ここはスレタイの通り
【夢小説】【二次創作】【腐向け小説】を書いたり読んだりする所です。
苦手な方はブラウザバック推薦。
<注意事項>
・悪コメ、荒らしは退散
⇒まぁそんな人が来ないことを願っております
・雑談ok
⇒ていうか寧ろ大歓喜です
・とりあえず仲良くしておくれ(・ω・`)
⇒喧嘩するなら喧嘩版へどうぞ(止めはしない)
・ジャンルは何でも構いません!!好きに使ってやってください
⇒初見の方は軽く自己紹介してくださると助かります
以上、守れる方はじゃんじゃん入ってくださいな
一応私も自己紹介
普段は占ツクにいます(名前は違いますが)
名前:葎(むぐら)
性格:変
好:抹茶
嫌:虫
ジャンル:漫画(少年系、少女系、青年系)、ゲーム(ib/獄都事変)で夢中心…甘、悲恋、病、裏
所々日本語が可笑しいですが敢えて触れないでやってください!!
こんにちは!雫恩と申します。
二次創作は初めてなので…小説は書いているんですけど…
あまり上手くないですよ!!
夢小説を主に書きますが、時々腐向けを書くかもしれません…
そこらへんよろしくお願いします。
キャラクターのことですが葉っぱ天国で書いている小説のキャラを
使ってます。良かったら今度読んでみて下さい!!
キャラクター説明
凛・華莉菜(18歳) 女
ミッション部部員。美形だが、無口で無愛想。
戦うときは刀を使い、すぐ切りつける癖がある。強い。
身長は185pで、紫髪をポニーテイルにしている。
赤坂 蓮(18歳) 男
ミッション部部員。美形だが、バカ。
火魔法を使い、戦うときは素手。周りを見ないで、よく物を壊す。強い。
身長は189pで、金髪にオレンジ色の瞳をしている。
・・・曇天に笑うの夢小説です・・・
ミッション部、それは魔法学園の中で一番強い集団である。
ミッション部は主に悪魔退治を専門にしているがそれ以外の仕事もする。
…時々だが別の世界に行き勉強をしている場合もある。
今日はその勉強をする日なのだが…
「どうしましょう…蓮さんが…」
「ほっときなさいよ!あんな奴…はしゃぎ過ぎて落ちるのが悪いのよ!」
「でっでも…心配だし…その世界の人が怖い人達だったら…」
「…確かにな…まぁあっちの世界には華莉菜も行っているから、探してもらうか…」
ミッション部のメンバーは納得すると異世界へ行ける泉のある部屋から立ち去った。
曇り空の下。稽古を付けてもらった曇 空丸は家に帰るため森を走っていた。
「降りそうだな…洗濯物を早く入れないと!」
そう言うと速度を速め走っていた。・・・すると、
バーーーーーーン
「!!」
空から何かが落ちる音がした。
「なっなんだ!?」
空丸は慌てて音のした所に向かった。
(鳥…?いや、鳥だったらあんな音しないな…)
音がしたのはこの辺りだった…と空丸は周りを見ていたら・・・
「…!っおいっ!」
そこには少年が倒れていた。
「大丈夫か!!」
空丸は駆け寄り聞いたが、その少年は答えない。空丸はこのままではいけないと思い、
その少年を運ぼうとした。
「っ!!」
だがその少年は空丸より遥に大きかった。空丸は何とか歩き、家…曇神社に向かった。
目を覚ますとそこは見たことの無い天井が広がっていた。
「!!なに、ここ!!どこ…ったー!」
蓮はガバッと起き上がり周りを見た、その瞬間にとてつもない痛みに襲われた。
「いたたた!!何でこんなに痛いの!!悪いことしたか!?俺!?…思い当たりすぎて逆にわかんねー…」
すると、部屋の障子が開き黒髪の少年が現れた。
「…凄い元気だな…お前ケガ大丈夫か?」
「おう!このとうりだいじょう‥ったたー!!」
「ああ!!もう!!無理すんな!」
蓮は大人しくすると、その少年は蓮の布団の横に座るとくすりと笑った。
「?どうかしたか?」
「いや…お前が俺の兄貴に少し似てるから…騒がしいとことか」
「おう!そうか!」
蓮は嬉しそうに答えた。…嫌な意味とは全く取らずに…
「俺は曇空丸。お前は?」
「俺か?俺は赤坂蓮だ!よろしくな!空丸!!」
「あっあぁ…って!お前日本人!?」
どっからどう見ても日本人では無い。空丸の驚いた表情を見て、
蓮はニシシと笑っていた。
つづく
トリック・オア・トリート!
