むかしむかしあるところに全く笑わない
お姫様がおりました。綺麗なドレスを着せても
かわいらしい動物を見ても、面白い芝居を見ても、全く
笑わないのです。そんな姫ですから、国民に
「魔女のむすめ」と罵られたり、恐れられたりしていました。そんな「魔女のむすめ」の名前はアンリィ。
見た目は美しく、長い黒髪と白い肌、綺麗な赤い
瞳を持っていました。その隣の王国に、アンリィとは
反対に明るく、まるで太陽のような笑顔の似合う
プリンスがおりました。名前はシヤン。
太陽のような金髪と、やさしそうな緑の瞳。
ハンサムで整った顔立ちをしています。そんな訳で
乙女たちに囲まれて、プリンセスには求婚されて
いましたが、シヤンは拒み続けていました。彼には
幼い頃に結婚の約束をした姫がいたからです。
その姫とは?さぁ、物語の幕開けです!
「ねぇ×××、大きくなったらぼくと結婚してくれる?」
「え、私で良いの?勿論‼私もシヤンが好き!」
「絶対、結婚しようね!」
シヤンはガバッと、起き上がりました。またこの夢。
シヤンは最近、幼い頃の夢をよく見るのです。
彼女は×××は…どんな女性に成長したのだろう?
オレを覚えていてくれている?もう、結婚したのかな?夢のせいで余計に彼女の事をかんがえてしまいます。
思い出します。
【途中ですが、時間なのでここまでです。夜できたらまた更新します!あ、あとアドバイスとか感想待ってます】