだった中国人の女の子も不思議な魅力を持った女性でした。日中手を取りクーにゃん万歳!!
両者の架け橋とはなり得そうにないこの作品も続きます、多分……。
【ソシエティ 篇】
( ゚д゚ )「満ち足りた人生を歩んできたか」
ミ,,゚Д゚彡「そんな人生を送れるものは絵巻物の中にしかいないだろう」
( ゚д゚ )「違うな」
( ゚д゚ )「そんな絵巻物は描かれはしても読まれはしない」
ミ,,゚Д゚彡「貴族というものは自身が困難しないがゆえに他人の困難を笑うか」
( ゚д゚ )「あれは教育の一環であった」
ミ,,゚Д゚彡「違うな」
ミ,,゚Д゚彡「嘲笑だよ。描き手も賤民を嘲っていたのだ」
( ゚д゚ )「嘲笑の教育であった」
ミ,,゚Д゚彡「そういうことだ」
( ゚д゚ )「それはつまり教育の一環だ」
ミ,,゚Д゚彡「そうだな」
ミ,,゚Д゚彡「噛みついてすまなかった」
( ゚д゚ )「おまえは猫だ。気にすることはない」
( ゚д゚ )「そしてもうじき存在として死ぬことになる猫でもある」
ミ,,゚Д゚彡「猫が人生を語るのは僻事か」
( ゚д゚ )「人語を操るがすなわち人なり」
ミ,,゚Д゚彡「世に言う"猫また"か」
( ゚д゚ )「いかにも」
( ゚д゚ )「奥山にて僧を弄ぶが汝の所業か」
ミ,,゚Д゚彡「あれは俺の遠い祖先だ」
( ゚д゚ )「そうか」
( ゚д゚ )「しかし"猫また"の歴史的な存在は途絶えようとしている」
ミ,,゚Д゚彡「それで何か都合でも悪いのか」
( ゚д゚ )「おまえは狐の堕ちた有り様を知らないのか」
ミ,,゚Д゚彡「人間が高みに行き過ぎただけだ」
ミ,,゚Д゚彡「堕ちてなどいない」
( ゚д゚ )「すまなかった」
ミ,,゚Д゚彡「気にすることはない」
ミ,,゚Д゚彡「おまえは堕ちた人だから」
ミ,,゚Д゚彡「そして消えゆく人でもある」
( ゚д゚ )「なぜ作り話が人から人へ語り継がれるか」
ミ,,゚Д゚彡「それが事実だから、と言いたいわけではないだろう」
( ゚д゚ )「いかにも」
( ゚д゚ )「それが可能性だからだ」
ミ,,゚Д゚彡「存在としての可能性」
ミ,,゚Д゚彡「未来でも過去でもなくもうひとつの現在」
( ゚д゚ )「もうひとつでありながら他の全てでもある」
( ゚д゚ )「現在は絶え間なく過去になり続ける」
ミ,,゚Д゚彡「過去になってしまえばいつまでも過去のままだ」
( ゚д゚ )「猫に過去の過去は分かるか」
ミ,,゚Д゚彡「わからない」
( ゚д゚ )「それは失われるものだ」
( ゚д゚ )「おやすみ」
ミ,,゚Д゚彡「おやすみ」
('A`)「おやすみ」
川 ゚ -゚)「おやすみなさい」
――チュンチュン
('A`)「おはようクーにゃん」
川 ゚ -゚)「……おはよう」
('A`)「クーにゃんの柔らかいからだに絡みついて二度寝をしたい」
川 ゚ -゚)「可能性に許された世界を楽しめ」
('A`)「あーやわらけ」
川 ゚ -゚)「夢に見た世界は可能性のひとつなのか」
('A`)「知らんけどよ」
【ソシエティ 篇】おわり
希望の物語性について考えると、やはり語り継がれる物語というのは希望なのではないかと
当然実現しないから語り継がれて、また実現しないのが希望ではないか……
ですが語り継がれることすら絶えてしまえばお先真っ暗です 僕の人生より真っ暗
わりとどうでもいいですけど
深淵を覗くとき、深淵の奥底にやわらかいクーにゃんが待っていると考えると、いつでも飛び込んでいけそうな気がするのだ。
ニーなんとかも確かそう云ってたのだ……。
