気まぐれ投稿小説*花も花なれ、人も人なれ

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1:りさ◆Xik 友達と一緒に考えて書いてます:2019/03/03(日) 22:55

私(りさ)の自己紹介↓

中学受験を終えて、小学校最後の友達との思い出作りにこの小説を書きます。
いつ更新できるかはわかりませんが、よろしくお願いします。

荒らしやあまり良くない発言はやめてください。

2:りさ◆Xik 友達と一緒に考えて書いてます:2019/03/04(月) 19:17

登場人物紹介↓

細川 永遠(ほそかわ とわ)
小学5年生。女の子。
超がつくほどの平凡ガール。

美崎 真結(みさき まゆ)
小学5年生。女の子。
中学受験をする予定。
永遠いわく“漫画に出てくるような女の子”

有坂 優人(ありさか ゆうと)
小学5年生。男の子。
永遠のことを好きという噂がある。
地味にモテる。

たまに出てくる人々

薫(かおる)&佳乃(よしの)・・・永遠の幼馴染。
大河(たいが)・・・優人とよく一緒にいる。
ひな&朱里(あかり)・・・真結とよく一緒にいる。

3:りさ◆ik 友達と一緒に考えて書いてます:2019/03/04(月) 21:03

~プロローグ~

私が、真結ちゃんと話すようになったのは5年生になったばかりの頃。
出席番号順で、席が前だった私に真結ちゃんが
「ねえ、細川永遠ちゃんっていうの?」
って話しかけてきてくれた。
「あ、うん。」
「もしかして、細川ガラシャの子孫!?」
「えーーっと」
言葉に詰まった。細川ガラシャって誰だ〜?
「ま〜ゆちゃん♪細川ガラシャなんて、まゆちゃんくらいの歴史好きにしかわからないよ〜」
「ひーちゃん。」
あ!クラス1の長身・154cmのひなちゃんだ!
「あっ、ごめんね。細川ガラシャっていうのは本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の娘で本名は玉。細川忠興と結婚した戦国時代の姫だよ。」
すごい!
「歴史に詳しいんだね。」
「私、ガラシャの辞世の句__簡単に言うと死ぬ前に詠む句が凄い好きなの!
ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
って歌なんだけど、一般的に『花も人も散るときを心得てこそ美しい』って意味なの。はぁ〜素敵」

ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ・・・
この歌が私の今後の大きな指針になることを、この時の私はまだ知らない。

4:りさ◆ik:2019/03/11(月) 17:59

~第1章~

「私たちは今、旅立ちます!!」
6年生が今日卒業する。私たちは在校生代表として、出席している。
6年生が退場する合図が出るとともに1人の子が台にのった。真結ちゃんだ。

5:りさ◆ik:2019/03/11(月) 18:33

真結ちゃんの指揮で演奏が始まる。そう、真結ちゃんは退場の歌の指揮をするのだ。
積極的な女の子ってこの1年間で知った。授業参観でも1番に手を挙げ、遠足の時は、班長をしていた。

私とは程遠い...

「永遠ちゃん?」

長い髪が肩から流している幼馴染の薫ちゃん。

「あっ、ごめん。ちょっと考え事してて」

「それって、有坂のこと?」
ニヤニヤしながら聞いてきた。

「違う!」

この1年間である噂が流れたの。でも、私にはそんなの無縁なんだから!


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