いや〜ハロウィーンですねぇ。
ハロウィンと言ったら仮装!…そんなことを考えていたら、
小説が書きたくなりました。夢小説が途中の癖に。欲望のまま書いているんで
気にしないで下さい。ちなみに…腐向けです。「曇天に笑う」の。
空丸の総受けです。ギャグ中心になりますのでご了承ください。
「はろうぃん?」
「そう。西洋ではそんな祭りがあるんだよ。」
空丸はどんな祭りなのだろう…と思っていた。空丸と白子で夕飯の準備をしている時
(もちろん白子には料理をさせていないが)白子が空丸にハロウィンについて話していた。
「どんな祭りなんですか?」
「正確に言うと収穫を祝う祭りなんだ。そこに悪霊を寄り付かせないようにおばけの仮装をする
そうだよ。」
「へぇ〜そうなんですか!面白そうですね…あっでもこの話兄貴には…」
空丸が言いかけた時、障子がスパーンと開いた。
「なんだその祭り!!面白そうだな!!っな宙太郎!!」
「はいっス!面白そうっすね!天兄!」
空丸は頭を抱え「遅かったか…」と呟いた。祭り好きな天火と宙太郎がそこに立っていたからで
ある。
「仮装なら俺ヴァンパイア〜!」
「ヴァンパイアってなんすか?」
「血を吸うという西洋のおばけだよ…宙太郎はかぼちゃの仮装が似合いそうがね。」
白子に言われ「そうするっすー!」と宙太郎は元気に答えた。
「えっ…本当にやるの?」
「当たり前だろう!なんだ〜そらまる君はお兄様のヴァンパイア姿を見たくないのか〜?」
「ああ。見たくねぇよ。てか、兄貴ヴァンパイア絶対似合わねぇよ。」
「ひどいっ!!」
そんなやり取りを白子は微笑ましく見ていた。すると、
「空兄は猫の仮装が似合いそうっす!」
と、空気の読めない宙太郎の発言で天火と白子の動きが止まった。
「はぁ!?俺までやるの!?」
「そうっす!みんなでやるほうが楽しいっす!」
宙太郎の言葉に「そうだ!そうだ!」と天火が加わった。宙太郎の言葉に言い返せない
空丸は白子に助けを求めたが「空丸の猫耳…」と妄想をしている白子は全く聞いていないので、
結局、みんなで仮装をする事になった。
仮装は白子と空丸が準備した。仮装は天火が狼男、空丸が黒猫、宙太郎がかぼちゃ、白子がヴァンパイア
となった。天火は狼男になり駄々をこねたが、白子の謎の説得で大人しくなった。
そしてハロウィン当日。白子は一番に準備を済ませ、みんなを待っていた。黒いマントにタキシード、少し
髪を乱した白子は様になっていた。すると、
「白兄〜どうすか!!」と宙太郎が目を輝かせてやって来たので「似合っているよ。」というと「そうすかー!」と嬉しそうな顔をした。
「なあ〜白子どうだ!可愛いか!」
とポーズを決めてきた天火に「可愛くないよ。」とにこにこと答えたら、あることに気付いた。
「そう言えば…空丸は…?」
白子が言った瞬間障子の向こうの影がビクンと動いた。
「…空…丸?」白子が問いかけると中から弱弱しい声で、「…出ないとダメですか…」と聞こえた。
「もちろんっすよー!空兄!」
「そうだ!そらまる君の仮装が見たい!」
天火と宙太郎の言葉でおずおずと空丸が出てきた。天火と白子は息を飲んだ。
袖の長い肩出しの服に黒いブーツ。そして何より猫耳と尻尾がよく似合っていた。また、空丸は長い袖
を口元にあて、顔を真っ赤にしていた。破壊力のある姿に声が出ない大人達。
だが二人同時に同じことを考えていた。
⦅なんだ!この可愛い生物は!!…後で悪戯して可愛がろう…⦆と。
そんな事は知らない空丸は「早く着替えたい…」と思っていた。
空丸マジ天使や…
8:葎:2015/10/30(金) 22:28 ID:okw " も ど っ て お い で "
嫌だ嫌だ嫌だ!!私はやっと自由になれるんだから、あんな独りぼっちの暗い所なんてもう戻らないんだから!!
