Foolish&Bitter Sweet.

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1:Riju.:2012/01/12(木) 00:28

不定期に自作の詩を載せていきます。
自分の心の中にあるものを詩に入れることが多いので
鬱表現とかあるかも知れませんが・・・感想とかくれたら喜びます(=3=)

2:Riju.:2012/01/15(日) 00:54

「Red Line」

約三年前のあの日 あなたがはじめて
私にその傷を見せてくれた

それは何重にも重なっていて、深い傷跡のケロイドと化していた
ただ笑ってそれを見せるあなた まるで心の苦しみを消し去るみたいに
本当は痛みが忘れられる筈なんて無いのに 無言の傷跡がそれを物語っていた

ねえあなたはまた今日も 私のいない所で 幾重も傷ついているの?
音のない一人の場所で。
もし今も傷を増やすなら もしこれが可能なら
傷ついた分だけの その血を全て渡して
非力な私でいいなら 右手のペンを使い
ただ赤い 赤い字で 「一人じゃない」と書こう
「一人じゃない」と何度も
「一人じゃない」とあなたへ。

3:Riju.:2012/01/29(日) 00:06

「12」

去年は祖父と老犬が死んだ あっけない光景だった
それを見て私はまた 悲しみが溢れぬ様 静かに心の核を抓った
強く 強く 捻る様に 強く 強く 千切れる程に。

ああ なんてあの日々は 暗い煙に侵されていたんだろう
ああ なんてあの時の心は 黒い海に沈んでいたんだろう

物言わぬ亡骸は これが初めてではない筈なのに
私の心を保護するモノがまた深くえぐられていった

「きっと次は大丈夫 泣かなくて済む日が来るから」
こう、あなたはいった

「もし その<次>も、来るのが悲しみだったら?」
こう、私は答えた

先の事なんて誰も解りはしないから。



あっけなくも長い悲しみを引きずり いつの間にか年が明けていた


この年は あなたが言うとおり 泣かなくていいんだろうか


人は生まれ変わるモノでも 昇天の悲しみは きっと 綺麗なあなたにはわからない


けれど

あの日の悲しみを抱いて 抜け殻の様な体で 

強く そう 強く たとえ不安定でも

前だけを向いて 歩いてみようか。

4:Riju.:2012/02/05(日) 01:18

「False charge.」

わけのわからない事情で苦しめられたことは 今でも鮮明に思い出せる

「いかにも私はいい子で人気者」な仮面を被った彼女は
私にした行いの内容の時点で 最低最悪の悪魔みたいな女だった

盗んだ 盗んだ 盗んだと 彼女は私に言った
明らかに盗んだ方は彼女という阿呆、あんたなのに
盗んだ 盗んだ 盗んだと 周りの馬鹿集団も口をそろえた くそくらえ

私はただいつも通り 自分の机で自分の つまらない教科書を読んでいただけにすぎなくて
いつも通り 弱くて気の小さいしょうもない無害な子供だったというのに

そんな罪(こと)着せて何が楽しいの? 理解できないよ だからといって あんたの事
1ミリたりとも理解したくないよ 穢れるから 触らないで 関わらないで

理解しようとしても 絶対わかりあえるもんじゃないけど THE 冤罪

絶対絶対 多分許すことはないから。

今どこにいて何してるか知らないけど あんた

私の前からは一生・・・

一生消えて。

そして違う街ででも 好きにしたらどうなの

5:Riju.:2012/02/09(木) 01:39

「What will happen to me?」

私の心は昔から 傷ついた時必ず 割れ物が大きく割れる音がしていた
それは様々なつまらない事情での衝撃で 割れては傷ついていた
他人にはつまらない事の一つでしかないけれど 事情の大抵は自我について あるいは恋だ
人にとってはつまらない事情で傷つきながら 何度でも心にまかれる包帯 貼られる絆創膏
そんなもので固められながら 今もどうしようもない生き方をしているの

今だってまた 叶うはずのない馬鹿馬鹿しい恋をしている 笑えるでしょう?
これはきっとどんなものよりも滑稽な茶番になるだろう
同じことの繰り返しで 阿呆な私が自分で破損するんだ
そのうちわずか5パーセント程かそれ以下くらいは そうじゃない結果なのかも知れないだろうけど。
それは運が良かった時の話。


さて この阿呆がこの先近いうちにどうなるのか 見ものですよ紳士淑女諸君
相手にまだ告げていない恋の結末はどうなるのか どうなるのか 私はどうなってしまうのかしらん?
結果発表は忌々しい聖バレンタインデー
さあ・・・紳士淑女諸君 どうぞお賭けください

以前の様に壊れましたあかつきには 破損に賭けた皆様を賞賛しつつ 
儚くも図太いこのあつかましさで また同じことを繰り返し 次の機会で皆様を楽しませてご覧にいれますので。

