テレパシー少女蘭は私のミステリー好き幼馴染みCP好きの原点なのです。
あさの先生がテレパシー少女の続きを書いてくれないし消化不良ですよもう!
両方とも、土曜の6時前後、アニメの制作会社はトムス。
ヒロインは蘭。推理力のある幼馴染みと両想い。
たぶん、私のコナン好きはここに萌えが詰まっていたところから始まる気がします…
メインキャストは、名探偵と幼馴染み。
蘭ちゃんとコナン(新一)
平次くんと和葉ちゃん
蘭ちゃんと留衣くん
多分新一くんと蘭ちゃん、園子ちゃんの関係性が好きな人はこの二人も好きになれるんじゃないかな?
pixivに、全く同じ文章がありますがパクリじゃないです(笑)同一人物です。
無いとは思いますが荒らしや喧嘩はNGです。
青い鳥文庫が小中学生時代大好きで、書いてみようと思いスレを立てました。
楽しんでもらえると嬉しいです。
二つの話の結構コアな原作ネタが混じってますので、マジ!?って思ったら聞いてください。創作と原作教えます(笑)
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蘭ちゃんと蘭さん
by 詩夜。
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「お疲れ!」
「ありがと、園子」
蘭は園子からスポーツドリンクを受け取る。
「はーっ、あんたの旦那は嫁の関東大会の試合観に来ないなんてねえ」
「仕方ないでしょ、どうせあいつは大事件抱えてるんだから!てか旦那じゃない!」
「そ、そうだよ仕方ない!」
「やっぱりあいつとは違うよねー、コナンくんは」
もう、コナンくん可愛いいっと蘭はぎゅうと抱きしめた。
コナンの顔はだらしないほどに緩んでいた。
__磯崎兄妹サイド
「お兄ちゃん凄い!いよいよ関東大会だよ!」
「ああ、あの子可愛い……」
「凛さんっ、お気を確かにっ!」
「あの子なんの種目だろう…道着だから空手か柔道だろ、でさっきの試合にいなかったって事は空手かな」
「そうみたいね、にしても本当美人〜。あのお姉さん彼氏いるんじゃないの?」
「でもでも、周りに彼氏っぽいのいないだろ?話しかけてみようかなー」
「まあ、やってみれば。玉砕するのがオチだよ。ね、翠。…翠、生きてるー?」
(コイツ、蘭のこと狙ってんのか)
妙に低い声で、聞こえた声。
周りに男の子は留衣や兄、そして小学生くらいの眼鏡の男の子くらいしかいない。
くいくい、と袖をその少年がひいている。
「え?」
「お姉さんも空手の試合なの?」
「ううん、私はお兄ちゃんの応援なの。坊やは?」
(中学生に坊やって言われんの、まだ慣れねーな)
「僕はね、蘭姉ちゃんの応援なの!」
「え、あのお姉さんも蘭って言うの?」
(も、ってことはこの中学生もって事か?)
「もしかして、お姉さんも蘭さんなの?」
「そうだよ、そういえばあの蘭さんって彼氏さんとかいるのかな。お兄ちゃんが一目惚れしたんだけど」
(ここにいる俺…って言えねえしなぁ)
「んーとね、いるんだけど探偵さんでなかなか蘭姉ちゃんの元に帰れないんだ…だから僕がね、悪い虫を退治する役目なの!」
(俺が戻ってくるまでに悪い虫なんて絶対つけさせっかよ。ガキの姿でも威嚇は出来るんだからな)
なんだろう、この子が喋るとさっきの男の子の声が続けて聞こえるけど誰が話してんだろう。
「蘭、お兄さんが呼んでる」
「ああごめん、またねぼうや。留衣、なあに?」
「名波さんが燃え尽きてるから、どうにかしてくれって」
「大丈夫、今の事伝えれば、翠は間違いなく復活するから」
すうっと、息を吸って叫ぶ。
「翠〜、この人彼氏いるって!」
「ほんまか!!」
回復まで0コンマ2秒。
相変わらず翠は立ち直るのが早い。
その代わり落ち込む兄の凛はどうするべきか。
試合はとりあえず終わったのだし、いいのだけどこうなると面倒だ。
ため息をつくと、向こうから男女の二人組がやってくる。
「蘭ちゃーん、ごめんなぁ!平次がな、また事件に首突っ込んで遅れてもおてん!」
ポニーテールのセーラー服のお姉さんが蘭さんに手を合わせて謝っている。
彼女の友人らしい。
「和葉ちゃん!来てくれただけでも嬉しいよ!見て見て、この子も蘭ちゃんっていうんだって」
「そうなん?かわええなぁ、何年生?」
「中学二年生です!」
「中二かぁ…中二ゆうたらスキー授業の事思い出すなぁ、平次」
「要らんこと思い出すな、アホ!」
いいやんか、思い出話くらいさせてや!
