小説書きます
自己満です。
💐プロローグ💐
皆様は「隠キャ」「陽キャ」という言葉をご存知ですよね?
今回はそんなクラスの隠キャと陽キャの2人の女の子が入れ替わってしまう、そんな物語です。
「華奈、おはよ」
「おはよう里奈」
「宿題やってきた?」
「うん、里奈は?」
「やった」
見ても分かる通り、私達は隠キャ。
本当は私だって陽キャになりたい。
だってそうすれば、全てが変わるもの。
陽キャになれば、陽キャになれば‥
とその時教室の扉がガラッと開き今までのクラスの雰囲気が明るくなる。
「おっはよー!」
「おはよおー!麻里奈!今日も可愛い〜!」
「あ!麻里奈あー!おはよ!見て見て!これ書いてきたの可愛くない!?」
「麻里奈〜!今日遊び行こうよ〜!」
「莉子ありがとう!玲奈の書いてきたの可愛すぎ!んな今日原宿いくう?」
「行くう!楽しみ!」
「それなあ!」
あんな風に友達に囲まれて楽しそうに笑ってられる。
それが陽キャ。
私もああなりたい。
本当にー‥‥
次の日‥‥
「麻里奈起きなさーい」
んんんん。
眠いし、ママは何言ってんだか。
そう思いながら布団を深くかぶる。
すると
「麻里奈!いつまで寝てんの!早く起きる!」
ばさっと毛布がとられた。
そして取った人を私は見つめる。
誰この人。
「早く準備しなさい!」
そうしてその人はドアをがちゃんと閉めると下へ降りていった。
ん‥?
明らかにいつもと違う。
そう思い私はベッドから出て全身鏡の前は立つ。
鏡に映った姿に私は目を見開いた。
鏡に映った姿は茶髪でピアスが開いててすっごいタレ目で二重で小顔で少し色が茶色くて‥‥
これって、完全に佐藤麻里奈ちゃんじゃん!
あ?夢?
そう思い私は頬をつねるが痛い。
え‥
その時ぷるっとLINEが鳴った。
そしてLINEを開くと柚莉愛と言う子。
柚莉愛、柚莉愛ってあの麻里奈ちゃんといつも一緒にいる子じゃん。
LINE
(柚莉愛)
「麻里奈あ、今日学校一緒に行きたいから迎え行くねええ😉」7:00
「わかった」7:01既読
と、とりあえず早く準備しなきゃ。
そしてささっと準備を終わらせたところでインターホンが鳴った。