とある小説。

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1:おーか◆YQ:2020/10/23(金) 22:41

ちょっとした長編小説を書きたいと思っています。
小説を書くことに慣れてないので、色々おかしな点があるかもしれません…
アドバイスや感想などをもらえると泣いて喜びます。あらし、なりすまし等は止めてください。
ではでは、スタート!

2:おーか◆YQ エピローグ的な…?:2020/10/23(金) 23:02


ーー私は、いつからか同じ夢をみるようになった。

その夢の中で、私はいつも泣いている。シトシトと降る雨に濡れながら、なにかに悲しい気持ちを抱いている。

……なんで、泣いてるの、私…?なにがそんなに悲しいの……?

目覚めた自分は、いつも夢にそう問いかける。
でも、答えを知っているであろう過去の自分は、もう目の前から姿を消してて…

あの夢は、私に何を伝えたいんだろう。どんな意味を含んでいるのだろう。

そう考えながら、私は毎夜布団を被る。

3:おーか◆YQ:2020/10/24(土) 22:38


「…え、また同じ夢みたの?」

ザワザワと人の声が飛び交う教室の一角で、二人の少女が会話をしていた。
少女達のうちの一人は長いポニーテールをしており、少々つり目気味だった。怪訝な表情を浮かべ、もう一人の少女に問いをかけている。

「う、うん…。最近はもう毎日のようにみてて…」

対するもう片方の少女は、セミロングの茶髪で、どこか小動物を思わせるような雰囲気をまとっていた。まわりよりも背が小さいからかもしれない。

「…それ、大丈夫なの?精神的な病気とか、そういうやつなんじゃ…」

「どうだろう……でも、現実世界でなにか影響が起こったりはしてないし……ほんとに、同じ夢を繰り返しみるってだけなんだよね」

今、二人は、少女が毎日のようにみている不思議な夢について話していた。
どうやら、髪の短い方の少女が毎夜同じ夢をみているらしい。少女達の反応から察するに、今日の他にも何度か夢の話をしているようだ。


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