うたわせていただきます
2:詠み人知らず:2009/11/05(木) 04:12 むつまじき愛の
ゆゆしき風は
かの美しき記憶の中で
わが胸のぬくもりを
今もこがす
あいいろの君よ
長い時間の中で
僕は君を
許す事ができた
一切の悲しみを
乗り越える事ができた
あいいろの風と共に
愛色の風と共に
わが心を
許す事ができた
過ぎ行く月日に
君の姿が
まるで幼き日の
夢のように
僕の意識を
包みこむのだけれど
無情にも人の体は
壊れてゆくものだから
いっそ君が
イメージの中で生き続ける事を
僕は望んでいる
僕は望んでいる
幼き日の
夢のごとく
あらゆる事象が
あまりに大きなうねりの中に
呑み込まれてしまうのだけれど
そのなかで
真理を探求するものだけが
生起するだろう
それが消滅した時
爆発が起きるんだ
現在という
一瞬の爆発が
だから
その
君の存在も
その一瞬の爆発の
連続の中にいて
そのなかで
『いる』という事だけが
君の尊厳であり
真理なんだ
孤独の内に
幸せを
求め生きるものならば
わが悲しみは孤独にあらず
寄せてかえす記憶にあり
浮かんで沈む思考にあり
思えば我とはなんぞやと
問えばそこに答えなし
わが目、わが耳、わが体、
存在するは知りにけり
しかし我がの実体は
どこにもなしと知りにけり
さればなにかに憂うこと
いと滑稽と思うなり
悲しきかな
人の世に
流るる風は
なにを思う
時に風は歌のごとく
我が悲しみを
浄化する
流るるものは
優しきかな
流るるものは
美しきかな
我が追憶にとどまる心を
流るる涙が
教えてくれた
秋ふかし
あの人なにを
思うとぞ
あかね空浮く
夜も眠れず
ずっと見てるカボチャの塔から
あいつのサイフ狙ってる
タニシのライフどうでもいいから
じろじろ見るあいつをどうにかしてくれ
コンテナの中に隠れてあの娘への想いを
叫んでみた
いきなり出たのはスーパーボールだった
なんにもしてないのにネズミに告げ口
どんなに髪をかきむしっても
君のようにスキンヘッドには
そんな落ち込み
きっとスターグラフ
真夜中まで
歌い続けろ
紅茶のケーキ大したことない
紅茶のパン腐ってかびてる
紅茶のケーキ
泥沼にはまってる
こんなに記憶が夢につながるなら
君が持ってるレシート
昨日見つけた銀の腕時計
明け方4時半の
どしゃ降り
去りし日の
想いは今も
胸のなか
吹く木枯らしに
舞うけれども
悲しみに
憂う事も
癒しとて
雨の降る日に
心しずまる
絹纏う そのすべらかな
手の先に
貴女の言の葉 我が身包まれ
失礼しました…
あげ
13:詠み人知らず:2013/03/07(木) 06:19
春眠の
もて遊びたる追憶を
ただ安息の彼方に
持ちつつも
花の命も
君の命と
あげ