「はい、この薬を飲みなさい」

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1:威風◆Ok:2019/02/02(土) 19:51

「はい、この薬を飲みなさい」
未来からの使者という男に飲まされた薬。
少し、僕の未来を変えるものかもしれない。
さあ、未来へ!

2:威風◆Ok:2019/02/02(土) 20:03

第一章 「謎の薬」

 自宅につき 部屋の棚を開けたら背の高い人が出てきた。
「わぁぁ! 誰!」
「ワタクシは未来からの使者でございます。瀬野 孝夫と申します」
「はあ、なんですか??」
未来からとかどうなってるの!? こいつ不審者だよ!
「山下 翔太様ですね?」
「そうですが、あなたなんですか?」
「あなたの曾孫さんから、「ひいおじいちゃんにこれ渡しといて」と頼まれやって来ました」
曾孫? 100年後くらい? 未来からのお土産なら嬉しいけど。
しかし、封筒にはよくわからない粉が3袋はいっていた。

「はあ、これ何? 俺の曾孫に会わせてくれないのか!?」
「ワタクシは構いませんが、曾孫さんに伝えますね」
瀬野は電話のようなものを使って俺の曾孫に電話しているようだ。
一体、瀬野と曾孫は何者?

3:威風◆Ok:2019/02/08(金) 22:56

 もう何なの? と思うと瀬野が話しかけてきた。
「では、未来のこのまちへ連れていきましょう、さあ、ワタクシの腕をつかんで!」
言われるがままに瀬野の腕をつかんだ。すると、棚に吸い込まれた。

 なんかぐるぐるしていて、よくわからない空間。
しばらくするとまた瀬野が話しかけてきた。
「もうすぐで着きますよ」 

 確かに一世紀後についたみたいだ。ロボットが歩いて、東京タワーより高そうなビルが何塔も建っている。
でも、ひ孫はどこだ? それにこのよくわからない薬なんか瀬野に渡したんだ?


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