オリジナルのプリリズの小説を書いていきます。オリキャラも作ります!荒らしは来ないでください。感想とかもよろしくお願いします!ではスタート!
2:ゆいぽん 1221:2015/10/12(月) 20:21 ID:EKI ミラクル
主人公たちのユニット
花本さくら
ラブリー
主人公。前向きでいつも明るい普通の中学2年生。頭にカチューシャをしていて髪型はピンクのおだんごヘア。ある日、新たなプリズムクイーン、宮川結奈に憧れてプリズムトップへ入った。
前野りりこ
クール
ツンデレで自分に自信がある。ツンデレだが思いやりがある。お化けが苦手。運動は得意。髪型は黒の長いポニーテール。結奈に憧れて入った。最初はさくらにライバル心を持っていて、さくらは弱いと思っていたが、だんだん仲が良くなってきた。
麻痺路えみな
フェミニン
優しくて落ち着いた女の子。髪型はオレンジで横に三つ編みをしている。花が好き。
パーフェクトエンジェルズ
坂本りえ
エスニック
キレイ好きでしっかり者。髪型は紫色のショートヘア。
中崎ことね
ポップ
さくらに負けない元気っ子。食いしん坊。髪型は水色のボリュームたっぷりのツインテール。
襟沢ルイ
セクシー
大金持ちのお嬢様。高飛車。髪型は白のロングヘア。
宮川結奈
スター
新たなプリズムクイーン。みんなの憧れ。少し天然。髪型は茶色のクルクルヘア。
1話「さくら、プリティートップに入る」
朝、家、部屋
さくらは寝ていた。
お母さん「さくら?起きなさい!さくら?」
さくら「ううん…もうちょっと…」
お母さん「いつまで寝てるの。起きなさい!さくら」
さくら「はあ!」
さくらはベットから起きた。
時計を見た。
さくら「きゃあ!もうこんな時間!なんでもっと早く起こしてくれなかったの?早く行かないと!」
さくらはトーストをくわえて外を出た。
さくら「行って来まーす!」
お母さん「行ってらっしゃい」
さくら「私は花本さくら。普通の中学2年生。ある日、私はプリティートップという所を見つけたんだ」
さくらはプリティートップを見た。
さくら「私はプリティートップに入って、プリズムクイーンの結奈さんを超えるぐらい強くなるんだ。でも無理無理。私は歌もダンスもイマイチ。スケートは苦手だし。でも絶対に諦めないんだ。いつかはプリズムクイーンになるんだから!」
さくら「その時、私にチャンスが訪れたんだ」
チラシが風に吹かれて、さくらの所に来た。
さくらはチラシをキャッチしてチラシを見た。
さくら「えっと、なになに?『プリズムスター大募集!プリティートップに入りたい人はオーディションに来てください。お待ちしています』って、これ!大の大の大の大大大チャンスじゃない!よし!オーディション受けるぞ〜!」
友達「あ!さくら!早く行かないと遅刻しちゃうよ!」
さくら「あっ!そうだった!」
学校、教室
さくらは友達と話していた。
友達「さくらはオーディション受けるの?」
さくら「うん!私の夢はプリズムクイーンだから!」
友達「でも、それなら結奈さんを越えないと」
さくら「大丈夫!私は絶対に諦めないもん!結奈さんを絶対に超えてみせる!」
友達「私はオーディション受けないけど応援するよ!」
さくら「ありがとう!」
友達「ホームルームだ!」
夕方
夕日がキレイに登った。
さくらは帰っていた。
さくら「よし!応募しよう!」
するとプリティートップに着いた。
さくら「失礼しま〜す」
すると結奈が中にいた。
結奈「こんにちは」
さくら「結奈さん、こんにちは〜」
結奈「あなたもオーディション受けるの?」
さくら「あ!はい!」
結奈「へえ〜じゃあオーディションするからプリズムショーしてみて!」
さくら「あ!はい!」
楽屋
さくら「うわぁ、ドキドキする。きっと大丈夫だよ!」
結奈「オーディション始めるわよ!準備はいい?」
さくら「あ!はい!」
結奈「落ち着いて」
さくら「はい!」
結奈「頑張ってね」
さくら「はい!行って来ます」
さくらは息を吸って扉へ向かってコーデに着替えた。
さくら「大丈夫、大丈夫」
音楽が始まった。
〜♪
さくら「はあ!ラブリーレインボー!」
〜♪〜♪
さくら「はあ!ピンキーリボン!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
さくら「はあ!ミラクルアロー!」
さくら「はあ!スペシャルミラクルブロッサム!」
さくらは高く飛んでコーデが輝いた。
さくら「何これ、楽しい!」
さくらは着地してコーデが戻った。音楽が止まった。
さくら「これは何?」
結奈が来た。
結奈「おめでとう。合格よ。あなた名前は?」
さくら「花本さくらです!嬉しいです」
結奈「ようこそ、プリティートップへ」
さくら「私プリティートップに入っちゃった。これからどんな出会いが始まるのかな?」
1話おわり
2話「クールプリズムスター、りりこ登場!」
前回のあらすじ
私は花本さくら。普通の元気な中学2年生。ある日、プリティースター大募集のチラシでオーディション受けたんだけど、なんと!受かっちゃったんだ。そして私はプリティートップに入ったんだ。これからどんな出会いが始まるのかな?
