少し狂った二人の出会いと想いの末路

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1:緑谷 出久:2018/05/08(火) 21:45

あの日

返り血を浴びながら一心不乱に“ソレ”を刺し続ける彼女を見て

俺は思った。


__彼女は、“イイ”、と。


‐*‐*‐
はじめまして、抹茶バニラです。
初、小説スレ作成!
ですので、なんか違うってところもあるでしょうが、生暖かい目でご覧ください(´・ω・`)


・注意
多少の流血表現あり
荒らし、暴言禁止

>>2
世界観、設定等

>>3
人物紹介

2:抹茶バニラ◆ffo:2018/05/08(火) 21:57

あ、名前が緑谷出久のままでした(笑)

・世界観
その昔、人間は五人に一人ほどの割合で、なんらかの特殊能力を持って生まれるようになった。
特殊能力を持った者、通称“能力持ち”は、その力を世界や仕事に活かす者もいれば、犯罪に使う者もいる。
能力持ちの方が、社会で有利。

・設定等
特殊能力は人によって様々。
公共の場での能力使用は禁止

(追加あるかもしれません)

3:抹茶バニラ◆ffo:2018/05/08(火) 22:13

キャラ考えるの楽しーーーーー\(^o^)/

・人物紹介
 藍井 死優 アオイ シユウ
 女 推定18〜20
 能力は持っていない

 朱也 執血 アカヤ シュウチ
 男 推定21〜24
 能力持ち

他のキャラや設定増えるかも((

4:抹茶バニラ◆ffo:2018/05/08(火) 22:16

>>2
誤字った
×活かす者もいれば、犯罪に使う者もいる。
〇活かす者も、犯罪に使う者もいる。

5:アーヤ◆Z2:2018/05/08(火) 22:19

不思議な世界観なのかな

6:ひなた ヒナ丸:2018/05/09(水) 13:02

面白そうずらね!

7:抹茶バニラ◆ffo:2018/05/09(水) 14:50

はじまるお((


「うわあああっ!!」

「いやぁあああ!!」

複数の男女の悲鳴が聞こえる。
悲鳴の聞こえた方向に走ると、人々が宙に浮かんでいた。

宙に浮かんだ人々の中心には、一人の男が立っていた。

「…アイツが犯人か」

ハァ、と一つため息をつき、刀を抜く。

ブンッと一振りすれば、人々は地に落ちてくる。

犯人の男は小さく舌打ちをし、路地裏に逃げ込んだ。

「逃がすか」

刀を持ち、俺も後を追った。

8:アーヤ◆Z2 :2018/05/09(水) 15:54

何者なの?
普通の人に見えない😲

9:抹茶バニラ◆ffo:2018/05/10(木) 11:29

見てくれてる人いた!ありがとうございます((スライディング土下座


路地裏に入ろうとした瞬間

ヒュッ

と、俺の頬を何かがかすった。

「っ!?」

かすった頬からは赤い血が滲み出る。

さらに次々と石やら瓦礫が向かってくる。
それを避けつつ路地裏に入るが、やはり全て避けきれるわけもなく、腕や脚に傷が出来ていく。

男は愉快そうに高笑いする。

「どうだ、触れたものを自由に操る俺の能力!強いだろう!?怖いだろう!?」

男は続ける。

「さらに、俺は大会社の社長の跡取り!俺はこの能力で、世界を支配する──!!」

そう言いながら、じりじりと近付いてくる男。

(こうなったら…仕方ない)

刀に手をかける。抜こうとした、そのとき。


「この世界を支配?出来るわけないだろう。寝言は寝て言え」


青い仮面を付けた女が、男を蹴り飛ばした。

10:抹茶バニラ◆ffo:2018/05/12(土) 19:50

実は執血には元ネタとなったキャラがいます((ボソッ


仮面の女は、そのまま男に馬乗りになる。
そしておもむろにナイフを取り出し──


ぐサッ


男に、刺した。

俺の存在に気付いていないようで、仮面女は男を刺し続ける。
何度も、何度も、何度も。


男は、やがて動かなくなった。

それでも、仮面女は刺し続ける。
狂ったように、繰り返し。

俺は震えた。
恐怖などではない。



──興奮と、期待に。


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