隙間からこんにちは。<どうやら専スレの模様>

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1:よーばー ◆9V8s:2013/07/09(火) 15:40

創作系はこれでいこう…。

どうも、よーばー(弱虫)です(・ω・)!
可笑しなポエムをつらつらと…(受け入れられなさそうな予感)

自分専スレですが、コメントなら大歓迎です…なんて、図々しいですね!はい!

2:よーばー ◆9V8s:2013/07/09(火) 15:42

ハローハロー、聞こえてますか

貴方の声が聞こえません

私の声は聞こえてますか

木霊とのお茶会

ひねもすのたりのたり

平生変わらない問答

今日も入道雲は窓から見えない

3:よーばー ◆9V8s:2013/07/09(火) 15:45

僕らの王国

僕の大切な王国

大好きなともだちに囲まれて

パパもママもちゃんと宮殿にいて

魔法のステッキで好きな物、たくさん出すの

クルマなんか乗らなくて

みんな動物に乗るんだよ

バスのかわりはクジラでね

たまに水を吹き出すものだから

上にいた人は濡れちゃうんだ

みんな仲良しでいじめっ子もいない


いつかの絵本のこんなお話

幼い幻じゃない、僕だけの王国

僕だけの王国

4:よーばー ◆9V8s:2013/07/09(火) 15:50

<今更>
このスレのとりあえずの趣旨(?)は

日常の隙間から覗いた小さな不安と悲しみと気づき、です。

携帯のメモに書き溜めて投下します(*・▽・)