プリティートップ
さくら「ここがプリティートップ。あれ?あそこで練習してるのは…」
さくらはレッスン室で練習しているツンデレな少女を見ていた。
さくら「前野りりこさんだ!りりこさんってステキだよね」
〜♪〜♪
さくら「練習してる。今は話かけないでおこう」
さくらは自分のレッスン室を見つけた。
さくら「ここが私のレッスン室」
さくらは扉を開けて中へ入った。
さくら「わあ!サイコー!ここで練習しようと」
〜♪〜♪
すると、りりこが廊下を通っていた。
りりこ「はあ〜疲れたわ…ん?何か音が聞こえるわ。」
りりこはさくらのレッスン室を覗いた。
りりこ「頑張ったって私が上よ。どれだけ頑張っても私に追いつくわけないわ」
中
〜♪
さくら「ふぅ〜終わった。あ!そろそろ家に戻らなきゃ!」
さくらはレッスン室を出た。歩いていると、横をりりこが通った。
さくら「前野さんだ!ちょっとだけ前野さ〜ん!」
りりこ「誰よ!あんた」
さくら「あ!ごめんなさい!新しくプリティートップに入った花本さくらです」
りりこ「ふ〜ん、新人?ふん、そんな可愛く自己紹介したって私に勝てるわけじゃないわ。諦めて帰ったら?私の夢を潰さないで!まだ私よりも下なんだから私よりも目立たないでくれる?」
さくら「すみません!」
りりこ「可愛くないわよ。新人がえらそうに私に話かけるんじゃないわ!」
さくら「うわぁーん!怖いよ〜!」
さくらは走った。
りりこ「新人は引っ込んでなさい!」
りりこ「新人はああだからいやなのよ!(ちょっと言いすぎたかな?ごめんね)」
さくらは外に出て走って家へ帰った。
さくら「何よ!ただ話しかけただけであんなに怒るなんて」
りりこの家、りりこの部屋
りりこ「だって私よりも可愛く目立つから…」
さくらの家、さくらの部屋
さくら「テレビ付けよう」
さくらはリモコンのボタンを押した。
(ピッ♪)
テレビが付いた。するとパーフェクトエンジェルズが移っていた。
ルイ「これからもわたくしたちはみなさんのためにパーフェクトエンジェルズを育てますわ!誰にも邪魔はさせませんわ!パーフェクトエンジェルズはどのプリズムスターにも負けませんわ!ねっ、ことね、りえ」
ことね、りえ「はい!」
りえ「ルイ様に勝てる人はいません」
ことね「ルイみぃに勝てるとか思ってる人!あなたたちには無理だよ〜。ルイみぃ甘くみたらおしまいだお!」
ルイ「マジでおしまいですわ!おーほほほほほ!」
さくら「…寝よう」
朝、外
友達「行こう!さくら!」
さくら「うん!」
すると、りりこが通った。
さくら「前野さん!?」
りりこ「花本!?あんたも私と同じ学校?制服同じだし、なんで一緒なのよ!」
さくら「悪い?」
りりこ「新人は黙って早く行けば?」
さくら「なんですってー!」
りりこ「何よ!やる気?」
えみなが来た。
えみな「まあまあ、みなさん落ち着いて。どうしてケンカになったの!仲良くしよう」
さくら「うん!」
りりこ「う…うん…」
さくら「ふんっ」
さくらは学校に行った。
りりこ「新人は知らない!ふんっ」
プリティートップ、レッスン室
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこはポーズを決めた。
りりこ「決まったわ!」
廊下
さくらも来た。さくらはりりこのレッスン室を覗いた。
さくら「ふんっ」
さくらは自分のレッスン室に向かった。
レッスン室
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
さくらはポーズを決めた。
さくら「私、前野さんに悪いことしたのかな?」
登場キャラ
クルラ
さくらのマスコット。可愛い物好き。語尾に「ナナ」が付く。
アンナ
りりこのマスコット。ボーイッシュ。語尾に「だぜ」が付く。
メリー
えみなのマスコット。落ち着いている。おっとり。語尾に「です〜」が付く。
セナ
ルイのマスコット。高飛車。語尾に「ですわ」が付く。
ノア
ことねのマスコット。はじけているように見えるが実は引っ込み思案。語尾に「ポコ」が付く。
エマーナ
りえのマスコット。しっかり者。語尾に「エマ」が付く。
