あなたしか見れない───・・・。
あなたに触れられない。
それでも。
私は、ずっとあなたに恋してます───・・・。
挨拶
亜依です。
青*恋完結してませんが、掛け持ちします。
今回は、タイムスリップしちゃった主人公・真心(まこ)の恋物語です!
掛け持ちですので更新が偏るかも>.<
荒らしはおやめください。
するくらないなら勉強推進します。
コメント等は、くださると嬉しいです(*´∀`)
では!
主人公
高原真心
・ごくふつうの中学生
・武道に興味あり
・歴女
・ツッコミが得意
登場人物
高杉晋作
・あの有名な人物!
・破天荒
1,私は歴女
私は、すうっと息を吸う。
こうすると落ち着くのだ。
おじいちゃん秘伝(?)の。
「おはようございます」
私は、律儀にクラスメートたちに挨拶。
常識でしょう?
親友の、高砂萌衣が駆け寄ってくる。
子犬みたいで可愛い・・・。
「真心は硬いね〜、気楽に生きなよぉ」
うーん。
私的には難しいけど・・・。
私・・・高原真心は、ニコッと萌衣に笑いかけ、席に着いた。
『時初』に似たタイトルだね、面白そうだからみるよ🎵
6:亜依@恋歌◆Wg:2018/04/20(金) 17:32 アーヤありがとっ(*´∀`*)ノ
今回も時初に似た、物語だから見てみて(*´∀`)
私は、愛読書・・・高杉晋作の伝記を取り出す。
愛読書過ぎて、癖がついてる。
「やっぱりカッコいいな〜、晋作・・・」
幕府をぶっ壊すという考え方自体、新しすぎる。
普通を壊している。
そこがまた、魅力・・・。
「真心〜。やっぱり歴女だねぇ」
萌衣が、呆れたように笑む。
彼氏いない歴=歴女歴な私だ。
恋バナより歴史関係の方が好き。
「真心、モテそうなのに・・・」
萌衣が溜め息混じりに言う。
私は、ふんっとそっぽを向いてから、
「男子なんかより晋作の方がカッコいいわ。くだらない奴らにモテたって仕方なくない?」
と言えば。
萌衣は、また深い溜め息を吐いた。
言うなあ真心……
9:亜依@恋歌◆Wg:2018/04/20(金) 21:18 >>8
ありがとっ!
真心は毒舌だから^^;
2,新撰組は嫌い
萌衣が、きらきらと瞳を輝かせる。
どうしたんだろう・・・。
「真心は、高杉晋作好きじゃん?新撰組は好きなの?」
萌衣・・・。
純粋な疑問だと思うけど、それは私にとったら禁忌(タブー)だよ・・・。
「もちろん・・・大嫌いだよ」
答えると、萌衣は驚いたように私を見つめる。
萌衣は新撰組が好きだったっけ。
「あいつらは、幕府の狗よ?そんなの好きになれない」
萌衣は、私の答えに、むうっと口を尖らせる。
「信念を貫いていると思うけど!」
そうかな。
私にとっちゃ、単なる負け犬という認識だけど。
私は、それは言わずに伝記を広げた。
負け犬じゃあないって、言ったら可哀想だよ…
本当に毒舌だけど、好きって想いが分かるよ
>>11
ありがと♡
真心の晋作ラブは強いからね(*^^*)
3,タイムスリップ・・・?
「正の方向は・・・」
暇な数学だ。
私は、教科書をぼんやりと見る。
たいていはわかってるのに。
繰り返すなよって感じ。
「はぁ・・・」
私は、黒板をちらりと見やり、嘆息。
塾では進んでるのに・・・。
伝記、読もうかな・・・。
成績に響くけど・・・。
どうしよう。
「でもなぁ〜」
ちょっとだけなら。
私はそう思い、そうっと伝記を取り出した。
ページを開けると。
ピカッ!!
眩しい光が、教室中に広がる。
「真心・・・!?」
駆け寄ってきた萌衣と共に、私は光に包まれた・・・。
萌衣と一緒にタイムスリップをしたの!!?
気になり過ぎて、続きが気になる。
新しい小説を掛け持ちで書いてます!
16:亜依@恋歌◆Wg:2018/04/24(火) 21:14 >>14
ありがとう♪
どうなるかな・・・?
4,人助け
目を開けて、息を吸う。
おかしすぎる。
一瞬、パッと目に入った景色。
まず服装。
和服だった。
まぁ、そういう趣味かと思うよね。
第二に、髪型。
ちょんまげ・・・だと!?
