秋風秋風五丈原の歌詞の意味教えて!

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1:ま〜ちゃん 三国志:2018/05/21(月) 22:41

こんにちは〜。
最近三国志の諸葛孔明にハマっています。
諸葛孔明さんの有名な詩に、せいらくあきかぜごじょうげんという難しい詩があるのですが、その意味を少しでもいいので教えてください!お返事待ってまーす。

2:匿名:2018/05/22(火) 00:01

「星落秋風五丈原(ほしおつしゅうふうごじょうげん と読みます)」土井晩翠の叙事詩ですね。

「星落秋風五丈原 土井晩翠」で検索されるか。
「星落秋風五丈原 全文」
「星落秋風五丈原 現代語訳」で検索されると詩と現代語訳が記載されたサイトが、
見つかると思います。

※図書館で
「天地有情」土井晩翠 (たしか青空文庫か岩波文庫)という
詩集をお探しになれば、たぶん詩全部(長い)と、現代語訳が
のってると思います。

3:ま〜ちゃん ありがとう!:2018/05/22(火) 22:24

お返事ありがとう!詳しいんだね〜!ためになりました!(^○^)

4:匿名:2018/05/23(水) 15:38

どういたしまして(^-^)

土井晩翠は孔明の大ファンで、あの詩を作ったらしいです。

(あの詩ーとにかく長いーを読むと、作者が孔明大好き‼
ということは、よくわかります。

土井晩翠は、孔明が好きで好きでたまらなかったのでしょうね。
このあたりの心理は、明治時代の詩人も、現代の孔明ファンも共通だと思います。)

日本人で孔明ファンは多いですから。
演義だと神がかった天才軍師のイメージが強いですが、史実(陳寿の「正史 三国志」)
の彼は真面目で清廉な行政官。

とにかく一生懸命お仕事に打ち込み(死因は過労死といわれてます。ワーカーホリックー仕事中毒ーだった可能性もあります)、立場を利用して私腹を肥やすこともなかった。
(丞相=総理大臣ーなのに、たいした財産はなかったそう)

このあたりが日本人の好みとあうのだと思います。

蜀は弱小国。
三国の国力差は魏が6、呉が3、蜀が1。
当時の人口は魏が500万(2000万という説もある)、呉が200万、蜀はわずか90万。
蜀はもともと三国のなかで一番人口が少ないので、
慢性的な人材不足。

孔明は行政機構のトップ(丞相=総理大臣)でありながら、実に細かくチェックし、直接指示を出していたようです。
人材不足である上に、孔明の几帳面で生真面目な性格が災いした(部下に仕事を任せられない)
ようです。
完全なるオーバーワーク(仕事量がおおすぎ)
過労死しても当たり前だと思います。

孔明の過労死ーという可能性を念頭に置いて「星落秋風五丈原」を読むと
、もの悲しい気分になります。

(「丞相病篤かりき(じょうしょう やまい あつかりき)=丞相孔明の病が重い。重体」
というリフレインに、哀切な響きがあります)

5:あの人:2018/05/23(水) 15:44

とりあえず歌詞を置いときますね

6:あの人:2018/05/23(水) 15:52

星落秋風五丈原

1 
祁山悲愁の風更けて陣雲暗し五丈原
零露の文は繁くして草枯れ馬は肥ゆれども
蜀軍の旗光無く鼓角の音も今しづか
丞相病あつかりき 丞相病あつかりき(以下省略)

2
清渭の流れ水やせてむせぶ非情の秋の声
夜は関山の風泣いて暗に迷ふかかりがねは
冷風霜の威もすごく守る諸営の垣の外

3
帳中眠かすかにて短檠光薄ければ
こゝにも見ゆる秋の色銀甲堅くよろへども
見よや侍衛の面かげに無限の愁溢るるを

4
風塵遠し三尺の剣は光曇らねど
秋に傷めば松柏の色もおのづとうつろふを
漢騎十万今さらに見るや故郷の夢いかに

5
夢寐に忘れぬ君王の いまはの御こと畏みて
心を焦がし身をつくす 暴露のつとめ幾とせか
今落葉の雨の音 大樹ひとたび倒れなば
漢室の運はたいかに 丞相病篤かりき

6
四海の波瀾収まらで 民は苦み天は泣き
いつかは見なん太平の 心のどけき春の夢
群雄立ちてことごとく 中原鹿を争ふも
たれか王者の師を学ぶ丞相病篤かりき

7
末は黄河の水濁る 三代の源遠くして
伊周の跡は今いづこ、 道は衰へ文弊ぶれ
管仲去りて九百年 楽毅滅びて四百年
誰か王者の治を思ふ

8
鳴呼南陽の旧草廬 二十余年のいにしへの
夢 はたいかに安かりし 光を包み香をかくし
隴畝に民と交はれば 王佐の才に富める身も
ただ一曲の梁父吟

9
閑雲野鶴空濶く 風に嘯く身はひとり
月を湖上に砕きては ゆくへ波間の舟ひと葉
ゆふべ暮鐘に誘はれて 問ふは山寺の松の風

10
江山さむるあけぼのの 雪に驢を駆る道の上
寒梅痩せて春早み 幽林影を穿つとき
伴は野鳥の暮の歌 紫雲たなびく洞の中
誰そや棊局の友の身は

11
それ隆中の別天地 空のあなたを眺むれば
大盗競ひはびこりて あらびて栄華さながらに
風の枯葉を掃ふごと 治乱興亡おもほへば
世は一局の棊なりけり

12
其世を治め世を救ふ 経倫胸に溢るれど
栄利を俗に求めねば 岡も臥龍の名を負ひつ
乱れし世にも花は咲き 花また散りて春秋の
遷りはここに二十七

13
高眠遂に永からず 信義四海に溢れたる
君が三たびの音づれを 背きはてめや知己の恩
羽扇綸巾風軽き 姿は替へで立ちいづる
草廬あしたのぬしやたれ

14
古琴の友よさらばいざ 暁さむる西窓の
残月の影よさらばいざ 白鶴帰れ嶺の松
蒼猿眠れ谷の橋 岡も替へよや臥龍の名
草廬あしたはぬしもなし

15
成算胸に蔵まりて 乾坤ここに一局棊
ただ掌上に指すがごと 三分の計 はや成れば
見よ九天の雲は垂れ 四海の水は皆立ちて
蛟龍飛びぬ淵の外

意味は一つ一つ解説していきます。

7:ま〜ちゃん 嬉しいです!:2018/05/23(水) 21:50

ありがとうございます!
匿名さん、色々書き込んでくれてありがとうございます!(^○^)ためになりました!
孔明様の事について詳しすぎる!!!
びっくりしています!
とにかく凄い!^o^
また、孔明さんの事や色んなことを話しましょう!孔明さんの詩は、物悲しいけど、
素敵ですね!本当に回答ありがとうございます!(*^_^*)☆

8:ま〜ちゃん 嬉しいです!:2018/05/23(水) 21:54

あの人さん、回答ありがとうございます!
歌詞をわざわざ全部書いてくれて!^o^
全部読みました。
良く分からない表現も、詩の中には色々と出てきますよね!それが、カッコいい〜!☆
ありがとうございます!孔明さんの歌詞は、
長いですよね。でも、全部読みたくなります!回答ありがとうございます!

9:匿名:2019/03/03(日) 17:00

南陽の


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