こんにちは、初めまして。
今回、小説を書いてみます。
実話に少しだけ、脚色した小説を書いていきます。
下手でも、「下手」コメは止めて下さい。
荒らし禁止。
☆登場人物紹介☆
天野 麗愛(あまの れいあ)
主人公。かなりの読書家。思った事をハッキリと言えないタイプ。ポジティブに頑張っているが実はネガティブ。
学校ではほぼ、男言葉は使わないが仲の良い友達には
男言葉をつかう。
永井 桜子(ながい さくらこ)
優しく大人しいタイプ。麗愛に”さくらん”と
呼ばれている。麗愛と家がかなり近い。
男言葉は使わないが、仲の良い友達には
突っ込みを入れたりする。後に引っ越しをする。
麗愛とは小四からの付き合い。
沢 彩芽 (さわ あやみ)
元気いっぱいで、物事をハッキリと言えるタイプ。
誰とでも仲良くなれるのが特徴。男言葉ではないが
口が悪い。麗愛・桜子に”アヤちゃん”と呼ばれている。
裏表がない。麗愛とは小四からの付き合い。
毛利 美亜 (もうり みあ)
明るくて、誰とでも仲良くなれるのが特徴。
ハーフ。桜子と仲が良く、麗愛と桜子が仲良くなる前から
美亜と桜子は仲が良かった。麗愛とは小三からの付き合い。
☆登場人物紹介2☆
鮫島 優理子(さめじま ゆりこ)
小四〜小六時の麗愛達の担任。
優しく生徒に親身になって寄り添う、教師の鏡のような
先生。だが、厳しくする時は厳しく、怒る時は怒る。
ちゃんとしてる先生。31歳。美人。
天野 咲子(あまの さきこ)
麗愛の母親。後に重要人物に…
眼が二重で若い頃はモテたらしい…(嘘か真かは微妙)
☆登場人物紹介3☆
相澤 レオン(あいざわ れおん)
一言で言うなら悪餓鬼。
極端な馬鹿だが、野球は得意。
何度も麗愛達を泣かせた。
長い登場人物紹介が終わりました!
これから本文に移ります!
第一章
〜小学四年生〜
―今日から私も、小学四年生だ。
今年こそ、美亜以外にも友達を作らなきゃ!
―そう意気込んで、学校に着くと美亜が居た。
「美亜、おはよ」
私は美亜に挨拶する。美亜は私に気づき
「れー!おはよ〜★」
相変わらずテンション高ぇ…そこが良いところだけど。
「ねぇ、れー聞いた?今日、転校生が来るらしいよ?」
―転校生。こんな時期に?
「へぇーそうなんだ、知らんかったわ」
私は正直に答える。
「仲良くなれるかなー‼」
流石は美亜。もう、そこまで考えてるのか。
私達は下駄箱に靴を入れ、上履きに履き替えた。
席に着き、ランドセルの中の荷物をお道具箱に入れる。
私がランドセルをロッカーに入れて、10秒くらい
経つと、優理子先生が教室に入って来た。
―何やら先生の後ろにモジモジした知らない女の子が居た。
あの子が転校生?
「えー皆さん。いきなりだけど、今日は新しいお友達がこのクラスに入る事になったわ。名前は…―」
―永井桜子。それが転校生の名前だった。
「永井さん、入って良いわよ」
モジモジしたままの永井さんが入ってきた。
大人しそう…それが彼女への第一印象だった。
ああいう子なら、私も…仲良くなれるかな?
「は、初めまして、永井桜子です…よろしくお願いします…」
パチパチパチ…
拍手が送られると、永井さんは顔を真赤にしてしまった。
「永井さんの席は、…相澤の隣が空いてるわね。永井さん、あの席よ」
ありゃりゃ、早速相澤の隣とは…
永井さん、可哀相に…
それから、そのまま一時間目が始まりその休み時間。
私の席は彩芽ちゃん。今までクラスが離れてて
話した事はないけど、せっかく隣だし仲良くなれると良いな。
(ん?あれ、私が愛読書の、私が読書家になるきっかけになった…)
「―不思議の国のアリス…」
「え?」
ヤベ、今の声に出てた?
「この本、知ってるの?」
やっぱり、声に出てたのね。―でも、仲良くなるきっかけになるかも。
「知ってるどころか、大好きだよ?!」
「そーなんだ〜」
何か彩芽ちゃん、緩い感じだな…
「アリス、面白いよね!特にその文庫版の奴は、挿し絵が凄く可愛いし」
彩芽ちゃん、ポカーンとしてる…
私、また本の事だからって夢中になって…
「ウチも同じ事考えてた〜挿し絵可愛いよね。むしろ、挿し絵目的で買った本だし」
―挿し絵目的ね。よくあるよなぁ、挿し絵目的。
「この本の挿し絵、有名なイラストレーターが描いてるらしいよ?」
私は親に携帯を借りて、検索した事を彩芽ちゃんに伝える。
「そうなんだ、物知りだね、麗愛ちゃん」
―おお…名前で呼んでくれた!
