ごめんね。ごめんなさい_
2:奈落の桜:2019/07/30(火) 00:01 はあっ…はあっっ…
息をするのが辛い。でも走り続ける。
振り向いてみる。もう追いかけて来ていないようだ。
「よかった…わたし…助かったんだぁ…」
今はそれだけを考えていた。
助かった。それだけを_
「結芽〜!!おーそーいー!」
「ごめんって凛月〜」
最近できたタピオカ専門店の前で私は東間結芽を待っていた。
「ったくよォ〜待ち合わせにはよォ〜早く来るのが礼儀なんじゃあないのかねェ〜?」
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
私が殴られる前に言っておくッ!
私は今 やつのスタンドを ほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが……」
私はジョジョ風に言っただけだけど結芽はもうまんまジョジョだw
「う、うおあああああ!抹茶タピオカ美味しそう!」
「チーズも美味しそ…!ハッ!」
遅刻の話題を逸らされた…それで結芽のペースに乗っかる私も私だけど。
でもこのチーズのタピオカは本当に美味しそうだ。
すっごく濃厚そうで…濃厚_で
どろどろして…どろどろ_
白っぽい色で…白_
結芽には悪いけど、私は逃げ出した。
トイレに。
えっ、ちょっ…り、凛月!?って声が聞こえたけど、そのまま走った。