ところでどうして人がいないの?
外の世界は人で溢れているんでしょ?
なんでまた私だけなの?
「開かない…」
扉が開かないよ…これじゃあ外に出られないじゃない…
" か わ い そ う な メ ア リー "
何よ何が可哀想なのよ…私はやっと出られたんだから幸せ者じゃない!願いが叶ったんだから!
「なにこれ…」
美術館がどんどん暗くなる、窓は赤い絵の具でどろどろ、深海の世から黒い絵の具がどろどろどろどろ
「どうしてどうしてどうして!?私は外に出られたはずなのに!!!」
出口なんか見つからない
「イヴ、イヴ…助けて…!!」
「ギャ……ギャリー…ッ!!お願い誰か来てッ!!」
「……お父さん…!!」
全部が闇に呑み込まれちゃうね
" バ イ バ イ メ ア リ ー "
どんどんどんどん暗くなる、どろどろどろどろどろどろ
怖い、怖いよ暗いよ暗い暗い暗い暗い暗い暗い怖い怖い怖い怖い怖い怖い暗い怖い暗い暗い暗い暗い暗い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い暗い暗い怖い暗い怖い黒い黒い黒い黒い黒い暗い暗い暗い怖い暗い暗い暗い黒い黒い暗い
_____絵本の中の少女は、所詮絵本の中の住人にしか過ぎなかったのです。
外へ出ても無駄だったのです。
少女がさいごにみたのは真っ暗な闇と大粒の涙でした。
そうそこは……虚無だったのです。
戻れば二人と共にいられたのに。
無個性に道を塞がれたままだったらこうはならなかったのに。
お姉さんだって額縁の向こうで微笑んでいるのに。
本当に本当に、可哀想なメアリー。
おしまい
なぁにこれぇ(^p^)
10:雫恩:2015/11/07(土) 12:14 ID:Pl.珍しく真面目だな〜
11:葎:2015/11/07(土) 15:47 ID:okw >>10
珍しく…だと…
君は一体私をどんな目で見ているんだ…
ww冗談!っても半分は真面目にそう思った。
まぁ気にすんな。
お久しぶりです。また書こうかな〜と思い参上しました。
曇天に笑うの続き書こうかな〜と思ったがやめました。メンドクサイ
自由気ままなB型なので許してくだせい。
今回はハイキュー(?)ですかね。及川さんをいじめるだけの小説です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
キャラクター説明
マドカ・イヴ・サファイア(18歳) 女
ミッション部メンバー。美形だが、ドS
武器は鎌を使い、氷魔導士。拷問大好き💛とかいう怖い子。
身長は158p青髪の少女。
※ちなみにハイキュークエストです。
「遂にここまで来たね…チビちゃん達☆」
大王及川は水晶に映る少年たちを見て笑っていた。
「さてどんなことをしようかな〜」
及川は知らない…さっきから後ろで自分を呼んでいる事に…
「〜♪…った!!」
及川の頭に何か当たった。彼は床を見るとそこには…ヒールの高いハイヒール
が落ちていた。及川は嫌そうな顔をするとその持ち主の方に顔を向けた。
「マドカちゃん…下手すればこれ凶器だよね…」
「あら?そう?でも、反応しないあんたが悪いよね〜」
少女はにこにこと笑っていた。
及川と彼女の出会いは数日前の事である。
宿が無い…と町娘の少女が及川の所を頼って来たのである。その町娘が余りにも
美人だったので及川はOKしてしまったのである。…今あの時の事を何度恨んだ事か…
彼女はその後好き放題やっていた。部下の何人かを肉体的にいじめ、及川に我儘を言って
きた。追い出そうとしたが彼女は物凄く強く、勝てる事が出来なかった。
そのことがあり、彼女のドSは加速していった。
「ところで…何?」
「その顔ムカつくわね。まあいいわ。くそ川お茶入れてきて〜」
「なんで俺がやんないといけないの!!」
「めんどくさいからよ。」
「…マドカちゃん…君は人の事を何だと思っているの!!」
「なにって、おもちゃだけど?」
マドカはきっぱりと答えた。そのことに頭を抱える及川。
「そんな事より早くお茶!!」
「はいはい!!」
及川はその場を離れた。
「あの水晶のことまんまと信じてたわね…」
マドカは笑いをこらえていた。
「私が作った氷の造形なのに…」
マドカは席を立つと出口に向かった。
「あれ?女王様…何処へ?」
クロは門の前にいるマドカに声をかけた。
「んーちょっと風に当たってくる〜♪」
マドカは上機嫌なまま外に出た。
お茶を入れてきた及川がマドカがそこに居ないのを知るのは
また別のお話。
end
微妙な終わりかたですが…気にしないでね〜
マドカちゃん本当好きミッション部で一番好き
15:雫恩:2016/01/05(火) 18:57 ID:N6w
〈注意!!〉
・腐向けです。・文章が雑です。
・忍たまだよ〜【六は】・死ネタ(伊作先輩が死んじゃいます)
・語る人がコロコロ変わります。
「ゴホッ…ゴホッ…」
「伊作…大丈夫か…?」
留三郎は心配そうに僕を見た。僕は大丈夫。
と答えると、留三郎は「ならいいが…」
とまだ心配そうな顔をしていた。
「だから、鍛錬が足りないのだ」
文次郎が僕を見て呆れた顔をした。
「なんだと!!伊作は頑張っているじゃないか!!」
「だいたいな!留三郎!!同室のお前が伊作を甘やかし過ぎだ!