6:Riju.:2012/02/09(木) 01:48

説明しておきますが、
先ほど思いっきり2/14の某イベントをdisりましたがw、
私本人はこのイベントを憎んでいるワケでも恨んでいるワケでもないのでお気になさらず。
ふつーに神聖でロマンチックなイベントやなと思っております。
詩で皮肉っただけなので・・・ね。まあ全然そういう気持ちがないと言えば嘘になりますけどね(苦笑

7:Riju.:2012/02/15(水) 01:03

「Bad this poem」

私がひねくれた詩しか書けないのは まだ完全に大人になりきれていないから
いくら年を重ねても きっと 空っぽな幼さは残るものだから
ひねくれ物? そうその通り 度重なる現実を味わう度に 過度なあこがれは捨てるようにしたから
なにも信用しない いくらいい結果に進んでいたって 裏切らない人なんていないから
そう 完全に信じるならせいぜい 祖父祖母、そして あの子くらいだろう
傷ついてから得たものもあるけれど 失ったものの方がきっと多い
だからこんな駄目な詩しか書けない時が多くなったんだ
だからこんな駄目な詩を書いたんだ

8:Riju.:2012/02/15(水) 01:12

「Pain.」

人は誰でも傷つく生き物 私もあなたも
その傷に限ってそう その痛みは傷を負った人にしかわからないの
あなたは今泣いてる? 私は今泣いてないけれど
過去を振り返ってみたら最低な事も確かにあったね
でも 沈んだりしないで

私が信用するあなた自身を簡単に傷つけないで
そしてふさぎ込んで閉じこもったりしないで
こんな冷たい手でも良かったら ずっと握っててあげるから
ほらやっぱり 笑った方がいつもらしい
沈んでしまわないで そばにいるから。

9:Riju.:2012/02/20(月) 00:03

「The end.」

ほとんどを分かち合えても 全てが全てを分かち合える わかり合えるわけじゃない
私も あなたも 君も いつだって
自分自身が「良い」と感じていても 向こうはそう思ってなかったりする
そんな現状が そんな終わりが痛い
互いに接して交差していても 交差が進行するうちに 必ず何処かでよじれるの
絡まるか 千切れるか 歪むのか そんな「壊れ」

消えてしまえ そんな終わりなんて
砂みたいに煙みたいに消失してしまいたい

消えてしまえ 忘れられなく なる前に全てを消し去る
消し去る あなたの 
消し去る 記憶を

それで 終わりゆく
それで 終わりにしよう
忘れたころに悲しみが湧き出る前に。

10:Riju.:2012/02/23(木) 02:15

「Kill Stopper」

今の現状では割と 少し前よりはゆとりを感じている
口下手な私は 何故そうなのかは説明しにくいけれど。
けれど今は前ほど 今は自分を傷つけていない
けれど今は前のように 自分自身を殺していない
そう思える根拠がふつふつと湧いてきているんだ

ねえ私自身 今日は昨日よりは 自分に悪態をつかなくなった?
ねえ私自身 今日は昨日よりは ストッパーをかけられた?

イエスやノーではもちろんない けれど イエスよりの多分と答えよう

完璧になれますように
君みたいに完璧に。

不完全な私はいつも
多分誰よりも 完璧な君に依存してる

11:Riju.:2012/02/24(金) 03:10

「I’m Crazy」

今は落ち着いていても やっぱり私おかしいの
それはきっと「今まで」が重すぎるからで
それはきっとあの人が死んで また一つ 静かに心に 瘡蓋ができたから
そうねきっと 今あなたが私をみたら きっとびっくりする 私らしいようで 以前の私じゃないから
それはいい意味でもあって 悪い意味でももちろんあるんだ
テレビに出るような悪人になってるって事かだって? 全然違う そんな風には いくら馬鹿な私でもなりたくないしならないから 安心して
ただ変に以前より脆くてつまらなく 間抜けで 少し陰湿になってるくらいだから
自業自得だから あなたのせいじゃない
自業自得であって 全部「今まで」のせいでもあるから
そう 私はおかしくなった 今までよりちょっとだけ
だから今はほとんど 黒い服しか着ない
歪な曲ばかり聴いてる 私自身も今も十分私らしいけれど 自分でも少し 私じゃないみたい
あまり深くに他人を入れない そう きっとあなたくらいしか深く信用しないから
心配しないで こんなでも 家族のことは好きだから もちろん 100パーセントではないけれど
心配しないで 少しの変化でも 全部は変わってしまわない
今なら 今でもこれからも あなたのことは十分抱きしめられるから。

12:Riju.:2012/03/07(水) 02:02

「stabillity」

少し前と比べたら 今はずいぶん安定してる
何故かと言われたらきっと 話は長くなるけれど
口下手だって知ってるでしょう 上手く離せないから
伝えようとすればするほど 自分畑は肥大していくもの
ちゃんと伝えたくない人なんていないはず あなただってそうでしょ?