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[宣伝]おわりねこはいますよろしくおねがいします。メモ
('A`*)「デレレレレデン デレレレデン デレデレデレデレデレデン デレレレレデン デレレレデン デレデレデレデレデレデン」
('A`)「飛び込み台の上に立ち 怖いくせに飛んでみたい」
('A`)「誰一人見ていなくても 後戻りなんてごめんだ……」
再開します
【普遍敷衍不偏 篇】
(゚、゚トソン「ここは夢の街タマムシ」
(゚、゚トソン「なんでもむかし変な金持ちがタマムシの翅鞘をもいで街を飾り上げさせたらしいですよ」
(゚、゚トソン「だけど街だから人は歩くし風も吹きますよね」
(゚、゚トソン「そういうわけでタマムシを養殖して景観を維持しているんですよ」
(・∀ ・)「あったまおかしいんじゃねぃの〜〜〜〜ん??」
(゚、゚トソン「何を言いますか」
(・∀ ・)「おかしいでしょ」
(゚、゚トソン「確かに相当変わった金持ちだったと伝えられておりますが」
(・∀ ・)「それを維持するお前らがおかしいんだよ」
(゚、゚トソン「いやでもわたくし基本的にただ街の名前言うだけの存在ですし、特に維持に関わっているわけでもございませんが」
(・∀ ・)「あ、そうなの」
(゚、゚トソン「おかしいですかねぇ?」
(・∀ ・)「おかしいんじゃねぃのん?」
(゚、゚トソン「ところでヤーパンの玉虫厨子とかいうやべーやつには数千枚のタマムシの翅がつかわれているそうです」
(・∀ ・)「そらたいそうやべーな」
(゚、゚トソン「でもココじゃあそんなもん話にならないですよね」
(゚、゚トソン「タマムシノズシなんてもんは街のどこにでも置いてありますし……レプリカですけど」
(・∀ ・)「電話ボックスと同じ感覚で見られちゃいますねコレ」
(゚、゚トソン「10円入れたらタマムシ1匹もらえますけど」
(・∀ ・)「そういうのじゃないんだよなあ……」チャリーン
(・∀ ・)「ちがうんだよなあ…………」ブゥ〜ン
(・∀ ・)「こんなロクでもない街が存続していける理由が知りたいわ」
(゚、゚トソン「う〜ん、街の人々の生活は安定してますねえ」
(゚、゚トソン「なんたってタマムシの養殖くらいしか産業がないから職に迷うこともないですね」
(・∀ ・)「景観維持に一生涯捧げるのか……」
(゚、゚トソン「あ、輸出も有名ですよ タマムシだけを輸出し続けてるんですよ」
(・∀ ・)「それグラフにしたらちょっと面白いことになりそうだね」
(・∀ ・)「そんなにタマムシがいるなら食糧事情もきわめて安定してるんじゃないですか??」
(゚、゚トソン「いや?食料買うためにわざわざタマムシなんか輸出してるんじゃないんですか?」
(・∀ ・)「いみわかんねえ、なんでそんなムダなことしてるのん??」
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「あぁ……」
(・∀ ・)「タマムシって普通食うもんでしょ」
(゚、゚トソン「あ〜〜〜〜ったまおかしいんじゃないの?」
川 ゚ -゚)「着色料の緑も虫でしたよね」
――チュンチュン
('A`)ハッ!!
('A`)「ドロシィ……君と魔法でもっと遊びたかった」
川 ゚ -゚)「そろそろ病院にでも行けばいいんじゃないのん?」
('A`)「でもクーにゃんのおっぱいの価値観は普遍で不変だよね」
【普遍敷衍不偏 篇】おわり
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