だから伊作が弱くなってしまったんだ!!分れ‼このヘタレ野郎‼」
「なっ!!ヘタレだぁ!?お前には言われたくないな‼この鍛錬バカが!!」
と、文次郎と留三郎が喧嘩を始めてしまった。…こりないな君たちは…
「止めなよ…二人と…ゴホッ…ゴホッゴホッゴホッ!!」
…せきが止まらない。胸が苦しい…なんで…いきなり…
僕の足にいきなり力が入ら無くなった。…あれ…?目の前が真っ暗になり
僕はその場に倒れた。
目を開けると保健室の天井があった。…僕は…あぁ倒れたんだっけ…
すると保健室の障子が開く音がした。入ってきたのは、
「新野先生…」
保健委員の顧問、またこの学園の保健の先生、新野先生だった。
「伊作君、体の具合は大丈夫ですか?」
「はい。」
僕が答えると先生はニコリと微笑んだ。
「伊作君…君に大事な話があります。」
先生は真面目な顔になり、僕の目を真っ直ぐ見た。そこで僕は話の内容が分かった気がした。
**************************
「君はこのことを誰にも言わなかったんですね…でももう流石に隠せませんよ。」
「はい…解っています…」
「先生方や下級生には私から言っておきます。でも、6年生には伊作君、貴方の口から
告げてくださいね。」
「…はい…」
そう言うと先生は微笑み保健室から出て行った。…告げるか…
そうこうしないうちに保健室の前には騒がしい足音が聞こえた。
「いさっくん‼だいじyっがっ!!」
「…小平太静かに…大丈夫か…伊作…」
六年ろ組の七松小平太と中在家長次だった。相変わらず元気だな…と思い僕はクスリと
笑った。
「保健委員長が倒れてどうする‼鍛錬がたり「こんな時にそんな事しか言えないのか!!文次郎!!」
六年い組の潮江文次郎が同じく六年い組の立花仙蔵に怒られていた。
文次郎が苦い顔をする。…相変わらず仙蔵には頭が上がらないな…文次郎は・・・
「伊作…」
「留三郎そんな顔しないでおくれ。僕は大丈夫だから。」
そして、僕の同室の六年は組の食満留三郎は情けない顔をしていた。
「しかし…いきなり倒れるなんて…心配したぞ。伊作。」
仙蔵は困ったように笑った。そこで僕はみんな僕のことを心配してくれたんだと思い涙が出そうだった。
「いさっくん!!バレーしようぜ!!」
「さっき倒れた奴に言うか普通!!」
「…そうか…すまない…」
「…体調が良くなったら…やればいい…もそ…」
「そうだな!!」
小平太は無邪気に笑った。…僕は胸が痛かった。今から言う事は今、僕の目の前で笑っている
彼らを傷つけてしまうだろう。…でも…言わないといけないな…
「ねぇ…小平太…残念だけど…その約束は守れないよ…」
「え…」
「どういうことだ?伊作…」
留三郎は僕に聞いてきた…あぁ涙がでそうだ…僕はしっかり笑っているのかな…
「だってね…僕の余命はあと一か月なんだ…」
保健室から出た俺たちは魂が抜けた様だった…伊作が死ぬ?…
今の俺には信じる事ができなかった。すると文次郎がいきなり俺の胸ぐらをつかんだ。
「…なんで気づかなかったんだよ…お前はあいつの同室だろ!!」
俺は文次郎を睨んだ。
「…せえな…お前に何がわかるっていうんだ!!」
「止めろ!!お前たち!!」
俺たちの喧嘩を仙蔵と長次にとめられた。すると、ずっと黙っいた小平太が口を開いた。
「なぁ…みんなでいさっくんを笑顔にしないか?」
『え…』
「私はな…今一番辛いのはいさっくんだと思うんだ。だからいさっくんを元気ずける、
笑顔にするんだ。」
「…そうだな…」
「ああ…小平太の言う通りだな。私達が辛い時励ましてくれたのは伊作だった。
だから私たちもあいつを励まさないとな…だろ文次郎?」
「…確かにな…おいお前はどう思うんだ?」
俺は…
「悪い…少し考えさせてくれ。」
俺は少し早口に言って、その場から離れた。
…俺は悔しかった。同室のお前の事を何もわかっていなかった。
それと…なぁ伊作…どうしてもっと早くに俺に教えてくれなかったんだ?
