天才少女

葉っぱ天国 > 小説キーワード▼下へ
1:匿名:2023/07/28(金) 19:55

🌟登場人物🌟
田中浩望(ひろむ) 花菜の父親
田中深琴(みこと) 花菜の母親
田中花菜(かな) K小学の2年生、天才少女
田中亜妃(あき) 花菜の妹、花菜の5歳下
田中莉和(りわ) 花菜の妹、花菜の8歳下
田中聖夜(せいや) 花菜の弟、花菜の11歳下

2:匿名:2023/07/28(金) 19:56

この物語はフィクションです!

3:匿名:2023/07/28(金) 19:58

私は田中花菜。小学2年生。あと1週間後にはショパンコンクールだ。
私は幻想即興曲を弾くんだよ✨ 妹の亜妃はメリーさんのひつじを弾くの💕 亜妃めっちゃ可愛いから見に来てね💗

4:匿名:2023/07/28(金) 20:02

小学2年生とはいえ中受の勉強も欠かせないよ〜
算数は小6の最後の方までできるようになったし、理科と社会は中1後半のところまで分かるようになった〜✨
国語は中2の真ん中ら辺まで分かるし、英語は高校入試の文、少しだけ読めるようになったの✨✨
算数苦手なんだよね😩 ママもパパも優しいからテストの成績で怒られたことや勉強しなさいとかピアノ練習しなさいって言われたことはないよ〜

5:匿名:2023/07/29(土) 07:27

「うへっ。次の算数鬼原だ!」
この子は夜琴(やこと)ちゃん。可愛くて頭のいい子💘
夜琴ちゃん、口が悪くても可愛いカワ(・∀・)イイ!!
普段は上品な子なんだけど。鬼原先生の名前を聞くとこんな感じ。
「花菜〜。鬼原の算数分かんない〜」
「内職がオススメにございます✨」
「内職?なにそれ?」
「授業と関係ない勉強をすること。」
「バレないかなぁ?」
「バレないように教科書と内職に使うやつを一緒に出しておいて先生が来たら内職に使ってたやつを机にしまう!これでバレたことないよ〜」
「うへっ。鬼原来た(-.-;)」
この子は敬斗(けいと)くん。おもしろい子だよ〜
はぁっ。今日の授業でも答え合わせすらしないんだろうなぁ…
「………ということで花菜さん。この問題の答えは?」
「72個です。」
「理由まで答えてください。」
「8人の子供に9個の鉛筆をあげるので72個の消しゴムが必要です。」
「正解です。次の問題です。3人の………」
今日は珍しく答え合わせした。
もうそろ内職しよ。
円柱の問題でも解くか。
直径が6cm、高さ8cmの円柱かぁ… むずっ
「花菜ちゃ〜ん。これ分かんな〜い」
この子は咲華(さきか)ちゃん。
「3人の子供に6個のドーナツをあげる………。計算式はどうなる?」
「3×6」
「答えは?」
「18個!」
「正解( ̄ー ̄)bグッ!」
あっ。やば。鬼原先生、こっち来る。
「夜琴ちゃん。鬼原先生こっち来てるよ。」
「どうしたんですか?」
「なんでもないです。」
「授業中に内職してませんよね?」
「このノートのとおりです。」
「黒板の方を見ていないのにこんな完璧なノートが書けるんですね?」
「4分の3.9は書いてることが同じですが?」
「最後に自分が分かるように補足を書くのもダメなんですか?」
「先生。それで花菜と夜琴の成績が下がったら責任とれるんですか?」
「先生。花菜小さい妹いるしママ妊娠中だし家だと勉強集中できないんですよ。」
「夜琴ちゃんも家結構遠くて塾終わってからほとんど勉強できないのに授業中に答え合わせもするなというのですか?」
「分かりましたよ💢勝手にすればいいじゃないですか!校長にチクリますからね!その後家に電話かけますからね!」
「夜琴〜、花菜〜。バレた?」
この子は桜和(さわ)ちゃん。とても優しい子なんだよ🌟
「鬼原に見せたのはこっち。」←夜琴
「最後の補足で怒られた。」←花菜
「ほんの2行もダメってお前の教え方が分かんないから補足書いてんだよ!」←夜琴
「花菜も夜琴も頭いいからいつもSついてるよな。」
「そんなことないよ〜。ちょっと補足書いたら鬼原先生にバレてさっき怒られちゃった!敬斗くんは黒板に書いている事以外書いてないから怒られたことないじゃん?」