セリア
結奈のマスコット。マスコットのみんなの憧れ。語尾に「セリ」が付く。
りりこのレッスン室
りりこのマスコット、アンナが入って来た。
アンナ「りりロックフェスあるぜ。出るぜ?」
りりこ「出るに決まってるじゃない!べ、別にロックフェス好きとかじゃないわ!あのギターがステキとか思ってないんだからね!」
アンナ「思ってるはずだぜ。きっと楽しみなんだぜ。ボクも楽しみだぜ〜」
りりこ「それがね、アンナ。なんか力が入らない。きっと花本のせいよ!あの新人!私より目立ってから、私に勝てるとでも思ってるの?」
アンナ「大丈夫だぜ?あの新人の花本さくらだったけな…あいつは全くそんなこと思ってないと思うだぜ?」
りりこ「なんでよ!私があの子より上よ!私はNo.1なんだから!あの子なんて入ってばかりですぐ戸惑うんじゃないの?絶対無理だよね。絶対に吹き飛ばしてやるんだから!」
アンナ「ふぅ〜…全く、りりは頑固だぜ」
りりこ「頑固で結構」
アンナ「ボクはあいつ好きだぜ?見どころのあるヤツだぜ」
りりこ「そろそろロックフェスの時間ね。さあプリズムショーを始めるわ」
コーデに変身した。
ファン「キャー!りりこ〜!」
りりこ「みんな〜!私のライブいくよ〜!」
ファン「キャー!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「はあ!ハットトリックスター!ヘヘ」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「はあ!クールスプラッシュ!」
〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「ドリームムーンライト!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「クールミラクルスター!」
すると、りりこのコーデが変わった。そして飛んだ。
りりこ「ヘヘ」
りりこは着地した。
ファン「キャー!かっこいい〜!」
りりこ「どうも」
りりこはウィンクした。
さくら「前野さんすごい!」
りりこ「(絶対、花本には負けない!全然可愛くないし、すごくないんだもん。簡単に倒せる)」
2話終わり
3話「さくらとりりこ」
さくら「前野さんすごい!」
りりこ「(簡単に倒せる)」
外
りりことさくらが会った。
さくら「前野さん!すごかったよ」
りりこ「絶対あんたなんか倒す」
さくら「はっ!」
りりこは行ってしまった。
さくら「何よ!私、何か悪いことした?なんであんなこと言われなきゃいけないの?」
アンナ「りりこ言いすぎだぜ?あいつは何もしてないじゃないか」
りりこ「ほっといて!あの子は目立ちすぎなの。それが何かムカつくの。だから地獄に落としてあげようと思って」
アンナ「りりこ、それはヒドいぜ?いくらムカついてもそれはやりすぎだぜ」
りりこ「私は間違っていない!アンナには分からない!アンナは黙ってて!」
アンナ「何だぜ?いきなり怒り出して…」
りりこ「あの態度は許さない…」
さくらの家、部屋
さくら「私だって、あんなやつに負けないもん!絶対倒してぎゃふん!って言わせてやるんだから〜!」
その時、丸いふわふわな生き物がさくらの家の周りを飛んでいた。
???「見つけたナナ」
学校
友達「さくら、そういえばテスト何点だった?」
さくら「テスト!?何の?」
友達「国語のテストだよ!昨日したでしょ?大丈夫?」
さくら「ああ!ちょっと見てみる〜!」
さくら「ガーン!29点…」
友達「大丈夫、誰だって失敗はあるよ」
さくら「うん、ありがと〜」
りりことりりこの友達が通った。
りりこの友達「りり国語92点?すごいね!」
りりこ「でしょ?」
さくらはりりこを見た。
さくら「ふんっ」
外、夕方
りりこ「はあ!クールミラクルスター!」
りりこのコーデが変わった。そして着地した。
ファン「キャー!」
りりことさくらはまた会った。
りりこ「明日プリズムショーで勝負よ。勝負に勝ったらあなたが無敵だって認めてあげる」
さくら「受けて立とうじゃない!」
