百合要素多分ありますが🔞系は出てきません。
話がうまくまとまっていなく飽き性ですかみてくれると有難いです、、、
第0章
すたすた…。
「ここが今日から通う学校かぁ…」
前の学校よりも大きくて綺麗な校舎を見上げる。
空は雲1つなくて青空だ。
「なんかいい事ありそーだな…」
__私、篠原 美唯(しのはら みい)は、家の事情により田舎の学校から少し都会の学校に転校する事になりました。
初めての転生だし、田舎生まれ田舎育ちだから友達出来るか少し不安だ。
「きっと大丈夫だよね!」
そう期待を持って校舎内に入った。
第1章
「今日は転校生が来ます!」
先生の元気で大きな声が廊下まで聞こえる。
なんとなく若くて優しそうな先生なんだろうなぁ…と少しわくわくしてきた。
「では、入ってきてください!」
私は固唾を呑んで、少し震え気味の手でドアを開けた。
ガラッ
教室には私の方を見ている子、友達と話してる子、寝てる子…などがいた。
「はい、では自己紹介どーぞ!」
先生__綾瀬先生はさっきのように大きな声で言った。
やっぱり想像していた通り、若くて綺麗な顔立ちしている。
女の私でも見惚れてしまう。
第2章
「篠原美唯です!美しいの美に唯一の唯とかいて美唯と呼びます!よろしくお願いします!」
パチパチパチ
と、とりあえずこれで大丈夫…だよね?
「自己紹介ありがとう〜!んじゃあ篠原さんあそこの席に座ってください!」
先生が指さした方の席に座る。
私はその方に向かい、椅子を座る。
「はじめまして、篠原さん」
ビクッ
突然、横から透き通った声が聞こえる。
「私の名前は清水花恋(しみず かれん)。清らかな水で清水、花と恋で
花恋と言います。よろしくね」
そう言ってニコッと笑った。
さっきの先生のように、雪のように肌が真っ白で艶がある黒い長髪。タピオカみたいにとても大きいおめめ。
体型もモデルみたいにスラッとしていて胸もまあまあ大きい。指も細くて長い。
おまけに笑った顔が最高に可愛い。
何なのこのクラス…可愛い子しかいないじゃないか。
第3章
「…篠原さん?」
ハッ!
清水さんに声をかけられて驚く。
「あ…ごめんね。清水さんよろしくねっ!」
私は気を取り直してニコッと微笑む。
清水さんは安心ししたようにまたニコッと笑った。
ああ、やっぱり可愛い。
次の授業が移動教室とか私にとって地獄だ。
ただでさえ、転校初日で友達0(清水さんは友達に入るのかわからない)なのに…。
ぽんぽん
誰かに肩を叩かれた。
「?」
不思議に思い後ろを向く。
そこには清水さんがいた。
「篠原さん、一緒に行かない?」
そう言って微笑む清水さんはほんと可愛い。天使の生まれ変わりなのかな。
「……ってわたしなんかといいんですか!?」
清水さんは顔を縦に振って
「だって、篠原さんと仲良くなりたいもん」
そう言って上目遣いでわたしの方を見る。
「わ、わたしでよ、よければ!」
少し言葉がカタコトになる。
急いで教科書、筆箱を持って清水さんの方に行く。
第4章
そこには、篠原さんの他に2人の女子がいた。
「だれ、この子?」
髪をポニテールに結んだ少しつり目の女の子が言った。
つり目なのに何故か顔がいい…なんでだろ??
「ひめなんひどいよ〜。今日転校してきた篠原美唯さんだよ。」
「あ、そうなの……って、あたしのことひめなんって呼ぶなっ!」
ポニテールの子が少しイラつきながら言った。
かなり大きな声で言ったから、口の中にある舌ピが見えてしまった。
……中学生で舌ピあげんの!?
前の学校はいなかったのに…やっぱ都会の子は違うんだなぁ…。
第5章
「まあまあひめなん深呼吸しなよ」
そう言ってポニテールの子をなだめる女の子がいた。
その子もポニテールの子と同じような感じで、ウルフカットの髪型で耳に何個かピアスをつけているちょっとガラの悪い?女の子。
でも、まつ毛が長くてニキビひとつも無いつやつやお肌…この子も顔面がいい。
てかこの学校可愛い子多くないか?
「あ、篠原さんこの子たち知らないよねごめんね…!今から紹介するね」
清水さんが少し焦りながら言った。
「この子は金城姫菜(きんじょう ひめな)。金のお城で金城。姫に菜の花の菜で姫菜。少し性格悪いけど仲良くしてあげてね」
「最後の言葉何よ!?一言多いんだからっ!」
第6章
次はウルフカットの子を指さした。
「この子は、花里詩音(はなさと しのん)。花の里で花里。詩の音で詩音。通称のんちゃん。結構ガラ悪いけどいい子だからこの子も仲良くしてあげてね。」
「ガラ悪いのは失礼だぞ〜…あ、この子の名前は?」
花里さんが私の方を見て指さす。
「わっ、私の名前は、篠原美唯です!よろしくお願いしますっ!」
「篠原さんとてもいい人だから仲良くしてあげてね」
と、安定のエンジェルスマイル(天使の笑顔)を見せる。
「篠原さん…かぁ」
「それだとなんか固くない?ねぇ、みーちゃんって呼んでいい?」
第7話
「え?」
急な出来事で少し驚いた。
「あーそれいいね」
「でしょ?可愛いし」
「んじゃあ、みーちゃんって呼ぶね〜よろしく!」
そう言って金城さんが私の手を取りぎゅっと握った。
今にでも折れそうなぐらい細い指…爪は長くて紫色ピンク…など、色んな色が塗られていてカラフルで可愛い。
__みーちゃん。
正直、前の学校でもあだ名で呼ばれたことが一切無かった。
だから、胸に淡く喜びが通う。
「こちらこそ、清水さん、金城さん、花里さんよろく…」
「ちょっとまった〜」
文章うまいですね。