小説初投稿です。
おかしいところがあると思いますが予めご了承下さい。
登場人物
*主人公
西條 頼(さいじょう より)女
斉賀高校二年生。親の仕事の都合によりこの斉賀高校に転校することになった。
アイドル級の美少女。勉強、運動は苦手。犬が好き。
好きな物:アニメ。
過去に色々あり、男性恐怖症になってしまった。
椎名 悠希(しいな ゆうき)男
斉賀高校二年。容姿は整っておりモデルとして活動している。
勉強は普通、運動が得意。因みに帰宅部。猫派。
好きなもの:筋トレ。
西島 遥(にしじま はるか)男
斉賀高校二年。無口で友達はいない。
見た目とは裏腹に喧嘩強く、喧嘩になると笑顔になる。
負けたことがない超人。髪は黒髪。
過去に色々あり、喧嘩をするようになった。
好きなもの:喧嘩 甘いものを食べること。
キーンコーンカーンコーン・・・キーンコーンカーンコーン・・・
前の学校とは違うチャイムが流れている。
今日、この斉賀高校に転校することになった西條頼。
転校するのは一度や二度とではなく、小学校のころから転校しているいわゆる転勤族なのだ。
ここで、どうせ友達を作ろうが転校するんだから意味がない。
・・・気を使うのも面倒だ。
一人で過ごして行こう。
そう思い、私の新しいクラス。2-A組に入った。2-Aの担任は朗らかで優しそうな男性教師。
担任「はい、皆静かに!」
担任がそういいパンパンと手を叩くが転校が入ってきたと知るとより煩くなった。
「転校生じゃん、まじでー!?」
「可愛いいいーー!!モデル!?モデルやってんの!?」
など、口々に騒ぎ出す。
静かにならないクラスを見て、担任は
「煩ェェェェエエエエエエ!!!!静かにしろってんだ!!!!転校生が来てるだろうが!!」
と見た目とは裏腹にまるで別人になってしまった。
頼「・・・・・・・っ・・・」
恐ろしい形相になった担任を見て、クラスメイトはようやく黙った。
担任「えー、こちらは転校生の西條頼さん。皆さん仲良くしてあげてくださいねー」
ニッコリと微笑みながら簡単に説明する担任。
頼「西條です。どうぞ、宜しく」
担任「えーー・・・じゃあ西條さんの席はあの窓側ね。あそこ」
そういい指を指す。
西條「はい」
じろじろと見られる中、誰一人と目を合わせず席に着いた。
ふと気がつくと隣の男子は学校にいるにも関わらず音楽を聞いていた。
頼(関わったらヤバそうな人だな・・・無視しよ・・・)
しかし、そう決めたもののそのイヤホンからは小刻みなリズムが漏れている。
〜ー♪♪♪
頼「・・・その曲、三人組のバンドのマグネスの曲・・・」
思わず言ってしまった。そしてバッチリ目が合う。
頼「・・・・・・ご、ごめんなさい」