「あ、彩芽ちゃん!もし良かったら、私と仲良くしてくれる?」
言っちゃった。つい、勢いに任せて。
顔が赤くなるのが分かる。つい、眼を瞑ってしまう。
「いいよ、よろしく〜麗愛ちゃん」
良かった、新しい友達が出来た。
―しかもこんな早く。
「あ、あのさ…彩芽ちゃんの事”アヤちゃん”って呼んで良い?」
―仲良い友達には、アダ名で呼びたかった。
それが、私の夢。彩芽ちゃんの場合は長いってのもあるけど。
「良いよ、真里にも呼ばれてるし」
聞けば、アヤちゃん…もとい彩芽ちゃんには真里という友達が居るらしい。
「そうなんだ、じゃあ改めてよろしく!アヤちゃん♪」
それから、永井さんはどうなっただろう…
確かあの悪餓鬼と隣だったよな、そう思って
永井さんの席の辺りを見渡す。
―え、美亜?!もう美亜、永井さんと仲良くなっちゃったの?
流石は美亜。コミュ力の化けものだぜ。
程なくして、チャイムが鳴り、美亜は自分の席に戻る。
その際、永井さんに手を振っていた。
やっぱり、私の仮説は正しかったようだ。
**
時は過ぎ、下校の時間が訪れる。
途中までは美亜と一緒だ。
「―ねぇ、美亜…もう永井さんと仲良くなっちゃったの?」
やっぱりここは、本人に聞くべきだろう…
そう思って聞いてみた。
「うん!」
まさかの即答だよ、コイツめ。
流石としか、言いようがない。
美亜によると永井さんはウチの家の近くに住んでいるようだ。
―やっぱり仲良くなりたいな。
読んでるよ!!
レイアさん頑張れー!(*☻-☻*)
>>12
すぴか、ありがとう‼
すると、アヤちゃんがこちらに向かって
手を振っている。
「やっほー!途中まで一緒に帰ろ!」
アヤちゃんもやるなぁ…今日仲良くなったばっかの人に
一緒に帰ろうとか。…凄く嬉しいけど。
「いーよ!嬉しいも美亜も一緒だけど、良いっすか?」
「良いっすよ。てか、何で敬語ー?」
「…なんとなく?」
そんな他愛ない会話をしながら、一緒に歩く。
このストーリーめっちゃ好き!!
がんばれー!
文才なんであるの…。私も小説書くけどここまで書けん…
o(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ !
>>15
ありがと!
メチャメチャ嬉しい、頑張るわ!
>>16
文才あるかなー?
でもメチャメチャ嬉しい(*´∀`)♪
o(`^´*)
―アヤちゃんは学校の眼の前に住んでいた。
「んじゃウチ、ここだから〜」
アヤちゃんは私達二人に手を振って家の中へ入っていく。
「「バイバーイ、また明日!」」
それから、美亜とも別れ、一人で帰る。
(はぁ、何で私の家遠いの…?)
足取り重く、歩いていく。
―ん?あれは、永井さん?
永井さんとお母さんらしき人が歩いているのが見える。
やっぱり永井さんも、家こっちの方なんだ。
**
―それから月日は流れ、実力テストの日。アヤちゃんとは
凄く仲良くなって、お家にお邪魔したりもしたけど。
永井さんとは仲良くなれないままで。
「はーい皆さん、出席番号順に机を並べて。今からテストを始めるわよー!」
ガタガタッと机を動かしていく。
誕生日順なので、最後だ。
あ、永井さんも後ろなんだ…
永井さんは、私の後ろだった。
「―筆箱、可愛いね」
永井さんが話しかけてくれた。
少しビックリしたけど、会話を成立させなきゃ。
「ありがとう…永井さんのも、可愛いね」
よし、会話成立!
でもビックリした。―まさか話しかけてくれるなんて。
それから、ドキドキしたまま実力テストが始まる。
まだ頭の中がグルグルしていたけれど、
何とかテストはやり切った。
「―止め!」
優理子先生が合図し、テストが終わる。
後ろの永井さんがテストの答案を回収する。
今日はもう、そのまま学校も終わりだった。
―そして、次の日。
美亜が私に挨拶する。
「おっはよー☆☆」
相変わらずテンション高くて可愛い。
( ☆∀☆)←こんな絵文字は、美亜にピッタリなんじゃないかなって思う。
そんな考え事は、
美亜の「ねぇ、聞いてるー?」という声で一騎に打ち消される。
「え、あ、何…?」
慌てて返事する。
「だーかーらー今日、席替えするんだって!私の話、ちゃんと聞いてよ!」
―席替え、か。どんな人と隣になるんだろ?
あの悪餓鬼の隣だけは避けたい。
そんな事を思いながら、教室に向かう。
程なくして、優理子先生が教室に入り
「えー今から、席替えを行いたいと思います!」
先生がそう宣言する。
エーヤダァー、ヤッター等、反応は様々だ。
くじ引きが開始され、私の番が来た。
引いたくじを開くと、私は一番前の窓際だった。
(隣、誰だ?)
キョロキョロと、辺りを見渡す。
すると、机をガタガタッと動かし、私の隣に
運んで来た人があった。
―永井さんだった。
(マジ、かよ…)
あんな事が起きた後で、ちょっとドキドキしている。
「―宜しく、ね?」
ニコッと微笑みを浮かべ、話しかけてくれた。
「え?うん、こちらこそ宜しくね!」
返事を何とか、戸惑う事なく返せたと思う。
―せっかく隣になれたし、あの日何で私に話しかけてくれたか、聞いてみようかな。