こんばんは!れいあです!
何回もスレ立ててますがどうか温かい目でお見守りください!😁
ちなみにモデルさんのお話です。
✳プロローグ✳
モデルー‥‥
それは、実力がある人しか仕事をもらえない、そういう世界。
今回はそんな厳しい現実と立ち向かう1人のモデルさんのお話です。
はじめまして!
私は佐藤楓奈(さとうかな)、15歳。
わたしは今中学生高校生に超人気の雑誌girls teenの人気ナンバーワン専属モデル!
だから仕事は大変だし学校もあるし大変だけど仕事は仕事で好きな仲間とできるし学校も応援してくれる人がいるしSNSも何万人ものファンがいて応援してくれるから頑張れるんだああ。
そして今日は撮影。
スタジオはわたしは入る。
ガチャッ
「おっはよー!」
「あ!楓奈おはよー!やっぱ今日も可愛いい!」
「優梨奈それなあ!服とかめっちゃおしゃれだよね憧れるう!」
「さっすが人気ナンバーワン!」
「もうみんなやめてよ〜笑」
「え、なんで?本当のことじゃん!」
「そうだよー」
この子たちのこういうところ苦手だなあ。
わたしはそう思った。
あ、ちなみにこの子たちは同期の専属モデル。
わたしの次に人気な子たち。
遠藤優梨奈(えんどうゆりな)
松本早苗(まつもとさなえ)
加藤莉子(かとうりこ)
だ。
その時スタッフさんや編集長さん達がAスタジオに入ってきた。
「はいみんな並んで」
そう編集長やスタッフさんが言うとさっとモデル達はいつもの並び順に着く。
「では今回の読者アンケートの人気順位を発表します。一位は佐藤楓奈、二位は遠藤優梨奈、3位は松本早苗、4位は加藤莉子ですおめでとう、入らなかった子達も頑張ろうね」
「「「はい」」」
「そして今月の表紙は楓奈と優梨奈と早苗と莉子だから頑張ってね」
「はい、ありがとうございます!」
「じゃあみんな十分間フリータイムにした後楓奈、優梨奈、早苗、莉子はBスタジオ、他のモデル達はAスタジオに来てね」
「「「はい」」」
スタッフさん達が去っていくとモデル達はみんなざわざわと喋り出した。
「ねえええ楓奈あ、今日撮影終わり原宿いかなあい?」
「あー私も行きたーい!」
「私も私もー!」
「いいね優梨奈!楓奈行こうよ!」
「ああ、うんいいよ」
そんな話をしていた時ある1人のモデルが近づいてきてこう言った。
「何調子乗ってんの」
そう言ったのは小林来夢(こばやしらいむ)だった。
この子は毎回人気順位のモデルにはならず撮影もあんまり呼ばれない、いわゆる不人気モデルだ。
「はっ?何急に」
莉子が睨みつける。
「毎回人気順位に入ってるからって調子乗んないでよ」
「いや調子乗ってねえな?不人気モデルだからって嫉妬的な?笑」
「嫉妬じy‥‥」
来夢が言いかけた時
「大体自分の実力不足じゃん?あんたがそんなんだからファンだってつかないしポーズとか笑顔だっていつもいまいちなんじゃないの?」
「それなあ、ねえ来夢、教えてあげる。モデル世界って言うのは実力がある人しか認められない世界なんだよ、だから実力が無いあんたにはモデル世界は向いてない、だからやめたら?モデル」
「なっ‥‥っ、もういい」
そう言って来夢は去って行った。
確かに莉子達の行ったことは間違いじゃ無い。
だって、モデルって言うのは練習して練習して実力がついてきてファンも付いてきて人気が上がるんだもん。
来夢にはその努力が無い、だから不人気モデルで当然よ。
私はそう思った。
そして撮影時間になった。
言われた通り表紙モデルの私たちは固まってBスタジオへ向かう。
その時来夢が見てた。
「あいつら、絶対潰す」
「表紙楽しみだねえ!」
「それなあ!てゆかこのメンツで表紙とか最高じゃ無い?」
「んなあ!もう楽しみでしか無い!ね!楓奈!」
「んねえ」
そんな話をしているとあっという間にBスタジオに着いた。
Bスタジオに入ると
「あっきたわね、じゃあ早速ヘアメイクしてもらってね各担当の人に」
1人のスタッフがそういうと私たちは各自分のヘアメイクをしてもらうスタイリスト?のところへ行く。
まあやってもらう部屋はみんな同じなんだけどね
そんな事を思いながらメイクや髪をセットする部屋へ行き、私たちは横に並べられた椅子に座る。
「じゃあメイク開始します」
そう言って私の担当の人が私の前へ来てメイクを始める
「‥ファンデ塗って‥‥‥カラコン入れて‥アイシャドウして‥‥アイライン書いて‥マスカラやって‥‥っとはい!メイク完成!どうう?」
「めちゃ可愛いです!ありがとうございます!」
「じゃあ次は髪型でお団子ね」
「はい!」
そして髪もメイクも終わり服も着替えたので私たちはいざカメラの前へ立つ。