でも簡単に話してみれば 少し前よりかは 変な心の青さは薄まった
だからといって 自分を好きになったわけじゃないけれど。
自分自身を好きになれだなんて あなたを嫌えといっているようなもの
そんな受け取り方をするくらい 今じゃひねくれ者なんだ ごめんね
けれどこれは繰り返して言える 前よりは安定してるの 大半が

なのにちょっと可笑しいんだ 安定したのに また微量の
青さを求めてる いつMになったんだろうね
でも今はこれ以上は想像できないくらい 安定してる
全てが、じゃないけれど 以前よりはずっと。

安定してる
安定してる

13:Riju.:2012/03/07(水) 02:09

「Hate」

ねえ一体いつになったら消えてくれるの
そのワードを見るのも虫唾が走る 触れたくない 知りたくない
こんなにも潰したくなる そんな物は 誰にでも一つはあるよね

私もそう 君と同じで結構ある
あるからって悪くないんだけど
けれど あるからって良いわけでもない

ああ一体 いつになったら無くなってくれるの?
ああ そうだ

いっそ蹴っ飛ばしてしまおう

そして気が向いたら 仕方なく 好きになってあげる

14:Riju.:2012/03/11(日) 13:00

「Far」

私が大事に思う人達はいつも 必ず遠くへ行ってしまうの
はじめは一人だったのに 家族の一人からはじまって 好きだった人も 友達も
そんな冷たい現実がいつも 訪れては 氷の杭になって 私の胸に突き刺さる
氷はいずれ水に戻りゆくけれど 一度刺さった杭は たとえ水になっても刺さったまま
胸の奥を深く抉って 青い孤独がまたそこで 私の心を凍らせる

遠くに行ってしまえば もう手は届かない
一生懸命手を伸ばしても 掴めるのは その人達の面影だけ
面影だけが残っているの
面影だけが唯一の証

私が何をしたわけでもなく 必ず遠くへ行ってしまう 死や 死ではない別れで。
遠くへ 一人また一人と離れていく毎に 刺さる杭は増えていく

孤独感の波 なんて残酷なんだろう
孤独感の波 私が遠くに行ってしまえばいいのに

孤独感の波 なんて残酷なの
孤独感の波 私だけが
遠くに行ってしまえばよかったのに


心は繋がっていても 近くにいなければ いないことと同じ
これは子供の言い訳 けれど 僅か位は一理あるはず

孤独感の波 飲まれている
孤独感の波 私が遠くに行ってしまえばいいのに

孤独感の波 孤独感の波

今近くにいる何人かは どうかずっと近くで。

15:Riju.:2012/03/18(日) 01:41

「Ano hito yori wa」

全然気づいてなかった あの人が想像以上に苦しんでいる事になんて
「それ」はもう既に 私が気付いた頃には「それ」であった
入っていけない 私は入っていけない
助けたくても 入口時点で拒まれるんだ 未熟だから。
未熟だから そうだ 私は未熟者だよ
あの人に少しは共感できる位 大概は病んでるつもりだけれど 大概おかしいつもりなんだけど
けれど やはり 「個人」は「個人」とは違う
「個人」は所詮「個人」であり それぞれ同じ様で違う様にできている 本当にそうだ
共感できていても それのたいていは「無意識の”つもり”」なの
だから 後から気付いて驚いた どうしたのその傷は って

私も過去にやった 思いっきりではないけれど
何故って 未熟だからに決まってる
だからいつまでたっても まともにできないんだ
私みたいになっちゃあ駄目だよ あの人に限ってないけれど

一体どうしたの昨日は 問い詰めるつもりではないけれど
入ることができない分 あの人に呼びかけるしかなさそうで

だからきっと この「今」が今でなくなるまで 私はそっと呼びかける
今でなくなっても きっとささやくことだろう

私はまだ あの人よりは未熟だ 小物だ 馬鹿だ
客観的にみれば逆だったとしても 自分自身が確信している

だからこそといえば 馬鹿のたわごとだけれど
だからこそ ずっと 今もひそかに呼びかけるんだ

傷つくなとは言わない

けれど

あなたは決しておかしくなんてないと

16:Riju.:2012/03/27(火) 00:01

「Hate World」

現状は確信することばかりだ 確信で大体が成り立っている
怒られない世界など無い 責められない世界など無いのだと 今日も確信した
嫌いじゃない場所なんてある? あったらその環境はどんなに素晴らしくて苛立つ存在か
あると答える強者は何人だろうね そして それを聞き羨むオーディエンスは何人だろうか

私はこの場所から逃げたいんだ この現状からも 他人にはわかりやしないだろう
わかるという人もいるけれどその大半が 口だけの甘ちゃんだ

私はこの現状から逃げたいんだ これは甘えじゃない 他人にはわかりはしないだろう
誰にでも理解できない世界はある それと同じ様に 私は苦しんでいるんだ

私がいけないという領域に入らないで そっとしておいてほしい
なのに責める奴はどれだけ屑なのか 口を縫っても無駄だろうね

だからそう責めてくるそれらは たとえ自分が負の立場へと老い行っても
絶対に この先でも他人の負が理解できないんだ


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