6:匿名:2023/07/29(土) 07:29

「先生それで花菜と夜琴の成績が下がったら責任とれるんですか?」

これは夜琴の言葉です。

7:匿名:2023/07/29(土) 17:29

今日はショパン・コンクールの日。花菜を可愛いって言ってくれる真琴お姉さんはエチュードの蝶々を弾くの。名前を見て気づいたかもしれないけど真琴お姉さんは夜琴ちゃんの叔母さんなの。夜琴ちゃんのママと真琴お姉さんは13歳離れてるんだって。緊張するなぁ。今頃亜妃はメリーさんのひつじ弾いてるのかな。
✂………………………………………………………………✂………………………………………………………………………✂
プログラム3番、メリーさんのひつじ。演奏は田中亜妃ちゃんです。
「あの子可愛かったね(*˘︶˘*).。.:*♡」
「ねー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー」
「ショパン・コンクールの方に田中花菜って子いるけど亜妃ちゃんのお姉ちゃんかなぁ?」
「参加するのって中・高生でしょ?それに亜妃ちゃんのママ結構若かったから別の人だと思うよ。」
「別人かぁ〜。でも、ショパン・コンクール聴いてみたくない?」
「確かに。ショパン・コンクール終わったら帰ろ。」
✂………………………………………………✂………………………………………………………………………………………✂
「花菜ちゃん。プログラム2部の伴奏お疲れ〜」
「真琴ちゃんこそ(*˘︶˘*).。.:*♡」
「どうした?お互いショパン・コンクール頑張ろうね!」
そうそう( ゚д゚ )彡そう!花菜と真琴お姉さんはさっき伴奏で2部(亜妃は1部)の発表会に居たの。
「ねえ。あのドレスの子、小学生位の子だよね?」
「本当だ。あの子最後から2番目?最後の子は戸塚真琴ちゃんでしょ?」
「ドレスの子、田中花菜ちゃんかもしれない。」
プログラム5番、幻想即興曲。演奏は端原砂月さんです。
「砂月ちゃん、めっちゃ上手いね。」
「それな。」
プログラム17番、幻想即興曲。演奏は八塚花寧さんです。
「花寧ちゃん、めっちゃ上手!」
「砂月ちゃんと花寧ちゃん、幻想即興曲最優秀賞どっちがとるかな?」
プログラム29番、幻想即興曲。演奏は田中花菜さんです。
「えっ…( ゚д゚ )彡上手い。」
「砂月と花寧今回どっちがとるかなんて言ってたけどこの子とるかも。」
「ないでしょ。集中力切れてミス増えそうだよ。」
「ヤバ。ノーミスだった。」
プログラム30番、エチュード作品25の9蝶々。演奏は戸塚真琴さんです。
「蝶々は断トツ真琴ちゃんだね。」
「ぽいね。幻想即興曲マジで花菜ちゃんかもしれない。」
ここで最優秀賞発表。緊張するなぁ。
「プレリュードの部。7番。上月小夜さん。」
「ノクターンの部。8番。飯田琴都さん。」
「子犬のワルツの部。11番。戸田優海さん。」
「ワルツの部。2番。伊勢美月さん。」
「エチュード作品10の3、別れの曲の部。1番。三島詩帆さん。」
「エチュード作品10の5、黒鍵の部。10番。新島菜々葉さん。」
「エチュード作品10の12、革命の部。13番。相島美唯さん。」
「エチュード作品25の9、蝶々の部。30番。戸塚真琴さん。」
「Σ(゚∀゚ノ)ノキャー真琴ちゃんすご〜い。」
「真琴ちゃんしか勝たん。真琴ちゃんと被った人は選ばれない確定だよね〜。」
「あとは幻想即興曲。誰かな〜」
「幻想即興曲の部。29番。田中花菜さんです!」
えっ。選ばれた!やった〜(≧▽≦)
「最優秀賞の皆さんに景品があります。」
表彰が終わって暫くたって…
「ママーーーーッ(*˘︶˘*).。.:*♡」
「花菜!凄いね(*˘︶˘*).。.:*♡頑張って練習してたもんね。」
「花菜ちゃん、頑張ってたもんね。よく頑張ったね。」
「ありがとう。お姉さん(*˘︶˘*).。.:*♡」
この人は香月さん。ママの高校の先輩なんだって。後ろに居るお姉さんは愛穂さんと麗愛さん。この人たちもママの高校の先輩なんだって。
「花菜。お疲れ。」
この人は花菜のパパ。
「深琴ちゃん。亜妃ちゃん抱っこしてもいい?」
「どうぞ(≧∇≦)b」
「香月ちゃんってもうすぐ産まれる赤ちゃんと同い年なのぉ?」
「私のお腹の赤ちゃんは7か月なんだけど、亜妃ちゃんのママは何ヶ月なのかな?」
「ママーーーーッ?」
「私は6ヶ月です。」
「ギリギリ同い年ね(=^・^=)」
「そうですね(#^^#)」

