зима

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1:山桜桃:2014/03/12(水) 22:28

どうにもならない、移ろい行く気持ちたちを言葉に託してみたい

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他の板では違うHMで活動してます

コメント等も随時受け付けておりますが、ポエムと言うよりは、
どうにもならない気持ちを言葉にしてるだけなので、
読む価値はないですwww

私の書き込みでお気を悪くされた方がいたらすみません

2:山桜桃:2014/03/12(水) 22:35




















僕は彼女を一瞥しただけだったが、彼女が元気のないことに気が付いた
一瞥した、と言ったが、まず彼女がいつものように僕に抱きついてこなかった時点で様子がおかしいことには気が付いていた

















『大丈夫?なんかあったの?』



『大丈夫だよ』
彼女は微笑んだつもりだろうが、実際のところ苦しそうにしか見えない






『無理してない?話聞くよ』








彼女はしばし躊躇った



『───』




静かに儚げに微笑むその姿があまりに痛ましく、そしていとおしくて─────









気付けば彼女を胸の中に抱き締めていた





初めてだった、自分から彼女を抱き締めたのは




彼女の身体が、戸惑った他ように一瞬強張ったが、すぐに抱き締め返してきた

必死にしがみつくように、小さな力を込めて








彼女の身体が震えたと思ったときには、もう已に彼女は泣いていた






『ダメですね、私』
『弱いですね』
『頼らないって決めたのに』
『こんなんじゃダメなんです、なのに』
『また涙が止まらなくて…』
『………もう無理かもしれない』
『本当に私って弱いですね…』
『………なんで今まで生きてきたんだろう…』
『死ねばいいのに』
『弱音なんか吐いちゃダメなのに、』
『私が弱いから』
『ごめんなさい』





振り絞るように、だけど止まることなく彼女の言葉は溢れ出す







彼女の苦しみを少しでも癒したくて


僕はただ『大丈夫』と言って彼女をきつく抱き締めた









大丈夫なんかじゃ、なかったのに

3:山桜桃 hoge:2014/03/13(木) 15:13

震えている僕を
そっと抱き締めてくれた

あの日の君は、どこへ行ってしまったのだろうか



震えている君が
ずっと待っているのは

僕じゃない、他の誰か



震える唇から零れる言葉たちは
今はもう君に届かない

震える唇から溢れる言葉たちは
渇いた音になって
淡く空気に溶けていく

君の涙を集めて
注ぐことができたなら


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