あれから一週間たったんだ…早いな…この一週間の間に多くの下級生が来てくれたな。
…だけど彼だけ来てくれないな。久しぶりに顔が見たい…僕の同室で、僕が大好きな彼。
「寂しいよ…留三郎…」僕しかいない保健室でこの声だけ響いた。
「…まだ行っていなかったんだな…」
俺は声のしたほうに顔を向けた。そこには、長次が立っていた。
「…あぁ。…情けねぇだろ?」
「……。」
俺はこの胸のもやもやがはれたら、伊作に会いに行く予定だった。だけど…一行にはれなくて…
未だに伊作の顔を見れないでいる。あいつの命は残りわずかなのに…
「…お前の悩み…そのまま伊作に聞いたら…いいんじゃないか?」
「え…」
長次の言葉にびっくりした。俺はこの悩みを言ったことが無いのに…長次は俺を真っ直ぐ見つめていた。
おみとうしだったか?…確かに。ここで悩んでいても仕方ないな…すると小平太がひょこっと顔を出して俺に言った。
「留三郎!!お前まだ行ってなかったんだな!!いさっくんがかなし…ん?どこ行くんだ?」
俺はバカだ。あいつを悲しませてどうする。俺はまっすぐに保健室に向かった。
まだまだ続きます。あああああ文章が可笑しい!!
18:雫恩:2016/01/06(水) 14:53 ID:N6w 『僕は善法寺伊作。よろしくね。食満君!』
桜が舞い落ちる10歳の春。俺の初恋はお前だった。
障子を静か開けると伊作は静かに本を読んでいた。
伊作は顔を上げ俺の顔を見ると嬉しそうに微笑んだ。
「留三郎!!良かった…来てくれた…嫌われたかと思った…」
「…なわけないだろ…」
俺がそういうと「へへっ」と嬉しそうに笑った。
俺はまだもやもやと悩んでいる。長次には本人に聞けと言われたが、
実際に本人を前にするとなかなか言葉が出てこなかった。伊作はそんな俺を
見て、クスリと笑った。
「…なんだよ…」
「ふふ。いや。やっぱり留三郎だな…と思って。」
「はぁ?」
思わず情けない声が出た。伊作は「悩み事があるんだろう?」と聞いてきた。
…長次といい、伊作といい、どうして俺の気持ちがわかるんだ?俺は疑問に思った。
「…なあ…伊作…体の事…どうして早く言ってくれなかったんだ?」
俺は顔を伏せて言った。…今の伊作の顔を見るのが怖かったからだ。
少し間を開け伊作はポツリポツリと話し始めた。
「僕はね…もう少しこの学園生活、この騒がしい生活を送りたかったんだ…」
「…?」
「…留三郎と文次郎が喧嘩して仙蔵に怒られたり、小平太と長次が後輩を振り回しながらも
楽しそうにバレーをやっていたり、それをそばで見ていたかったんだ。君たちは優しいから
もし早くに僕が体の事を告げたら、悲しい顔をしただろう?それに凄く気を使ってくれると
思うんだ。だけど僕はそんな風にされたくない。当たり前な毎日を笑って過ごしたかったんだ。
…あと…留三郎…君には一番この事を言いたくなかったんだ。」
「えっ…」
「そんな傷ついた顔をしないでよ…留三郎…君は凄くいい人だ。凄く優しい。
だから君は僕の事で悩んでくれたんだろう?もし早くに言ったら、きっと君は僕の分まで
沢山泣いてくれただろう?僕はそんな君を見たくなかったんだ。…我儘だね…それに今まで
君がこんなに悩んでいたなら、もっと早くに言えばよかった…」
伊作は眉を下げて済まない…と言った。
「…お前のせいではないだろう…俺がうじうじしすぎただけだ…その…悪かった…」