りりこは行った。
アンナ「りりこ、あのさくらという子も煌めきがあるぜ?甘く見たらいけないぜ?」
りりこ「あの子と私のレベルは違うもの。もう勝負は決まってるわ」
アンナ「頑固だぜ」
その時、声が聞こえた。
???「アンナ…アンナ…」
アンナ「その声はクル…」
りりこ「アンナ何してるのよ!」
アンナ「りりこ待ってくれだぜ〜」
プリティートップ、さくらのレッスン室
〜♪〜♪〜♪〜♪
さくらはポーズを決めた。
さくら「絶対に負けないんだから〜!」
さくらはジュースを飲んだ。その様子を丸いふわふわなものが覗いていた。
???「気づいてくれないナナ…」
丸いものがレッスン室の中に入った。
さくらはなかなか気づかない。
???「声をかけてみるしかないナナね。ナナ!ナナ!ナナ!!気づくナナ!!」
すると、さくらは丸いものを見た。
???「気づいたナナ!」
さくら「あれ?あなたは?」
???「私はクルラ」
さくら「そうなんだ!よろしくねクルラ!」
クルラ「やっと気づいたくれたナナね」
クルラは丸い姿に顔が出てきた。
さくら「わあ!」
クルラ「これが私の本来の姿ナナ!さくらナナね!よろしくナナ」
さくら「よろしくね!クルラ」
クルラ「これから私がさくらをレッスンしてあげるナナ」
さくら「ありがとうクルラ」
クルラ「それじゃあレッスン開始ナナ!」
〜♪〜♪〜♪〜♪
クルラ「そこのターンもう少し決めるナナ」
さくら「はい!」
〜♪〜♪〜♪〜♪
クルラ「はい!決めるナナ!」
さくらはポーズを決めた。
クルラ「まだまだナナ!もう1回ナナ!」
さくら「はい!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
さくらはポーズを決めた。
クルラ「さっきよりもよくなって来たナナ」
さくら「ありがとうクルラ!」
クルラ「それで、さくら〜!これから、さくらと暮らして行っていいナナか?さくらのマスコットとして」
さくら「え?OKだけど…」
クルラ「軽っ!ありがとうナナ」
朝、プリティートップ
さくら「いよいよ今日ね」
りりこ「絶対倒すわ!まずは私よ」
アンナ「りりこ頑張るんだぜ〜!」
りりこ「ええ」
りりこはコーデに着替えた。
ファン「キャー!りりこ〜!頑張って〜!」
アナウンス「まずは前野りりこ選手です」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「はあ!ハットトリックスター!ヘヘ」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「はあ!クールスプラッシュ!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「はあ!クールドリーム!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
りりこ「はあ!クールミラクルスター!」
すると、りりこのコーデが変わった。そして飛んだ。
りりこ「ヘヘ」
りりこは着地した。
ファン「キャー!りりこステキ〜!りりこ〜!」
さくら「負けないもん!」
りりこ「(もう勝利は目前よ)」
アナウンス「前野りりこ選手2997カラット」
りりこ「(かかって来なさい!)」
さくら「クルラ頑張るね!」
クルラ「全力出して来るナナよ!」
さくら「うん!」
さくらはコーデに着替えた。
アナウンス「次は花本さくら選手です」
ファン「あなたが新しいプリズムスター?」
さくら「みなさ〜ん!私、頑張りま〜す!」
ファン「キャー!頑張って〜!さくらちゃん!」
〜♪〜♪〜♪〜♪
さくら「はあ!ラブリーレインボー!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
さくら「はあ!ピンキーリボン!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
さくら「はあ!ミラクルアロー!」
〜♪〜♪〜♪〜♪
さくら「はあ!スペシャルミラクルブロッサム!」