腰に差された刀を見て、ある言葉が思いついた。
「タイムスリップ・・・?」
隣にいたらしい、萌衣が反応。
「嘘でしょ!?」
嘘ではないと思う。
落ち着け、高原真心。
夢ではないよな・・・。
私が考え込んでいると、
「嫌ですっ・・・」
「娘、ついて来い!!」
女の子の悲鳴が耳に飛び込んできた。
私は、悲鳴の音源・・・近くの茶屋を見つけた。
女の子がニヤニヤ笑ってる侍に手を握られ、困ってる。
「萌衣・・・待ってて!」
「ちょっと・・・真心!?」
驚く萌衣を放り、私はそこへ向かった。
格好いいことをするの、侍相手に!?
19:亜依@恋歌◆Wg:2018/04/26(木) 21:20 >>18
ありがとう♡
真心は強気だからね(*´∀`)
女の子を助けたい。
「ええ天気じゃ・・・おっ!?」
突如、私はのほほんと歩いていた侍とぶつかった。
「すいませ・・・」
よくよくみると、もじゃもじゃ頭の男だった。
そいつの差した刀を見て、私はピンッと閃いた。
「貸してください!」
私は、相手の反応を確かめず刀を奪い取る。
男はしばらく呆気にとられていた。
私は、その間に女の子と侍の間に割り込む。
「なんだ小娘」
私は、刀の鞘を取り、切っ先を侍の胸元に突きつける。
少し力を入れれば斬れてしまう。
「こ、小娘・・・っ」
私の勢いにのまれたか、侍は女の子の手を放り、逃げ出した。
これも人助けかなぁ。
刀をしまいながら、のほほんとそんなことを考えた。
う〜ん,男勝りなのか?
という感じだね!
>>21
ありがとう(*´∀`*)ノ
真心は男勝りだなぁ(*´∀`)
5,憧れの人
私は、物騒な刀を握り、これを奪い取った男を捜す。
見あたらないな・・・。
「もっ、真心!あれは、危ないよ!ちゃんと私に言ってよ!!」
私を心配してたのか、青い顔の萌衣が駆け寄ってきた。
私は、
「ありがと、萌衣」
と言って、萌衣の頭を撫でる。
途端に萌衣の機嫌は直った。
しかしなぁ・・・刀を私が持っててもなぁ・・・。
「お嬢さん、そいつぁ坂本の刀かい?」
誰だ?
私は、声のする方を見る。
いやいや男勝りで,友達が心配して不機嫌になっていたけど頭を撫でるから女子にもモテたりしているのかと思ったけど……どうでしょう?
25:亜依@恋歌◆Wg:2018/04/30(月) 18:26 >>24
ありがとう♡
真心は女子モテ、するよ(*´∀`)
何というか・・・・破天荒そうな雰囲気の人だな。
これが第一印象。
馬みたいな長い顔・・・長い顔!?
も、もしかして・・・!!
「お嬢さん、名乗ってくれるか?」
「は、はいぃ・・・」
マジ!?
嘘ではないよね・・・。
あの憧れの高杉晋作・・・。
「私は、真心です。こっちは親友の萌衣」
自己紹介すると、晋作はニヤリと笑った。
驚くほど愛嬌がある顔だ。
「俺ぁ、高杉晋作。真心たちはどこから来たんだ?」
真心呼び・・・。
ヤバい、キュンキュンする・・・。
憧れの人から呼ばれるとは思わなかったもん・・・。
おおー,急に恋する乙女になって可愛い❤
28:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/03(木) 21:23 >>27
ありがとう♪
真心は恋する乙女だからね(*´ω`*)
6,潜入する・・・?
憧れの晋作から連れられてやってきたのは、どこかの藩邸。
デカいなぁ・・・。
「って言うか、真心と萌衣の着物がおかしい!」
あっ、それ今気付いたのか。
「今かよ!」
隣の萌衣からツッコミが入る。
・・・それはともかく、私たちは邸へと入った。
とある部屋?まで来て。
「今からは真面目な話だ。・・・お前らは、幕府の狗か?」
晋作の顔がマジになる。
私は、萌衣と顔を見合わせる。
「違いますよ!」
私が答えると、晋作はにっこり笑った。
そして私たちを部屋へと招き入れる。
「信じた!」
そんな簡単に?
萌衣が無言で呆れた視線を投げかけた。
何気にチョロいというよりも、単純だね……
31:アーヤ◆Z2:2018/05/04(金) 07:27あと、私の小説もたまには見て下さい!
32:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/04(金) 13:24 >>30
ありがとう!
表向き・・・だよ(*´∀`)
>>31
コメントしてないけど読んでるよ!
部屋に入り、私と萌衣は晋作と向き合った。
落ち着かないな・・・。
晋作が口火を切った。
「実は、折り入って頼みたいことがある」
何だろう。
私たちは首を傾げる。
「真心の度胸を友人(ヤツ)に話したんだ。それでな・・・」
ヤツとは誰なんだろう。
そして頼み事って・・・??
「新選組に潜入して情報を流してほしい」
せ、潜入する!?