8:匿名:2023/07/30(日) 18:12

それから7ヶ月後〜
「花菜ちゃん、ソナタ悲愴第1から第3まで弾けるんだ。」
「うん(⌒▽⌒)。暗譜できるようになったの〜(*^^*)」
「最近亜妃がずっとピアノ練習しててあんまり練習できないの(TT)」
「亜妃ちゃんもピアノ弾きたくなったのね(*´ω`*)」
「麗愛お姉さんはピアノ弾けるんですか?」
「うん。エリーゼのために、ロンドくらいのレベルなら。花菜ちゃん本当凄いよ!!」
「ありがとう(≧∇≦)b。」
「香月と愛穂。どうしたの?」
「あっ(๑•̀ㅂ•́)و✧香月お姉さんの子供かわいいカワ(・∀・)イイ!!」
「名前なんていうの?」
「羽菜よ。花菜ちゃんみたいな子に育ってほしいなぁ〜って思って。」
「花菜に似たら鬼原先生に怒られちゃう〜」
「えっ(・_・)?なぜ?」
「鬼原先生ね、授業中にワークやってたら怒るの。でも、当の鬼原先生は黒板に落書きしかしてないの!」
「暇で、夜琴ちゃんとワークやってたらバレて怒られちゃった(*´ω`*)!」
「それはねぇ…。花菜ちゃんと夜琴ちゃんの判断は正しいと思うの。」
「鬼原先生が間違えてるんじゃないかな…」
「花菜ちゃんの妹の名前はなにになったの?」
「莉和。可愛くて、穏やかな子になってほしいんだって。」
「花菜ちゃんみたいな子?」
「花菜より亜妃に近いのかな?でも亜妃うるさいからー。誰にも似てなさそう。」
「莉和可愛いよカワ(・∀・)イイ!!」
「今から花菜ちゃんの家に行ってもいい?」
「うん。今日ママいるよ!」
「深琴ちゃん。来たよー」
「先輩!こんにちは〜(^O^)/」
「莉和ちゃん可愛い〜カワ(・∀・)イイ!!」
「花菜ちゃんと深琴ちゃんにそっくり(*´ω`*)」
「花菜ってママに似てる?」
「そっくりだよ!性格も顔も。」
「ママって甘えん坊なの?」
「うん。そうよ( ゚д゚ )彡そう!。」
「ママーッ。花菜ね、この問題分からないー。」
「nが2の倍数ならばnは4の倍数である。この命題は真か偽か。」
「6は2の倍数だよね?」
「うん。」
「4の倍数なの?」
「違う。2の段にないもん。」
「反例としてn=6が挙げられるからこの命題は偽だ!」
「そう( ゚д゚ )彡そう!!花菜、本当凄いよ!高1の問題まで分かってるんだ(゜_゜)」
「花菜ちゃんって顔も可愛いし、頭も良くて優しいってサイコー\(^o^)/」
「花菜が優しい?えっ?」
「花菜は優しいよー。」
「?」
「花菜ちゃん素直ー。」
「夜琴ちゃんと花菜ね、鬼原先生の話聞いてないときありなの!」
「鬼原先生は話長いから仕方ないよー」
「テストやノート評価の成績良ければ大丈夫( ̄ー ̄)bグッ!」
「通知表も二重丸ばっかりだから大丈夫よ。花菜はCK中行きたいの?」
「うん。そのためにね、花菜、勉強頑張るの!」
「勉強楽しんでね☆彡」
「うん。勉強とソナタ弾いてくる!」
「うちの羽菜もあんな子になってほしいわぁー」
「勉強の強制は辞めたほうがいいですね。」
「どうしてもやりたがらないときは?」
「勉強したらお菓子あげるよー。とか、どこの小学校いきたい?って聞いてみますね。」
「最近花菜ちゃん勉強したがらないときは?」
「花菜はないんだけど、亜妃が…。亜妃はお菓子や行きたい小学校で釣ってます。」
「習慣づけって結構大変?」
「最初は。3歳〜4歳くらいで少しずつゲーム感覚で勉強させてたから6歳くらいには嫌がらなくなりましたね。」

9:匿名:2023/07/30(日) 20:30

5の消しゴムのところ鉛筆でした…

10:匿名:2023/07/31(月) 06:30

「ママーッ。国語のノートとテスト返ってきたのー。」 
「おお。100点とS。凄いね。」
「脅しかけてくるの算数の鬼原先生くらいだから。」
「そうそう( ゚д゚ )彡そう!。家にまで電話かけてきたよね(・へ・)。」
「夜琴ちゃんも同じことされたけど怒られなかったらしい。」
「成績いいし他の子に迷惑かけてないなら叱る理由がないよ〜。」
「そうだ( ゚д゚ )彡そう!!」
「(・・?」
「さっき聞こえてたソナタめっちゃ上手かった!」
「花菜ちゃん、楽譜見てないんでしょ?」
「うん。最近ピアノの先生にも褒められてるのー。」
「花菜ちゃんは凄いよ。何でも自主的にできるところが。羽菜もそういう子になるといいんだけど。」
「お菓子と志望校がオススメかな?」
「花菜は小さい時、お菓子や小学校の名前でやる気出してたー。」


書き込む スレ一覧 サイトマップ ▲上へ