すると、さくらのコーデが変わった。そして飛んだ。
さくら「あははっ」
ファンも笑顔になった。
さくらは着地した。すると桜の花びらが上から散ってきた。
ファン「キャー!さくらちゃん可愛い〜!」
さくら「ありがと〜!」
アナウンス「花本さくら選手は2999カラット!この対決は花本選手の勝利!」
楽屋
さくら「やったよ!クルラ!ありがとう!クルラのおかげだよ!」
クルラ「さくらはよく頑張ったナナ」
(トントントン)
扉を開けたのはりりこだった。
さくら「りりこ…」
りりこはさくらに近づいて手を出した。
りりこ「あんたもよくやるじゃない!実力だけは認めてあげる」
すると、さくらは手を握った。
さくら「うん!」
りりこ「べ、別に仲良くしようって言いに来たんじゃないのよ!その…さくらって呼んでいい?」
さくら「もちろん!じゃあ私もりりちゃんって呼んでいい?」
りりこ「よくないけど、いいわよ!」
さくら「よろしくね!りりちゃん!」
りりこ「う…うん、よろしく…」
3話終わり。
4話「優しい少女、麻痺路えみな」
前回のあらすじ
さくらとりりこはプリズムショーで対決をし、さくらが勝利した。りりこはさくらの努力を認めて、さくらとりりこは仲良くなった。
今日もさくらは友達と一緒に学校へ行っていた。
友達「さくら、あの子」
さくら「何?わあ!」
さくらは三つ編みの花を持った美女が通った。
友達「麻痺路さんだよ」
さくら「キレイな人〜」
さくらはえみなの所に近づいた。
さくら「麻痺路さん、おはようございます」
えみな「あら花本さん、おはよう。うふふ」
えみなは笑った。
さくら「ステキ〜」
えみなは花壇の所に行った。
えみな「お花さんもおはよう。うふふ」
さくら「麻痺路さん、お花が好きなんだ」
えみなは入って行った。
さくらたちも入って行った。
校内、廊下
えみなが歩いていた。
えみな「今日も空気がおいしいわね〜」
りりことえみなが会った。
りりこ「えみな、おはよう」
えみな「前野さん、おはよう」
生徒「どうしよう花が」
えみな「それは大変!」
えみなは生徒の所に行った。
えみな「これでよし!」
生徒「麻痺路さんありがとう!」
えみな「うふふ」
その様子をさくらは見ていた。
さくら「麻痺路さんってステキ!」
さくらも笑顔になった。
えみな「帰ってお花さんたちの相手をしなきゃ」
えみなは教室に戻った。
夕方
えみなは帰っている途中、プリティートップを見た。
えみな「ステキだわ。私も行ってみたいなぁ〜」
するとまた丸いものが木に隠れてえみなを見ていた。
???「あの子ステキです〜」
するとさくらが走ってえみなとぶつかった。
(バタン!)
さくらは起きてえみなを見た。
さくら「ごめんなさい!気付かないで……」
えみなは起きて微笑んだ。
えみな「大丈夫よ。気にしないで」
さくら「本当にごめんなさい!」
えみな「ここに用事?」
さくら「あ、はい!私このプリティートップに入っているのです!」
えみな「そうなんだ。羨ましいなぁ〜私も入りたいよ」
さくら「じゃあなんで入らないのですか?」
えみな「私、お花さんたちの相手をしなきゃいけないし、塾とかもあって忙しいんだ」
さくら「そうなんだ」
えみな「入りたいなぁ……プリティートップってどんな所かな?」
さくら「(まだオーディションあってるよね)大丈夫ですよ」
えみな「でも……」
さくらはえみなの方を向き、真剣な表情で言った。
さくら「大丈夫です。チャンスはあります!」
えみな「花本さん……」
さくら「オーディションまだありますので受けてみましょう!」
えみな「受かるのかな?」
さくら「大丈夫ですよ!」
えみな「ありがとう。じゃあ受けてみようかな。でも今日は無理。塾だし、でも明日は大丈夫よ」
さくら「じゃあ明日、夕方ここへ来てください!待っています!」
えみな「ありがとう。もうそろそろ行かなきゃ」
えみなは歩いて塾に行った。
クルラ「ん?」
さくら「クルラどうしたの?」
クルラ「今、何か気配を感じたナナ。気のせいナナね」
えみなは家の庭に来た。庭は広く、つぼみがいっぱい咲いていた。えみなは上呂で微笑みながら水を出し、花に掛けた。
