笑うことしかできなかった少女が初めて涙を流した時の話。
2:UNA:2019/04/29(月) 17:44 「よつばちゃん、きょうがっこうはどうだった?」
血の繋がりのないお母さんが聞いてくる。
「たのしかったよ。」
表情を変えずに私は言う。
にこにこと笑いながら。
ぴーんぽーん
「あ、よつばちゃん、りゅうくんがきたよ。」
「わーい、りゅうくんだー。」
りゅうくんはいつのまにか友達になっていた人だ。
「おじゃまします。あ、よつばちゃん。なにをしてあそぶ?」
「おままごとがいいな。」
「いいよ。」
30秒ほど待っていると、がしゃがしゃという音が聞こえ、おままごとに使う道具が転がってきた。
「………」
私の声が聞こえない。
りゅうくんの声も聞こえない。
お母さんの声すら聞こえない。
いつものことだ。
私達が喋り始めてから少し経つと声が聞こえなくなってしまう。
いつも通り、おままごとの道具が消え、私達は家に戻る。
ここに来てからずっとそうだ。
「ただいま」
私とりゅうくんが家に戻ってみんなに言う。
「おかえり〜」
姉、ゆうきが返事をする。
「お父さん達は、まだ?」
「うん。買い物に行ったっきり。事故とかにあってないか、心配…」
私のお父さん、お兄ちゃん2人、りゅうくんのお父さん、お兄ちゃん3人は3時頃になるといつも買い物に行く。
何故7人も必要なのかというと、道のりがすごく長いのだ。そして危険。だから協力して進んで行くのだ。
「そういやこんなの拾ってきたんだけど」
りゅうくんが持っていたのはティッシュ箱だった。
りゅうくんの妹が駆け寄る。
「兄ちゃん、それなに?」
「さあ…?」
「ティッシュ箱よ」
答えたのはりゅうくんのお母さん。
ティッシュ箱に気づいた私のお母さんは笑顔になる。
「よかった〜ティッシュ必要だったのよ…!」
--------------------------------------------------------------
すみません、一旦やめます
https://ha10.net/song/1554568126.html
いつもここで作詞しております。
「ただいま」
「お兄ちゃんだ!」
りゅうくんは兄の声を聞いて玄関まで走っていった。
りゅうくんの兄、秀くん、波瑠くん、蓮くんの3人が重そうなリュックを背負っている。
「ただいま」
3人の後ろから声が聞こえた。4人の声が。
私とりゅうくんの父と私の兄2人だ。
りゅうくんの兄と同じく、りゅうくんの父、流星、私の父、俊樹、兄、有咲、未來が重そうなリュックを背負っている。
「半月くらいは買い物に困らないくらい買ってきたぞ〜」
自慢するように父が言う。
「だから重いんだけどね…」「「「「「それな」」」」」
未來がそう言うと父と未來以外の5人は声を揃えて言う。
改めて。私の家族構成を教えようと思う。
お母さんの美咲。父の俊樹。
お兄ちゃんの有咲、未來。お姉ちゃんの優希。そして私、四葉。
全員血は繋がっていない。
りゅうくんの家族構成も教えよう。
お母さんの静香さん。お父さんの流星さん。
お兄ちゃんの秀くん、波瑠くん、蓮くん。
妹の千聖ちゃん。そして琉くん。
こっちも全員血は繋がっていない。
「あーお腹空いたー」
「今日は…んーハンバーグ…かな?」
お母さんが言った。
「やった」
父がガッツポーズをする。
お前いくつだと思ってんだよ気持ち悪い奴だなぁほんと。
そう思いながらぱそこんを開いた。
ぱーそなるこんぴゅーたー。縮めてぱそこん。
一昨日波瑠くんから貰ったものだ。
調べたり、ゲームをしたりできる。
楽しい( ◠‿◠ )
--------------------------------------------------------------
こんにちはUNAです。
縮めてぱそこんってところ縮めてポケモンみたいだね。
Switch欲しいんだけど買えない。金的なアレがね。
金的って聞いてニヤッと笑っちゃった人は心汚いね。
Switch買ったらひぐらしとマリカ買う。
笑いあってサヨナラ。
キャラをかわいいおんなのこメーカーで作ったよ
7:UNA:2019/05/04(土) 23:56 https://i.imgur.com/jZxr6DM.jpg
四葉琉美咲優希
千聖俊樹有咲未來
静香流星秀波瑠
蓮
有咲と未來は双子
秀と波瑠と蓮はツインテ男子