5:よーばー ◆9V8s:2013/07/09(火) 16:15

一番後ろは思ったより見渡しが良くて

白いシャツがでこぼこに並ぶ教室

そっと眺めては楽しくて

誰が誰だかわからない

みなみな、みーんな同じで

元気でお馬鹿なAちゃんも

生真面目秀才Bくんも

ムードメーカーCさんも

みなみな、みんな、同じ白

『十人十色』の大合唱

近世唱える魔法の言葉

それを口走る大衆は

この白が目に映らないのか

この白をどんな目で視るのか

6:よーばー ◆9V8s:2013/07/09(火) 16:23

夜の星の下で車海老がダンス

この国の裏側で裸の子供がダンス

太陽に照らされた地面で芝草がダンス

あり得ないと笑う君も、巻き込んでダンス

鉄砲も軍服も投げ捨てて、みんなでダンス

そうなれば良いのに

そうすれば楽しいのに。

7:よーばー ◆9V8s:2013/07/10(水) 19:12


甘い氷を口に頬張る

夏祭り人混みのなか

思いがけぬひとの姿

思わず軒下を飛び出して

その背中を追いかける


長らく見ることのなかったその姿に呟く_

『    』

声なんてかけられず そのまま、

そっと背を向ける

その熱に

かき氷はたまらず溶けだした

8:よーばー ◆9V8s:2013/07/12(金) 14:47

一か月前公園だったそこには

綺麗な新しい高層マンションが建った


子供たちはぼんやりと見つめてた。

塗装の剥がれかけたブランコと、

居なくなった野良猫の幻影を。

9:よーばー ◆9V8s hoge:2013/07/18(木) 16:11

白いタイルに座り込み

足を水中にあそばせる

隣では甘い恋人たちの会話

プールサイドで走る子供たち

私はひとり、水泡つかんでは

貴方をずっと待ってるわ

10:よーばー ◆9V8s:2013/07/18(木) 16:14

太陽にかざした手に

キラキラきらきら、反射する

濡れたプールサイドが
日光の刺激を受けて輝く

夏。暑い夏。

水色の夏。

提灯と浴衣の夏。

貴方に逢えない、夏休み。

11:よーばー ◆9V8s:2013/07/18(木) 16:16

週一回、話せるか話せないか

遠くから見つめるだけ

一人では何にもできない

想いは募るばかり

もうすぐに危険区域

越えてはならない
デッドライン。

越える勇気なんてない、
その境界線。

12:よーばー ◆9V8s:2013/07/18(木) 16:19

小さな電子機器
小さな画面の向こう

軽い気持ちで書いた
重い言葉

小さな文字が君に伝えた

『し ね』

小さくて「立派」な文明機器を放りだした
小さな少女は

小さな手を
ぎんいろの手すりに掛けた

その小さな体は
大きな空と不釣り合いだった

13:よーばー ◆9V8s:2013/07/18(木) 16:26

『正義の悪党』壱

いつも一人で前だけ見てる
いつも一人で本を読む

けれどイジメを見たときは
迷わず歩いて其処へ行く

主犯のおなごの髪の毛引っ張り
何も言わずに引っ叩く

放課後廊下で見かけたその子
こうべを垂れてだァまって
せんせの戯言嗤ってた

これが悪だと言うのだろうか
これが正義と言うのだろうか

14:よーばー ◆9V8s:2013/07/18(木) 16:30

『正義の悪党』弐

彼女は言った

「何がイイコトで
何がワルイコトなの」

夕焼けこやけの赤い教壇

ぼそり呟いた言葉に
一片の暗闇のなかでそっと
頷いてみせた

彼女は明日も一人、

真っ黒なレッテルを背負いて歩くのだろう

15:よーばー ◆9V8s:2013/07/24(水) 16:14

墨の香と仮名文字

四季折々に変化する山の景色

揺れる笹の葉と色とりどりの短冊

高層ビルから見た街の灯り

そして

田舎の畦道から見上げる満天の星空

突き抜けるように脳を揺らす和太鼓の音

透き通る田んぼに映るそら

世界へ発信される独自のサブカルチャー

太陽の光を受けてきらきら輝く美麗なる南方の海

繊細な純白の雪とオブジェ

多くの涙が流れたときの、団結力

ひとを想う心

この国には綺麗なものが沢山あります

無くしていませんか
忘れていませんか

美しい日本のこころを

16:よーばー ◆9V8s:2013/07/24(水) 16:19

キャンディカラーのネイルと
今時流行りのファッション
そして強調された目元

いくら飾り立てても本質の変わらないことを、
一体何れ程のひとが知ってるのだろう。

17:よーばー ◆9V8s:2013/08/06(火) 09:35


沢山のものを犠牲にして生きる。

命を壊して手に入れた黄金で愛するひとを養う。

戦争は続いて、多くのひとが亡くなって、

それでも人を殺す道具を売って妻子を守らなければならない。

その義務がある。

生きてゆく為に必死なんだ、ただそれだけ。

18:よーばー ◆lvRo:2013/09/28(土) 10:23

今、この地球のどこかで

貴い命がまた1つ
”バン”と音を立てて

今、この地球のどこかで
大切な緑がまた1つ
”ガー”と音を立てて

今、この地球のどこかで
小さな自らの手を握り
”ママ”と声を絞り出して

私達が不平不満を口にして

無気力に不真面目に過ごした今日、

どこかで誰かが、泣いていた。

<トリ変更のお知らせ>

19:よーばー ◆lvRo:2013/10/13(日) 19:41


雨の恵みを受けて
ギラギラ照りつける太陽に負けず
ぐんと背伸びする日輪草のように
努力が報われればきっと素敵なんだろうけど

20:よーばー ◆lvRo hoge:2013/12/25(水) 12:09


その声は届かない
その気持ちは揺らがない
その人は変わらない
その行動は無意義である

その繰り返しが私を私にしてくれた

21:よーばー ◆lvRo hoge:2013/12/25(水) 12:15


手を伸ばしたら、
「ダメだ」と折られ
歩いてみれば、
ヒールで踏まれた。

灯りを見つけて望む度に、
私は血を流し、灯りは踏みつぶされる。

代償ではない。犠牲でもない。理不尽な神の気まぐれである。
気まぐれに、閉鎖的に、酷い偶然を装って、世界は回った。


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