えみな「早く元気になってね」
また丸いものがえみなを見ていた。
???「素晴らしいです〜」
えみなは真剣な表情になった。
えみな「頑張らなきゃ」
夜になった。月が昇っていた。
家の中でえみなとえみなの両親が一緒に晩ご飯を食べた。
えみな「いただきます……」
えみなは真剣な表情で食べていた。
えみなの母「えみなどうしたの?」
えみな「ううん、何でもないわ」
えみなの母「そう……」
えみな「受からなきゃ」
えみなの母「えみな?」
えみな「な、何でもないわ〜」
えみなの母「そう?」
えみな「じゃあ私、寝るわ」
えみなは自分の部屋に入った。
えみな「私……歌もダメだし、ダンスもダメ。大丈夫なのかな?」
朝、えみなは学校に登校していた。えみなは少し落ち込んでいた。それでも笑顔だった。
りりこ「えみな、おはよ」
えみな「おはよう……」
さくら「麻痺路さんおはようございます!」
えみな「花本さん……おはよう」
さくら「麻痺路さん?」
えみな「どうしたの?花本さん」
さくら「いいえ、何でもありません」
えみな「今日も頑張って」
そして夕日が昇り、えみなはプリティートップに向かった。
さくらが待っていた。
さくら「これはチャンスですよ!」
えみな「チャンス……」
えみなはプリティートップを見た。
えみな「入りたい……入ってみたい……でも……怖い」
さくら「頑張って!中に入りましょう!」
えみな「う…うん…」
さくらとえみなが中に入った。すると結奈が立っていた。
結奈「あなたはオーディションを受けるの?」
えみな「はい」
結奈「じゃあプリズムショーを見せてもらおうかな」
えみな「はい……」
さくら「麻痺路さん!頑張ってください!」
えみな「はい……」
えみなはコーデに着替え、ステージに立った。
えみな「(頑張らなきゃ!)」
〜♪〜♪〜♪
えみな「えいっハッピースペシャルモーニング〜」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
えみな「やあ!ミラクルシャワー!」
えみな「えいっ胸キュ〜ン!たいけ〜ん!キュンキュン〜」
〜♪〜♪〜♪
えみな「えいっ」
えみなは飛んだが落ちた。
えみな「きゃあ!」
えみなは立った。そして踊り続けた。
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
えみな「はあっ」
えみなは飛んだがまた落ちて転けた。
えみな「きゃあ!」
えみなは立って踊った。だが何回飛んでも失敗した。
そして音楽が止まった。えみなは立った。
結奈はえみなの所に来た。
結奈「残念だね。あなたには何かが足りないの」
えみな「はあはあ……」
結奈「その足りないものを自分で探してみて」
えみなは落ち込んだ。
プリティートップ前
さくら「またチャンスはありますよ!」
えみなは泣いていた。
えみな「私なんて無理だよ。私なんかにプリズムショーができるわけないよ。もう諦めよう……私には無理だったんだよ。私には何も」
えみな「輝いているものなんてないんだよ。私は歌もダンスも下手だし、最初から無理だって分かっていたのに……」
さくら「諦めたら……」
えみな「諦めたらダメって言いたいのよね?でも、もう諦めるしかないのよ。私とあなたでは才能は違うもの。花本さん、ごめんね。早速誘ってくれたのに。帰るね」
さくら「さよなら……」
4話終わり
5話「輝いているもの」
前回のあらすじ
中学2年生、麻痺路えみなは優しく、落ち着いた少女。ある日プリティートップのオーディションを受けたが結果は失格に終わった。結奈はえみなに何かが足りないと言われた。えみなは落ち込み、どん底に落ち、諦めてしまった。
えみなの部屋
えみな「私に足りないものって一体何?私は歌もダンスも確かに下手。でも何だろう……そんなのではないよね?」
えみなは鏡を見た。
えみな「顔?メイクが足りないの?違うよね」
えみなは鏡から離れた。
えみな「分からない。でも無理だったんだから諦めた方がよかったんだよ。諦めが肝心、全くその通り。私なんて全然ダメだもん」