「謝んなくていいのに…でもこの一週間、君が来なくて…寂しかったなぁ…」
「っ!!////」
伊作が可愛いことを言うから自然と俺の顔に熱が集まってきた。
「!!どうしたの!?留三郎!!顔が真っ赤だよ!!熱があるんじゃぁ…」
すると伊作は俺のおでこに自分のおでこをくっつけて…
「いっ伊作!!やめろ!!///」
俺は伊作から顔をバッと遠ざけた。心臓の音がうるさい。伊作はクスクスと笑っていた。
人の気も知らないで…それから俺は前までが嘘みたいに保健室へ毎日通った
『伊作!!大丈夫か!?』
落とし穴に落ちた僕を引き上げ、にこりと笑う君の顔が好きだった。
僕は…報われない悲し恋をした。
あれから何日たったんだろう?相変わらず僕の様子を心配する人達で保健室
は賑わっていた。前までと少し違うのは僕の隣で笑う君がいるのが凄くうれしいと
言うこと。我ながら、単純だな。と思う。…あぁもう少しこの時間が続けばいいのに…
僕は静かに目を開ける。体が弱ってしまいもう起き上がることも出来なくなった。
僕の横を見ると留三郎が眠っていた。昨日の夜、ずっと話していたんだっけ。
そして僕は体の変化に気付いた。…あぁ僕今日死ぬんだな…って
なんの根拠も無いけど、なんとなく思った。そう思ったら、涙が出てきた。
嫌だ。死にたくない。もっとみんなと…
「うっひくっ…」
「ん…伊作…!!どうした!?」
ああ君を起こしてしまった…申し訳ないな…だけど涙は止まらなかった。
「とめ…さぶろう…いやだ…ぼく…しにたく…ない…もっと…みんなと…おはなし…
したい…みんなと…わらって…いたい…ずっと…きみの…」
隣に居たい
「っ!!伊作っ」
留三郎は僕の手を握りしめて「すまない…」と何回も言っている。ぽたぽたと手に何かが
落ちる。それは留三郎の涙だった。…僕は君を悲しませてしまったんだ。
「すまない…とめ…さぶろ…だから…なかな…いで…」
留三郎は顔を上げた。目にいっぱい涙を溜めていた。
「なあ…伊作…「とめさ…ぶろう…だめ…」
君が言うことがわかってしまったから。僕は死ぬ。君がそれを言ったら、君には辛い未来しか
やってこないから…
「でも、伊作これだけは…言わせてくれ。」
君の目には強い意志が宿っていた。…ほんとバカだな…君は…
「伊作。俺はお前のことが好きだ。」
僕の目からまた涙があふれ出した。
嬉しい。君からその言葉が聞けて…
段々眠くなってきた…君を傷つけてしまう…
だけど、これだけは…これだけは君に伝えなきゃ。
「…ぼくも…とめさ…ぶろうが…すきだよ…」
君は無邪気に笑った。ああ。この顔が見れて良かった…
「…いま…まで…あり…が…と…う…」
僕は目を閉じた。
「くっ…」
いつか来ると思っていた別れの日。わかっていたのに…
俺は泣き叫んだ。大切な人を失ったから。俺の声は学園中に響いた。
なあ、伊作少し待っていろよ。必ず会いに行くから‥‥
終わりです。有難うございました。
21:葎:2016/01/11(月) 20:33 ID:okw >>20
キャラよく知らんけどいい話でした
もしかしたらいつかここにえっちぃ小説書くかもしれない…そういうのって書いても大丈夫なのかしら
23:雫恩:2016/02/29(月) 16:49 ID:K/o ≫22
ダメだ…いちようサイトの説明(?)に書いてあったよ…
>>23
デスヨネー