寄りによって新選組・・・。
萌衣の目が輝く。
「やるっ!」
やっぱり。
私は、嘆息してうなずいた。
「でな、二人には女中として行ってもらいたい」
はぁ・・・。
潜入なんてできるのだろうか。
不安だけど、憧れの人のため。
やるっきゃない!
じゃあ、沖田さんや土方さん達が出てくるのかな?
あとコメに書いてなかったから、少し寂しいって思っていたけど読んでくれて有難う
>>34
ありがとう♪
敵として出てくるかな(*´ω`*)
スレが落ち着いたらコメントするね。
ごめんね、こんな日和見で・・・。
荒らしに負けないで書いてね!
応援してるp(^-^)q!!
ありがとー😭✨
励みになるよ。
負けない様に頑張るね
>>36
がんばってね!
私も荒らされたからわかる!
7,私は美少女??
「うわぁ・・・!真心、めっちゃ美少女!!可愛い!写メしていいよね!」
えっ・・・。
私は、今、邸で武家の娘風に着付けと髪を結ってもらっていた。
これで新選組に潜入かぁ・・・。
「萌衣、行こうよ」
萌衣はまだ私をスマホで撮りながら、邸を出る。
晋作が目を見開く。
「真心、綺麗だな」
途端に、私の頬はカァッと熱を帯びる。
照れるよ・・・。
ともかく、私と萌衣は新選組の屯所へと行く。
恋してるね。
萌衣は天然ピュアなのかな、凄い素直だよ!
>>39
ありがとう♡
萌衣は天然キャラかな(*^▽^*)
8,紅鶴
「女中として働きたいのです・・・!」
私と萌衣は、心にもないことを言う。
内心、ここより行きたいところがあるのに・・・。
局長が、チラッと私を見やる。
なんだ・・・?
「名前は?」
冷静沈着な土方が訊く。
「本名の方が、いいのぉ?」
萌衣が無邪気に問うけど。
徐に局長が口を開く。
「幹部の前では本名にしよう、名は?」
萌衣が、にこにこっと笑む。
「高砂萌衣で〜す!こっちは、高原真心!」
私は、軽く首をすくめた。
仮名にするのに内心、ホッとしていた。
無闇に個人情報をバラしたくない。
ツンデレ土方さんきたー
真心の行きたいところって、どこ?
今日は小説3作品も更新したよ!
二次小説にも、時々で良いからコメ下さい😅
>>42
ありがとう♪
真心は長州に行きたいんだよ(*´∀`)
二次ね!
わかったよ〜(`_´)ゞ了解!
「仮名だけど、俺と局長で考えていいか?」
んん・・・。
私たちが考えたら、なんか変な名前になりそうだしな〜。
萌衣が口を開く前に、私はさっと、
「どうぞ、お願いします」
と言った。
局長がにっこり笑った。
顔がゴツいのに可愛い笑顔。
不覚にもドキッとした。
「真心は、決めたぞ!」
へっ?
短時間で??
不可解そうな私に気付いてか、局長は快活に笑う。
「名前は“紅鶴”」
紅・・・鶴。
凛々しい名前・・・。
でも、遊女みたいだ。
萌衣が、口をとがらす。
「良いなぁ、真心だけ」
私は、萌衣の頭を撫でる。
とりあえず落ち着こうか。
萌衣の機嫌は途端に良くなった。
凛々しいね
46:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/17(木) 19:52 >>45
ありがとう(≧▽≦)
真心は凛々しいよね(*´∀`)
9,萌衣の仮名は
「真心ってスタイル良いし、美少女だよね〜」
機嫌がよい萌衣が私の胸元にスリスリ寄ってくる。
可愛いな、萌衣。
「真心の好きな人って・・・?」
おいおい、ここで訊くかな。
ここ、新撰組の本拠地だぞ?
私たち、とらえられるじゃん。
そんな私たちの会話を知ってか否か、土方が口を開く。
「萌衣の名前だが・・・」
途端に萌衣は黙る。
私も、耳を澄ます。
「菖蒲(あやめ)」
菖蒲・・・。
綺麗な名前・・・。
「可愛い名前ね」
私が言うと、萌衣は幸せそうに微笑んだ。
絶対に意味がある仮名だって思うなあ……
それにしても、夏音の時は敬語と呼び捨てでなかったのに……
真心はタメ口と呼び捨てになっているね、やっぱり嫌いだからなのか?
>>48
ありがとう♪
意味はあるよ( ´∀`)
真心的に嫌いなんだよね(▼∀▼)
たぶん。
10,逢い引き
新撰組に潜入して約二日。
滞りない日常。
そんなときに。
「紅鶴はんは・・・」
何だろう?
私は玄関へと向かう。
少年が手に文を持って佇んでいた。
「これ、」
と言ってから、私の耳元で、
「高杉はんから」
晋作から・・・。
途端に高鳴る鼓動。
「おおきに」
少年に礼を言い、私は文を胸に抱え、局長の部屋(私は彼と同室になったのだ)に駆け込んだ。