修羅場ばば
……クライアントさんへ。
……ゆくえ?
……じかん?
……白鳥が窓辺に来ているるん。
風が吹いて、わたし消えた!
ありがとう
まにゅあるを、くれ
お前はそして、
静かに、
最低限、
叫べ……。
カサブランカ・ムーン
心に砂漠を抱き締めて
うー
蛇口はちゃんと閉めつけて
セロハンテープは透明に
お前の首を
植物の茎のように
ぽきっと折ったら……?
うー
ハガネの詩学が
きちきち言うよ
ばらまいた
カサブランカ・ムーン
さけるチーズ
さけるチーズを
すこしはさくけど
あまりさかない
ぼくがいた
お前を落ち着いて愛するために
お前を愛しまくりたくない
ぼくがいるから
ぴっぴかちゅ
ラッキー・チャンス!
ラッキー!
秘密ケチャップを見つけた君も
きもい小鳥を見つけた君も
祭祀
結婚指輪をロックした
花火が写る銀の輪に
ぬ雲りの朝にさざなみの音が
見ちるちるちるに思われて
はぶしゅ
ぶるーのはぶしゅぶしゅっとぽぽぽる
ゆにっつかつか病気だよ
ヂクヂク・ボールペンを抜いてよね
あなたは黄色いクマさんになった
ぼくは随分おとなしくなったものだよ
必要以上に炎は弱くなったのだよ
あの輝きをとりもどす冒険なんて出ない
今なら深海魚のように浸透できるから
露に飾られて
だらしなくアヘ顔な
朝顔を
羊がくしゃくしゃ食べている
のが
我が人生
だ
精神分析
心理学者のマリーボナパルトはいっている
卵子から恋人まで女性であることの役割の一切は待つことにほかならないと
しかし魔法少女というものがいる
彼女たちは待たない
いわば精子に向かって突き進む卵子だ
彼女たちの行動は待つことの裏返しなのかもしれない
そこにいて、今いくよ
ウンディーネは水の女だ
お前をぶくぶくに沸騰させてやる
(清らかな清流に熱い鉄の棒の突き刺した)
僕はハッカー
彼女はつれない
「あなたは、私の心はハッキングできないのね!」
雪を丸めて
雪を丸めて君に投げようと思うのだが、雪を丸めて君に投げようと思うのは、雪を丸めて君に投げようとすることなのだが、雪を丸めて君に投げようとするのだが、雪を丸めたものを君に投げたいと欲求しているのは、雪を丸めて投げようと考えることに似ているが、雪を丸めて君に投げようと思うのだ。
便り
今ヨットに寝転がっています
白い太陽光を反射する
青く揺れる大海原の輝きに包まれて
そうそう!
伝書鳩のバルトにプレゼントを持たせたわ
小さくて、可愛くて、あなたの大好きなもの
それは
開けてからの
お楽しみ