恥ずかしいやろ、俺はどこのどいつか分からんやつに負けたんやで!
翠とは違う、少し柔らかな関西弁だ。
〔それ、俺だっつーの〕
あ、またさっきの声。
「名波さんと蘭…みたいだ」
「確かにね〜、ってそんなに私漫才みたいな事してる?」
留衣はこくりと頷く。
好きな人の前で漫才繰り広げてたのか、私…
「らーん、留衣くん、遅いで!」
向こうから走ってくるのは私の親友、名波翠。
私が高校生のお兄さんお姉さんと話していたのを見てしびれを切らしたらしい。
蘭、とよばれ振り向いたのは私と、高校生の蘭さん。そしてそのお友達。
「ほらほら、蘭。カレシと仲よおしてる場合ちゃうで。最終バス出たら帰れへんのやからな」
「翠は先帰ってていいよ。私と留衣は美術鑑賞の予定があるの!」
「あっそ、あんた帰れへんくなっても知らんからな!」今日の天気予報よお見ときや!
翠は言い捨てるように凛と会場を後にした。
こんにちは、美代さん
岡子です🎵
私もコナン君とテレパシー少女蘭が好きなんです
良かったら、もっと美代さんの小説、読ましてください!
見させていただきます!
私はコナンが大好きでー!!
更新頑張ってください!
かき氷〜‼
進出しすぎ‼
………とか言う私も、けっこういろんなところおる
これさー、私らが入ったらさー、スレ主さんが来おへんくなること多いけどさー………
今回もとかないよな?
嬉しいですー!ちゃんと書きますよー!
オチが思いつかないところまでは(小声)
コナンとテレ蘭好きな方居て嬉しいです!
かき氷さんはナゾトキ姫の方にもいらっしゃいましたね!
うん!てか、美代さんて、氷姫さん?←違ったらいーんだけどぉー笑笑
10:岡子 (ノ ゜Д゜)ノ:2016/06/09(木) 18:59 ID:6y6 >>8
よかった〜(/。\)ホッ
はろー👋
12:岡子 (ノ ゜Д゜)ノ:2016/06/11(土) 16:54 ID:6y6はろー👋
13:岡子 (ノ ゜Д゜)ノ:2016/06/11(土) 21:35 ID:6y6はろー?
14:岡子 (ノ ゜Д゜)ノ:2016/06/11(土) 21:36 ID:6y6もう寝よかな(-.-)Zzz・・・・
15:かき氷◆0M:2016/06/12(日) 10:43 ID:wGs岡子どした?
16:岡子 ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒:2016/06/12(日) 12:33 ID:6y6 いや、誰も来てなかったから
他のスレとかゲームとかしてた
私も私でいろんなとこ突っ込んでんなーって思うんだけど…。笑
月咲(つかさ)です。ダブル蘭、私も好きですよ〜!読ませてもらってます!
これからも頑張って下さいね!(≧∇≦)
うお!月咲!
おひさー🎵
ふふふ、岡子、お久〜!
20:もも:2016/08/20(土) 13:15 ID:1uY こんにちは!
面白そうです
遅くなりました。pixiv見てたりで…同じ名前なので転載してるわけではないです。
また読んでくださると嬉しいです。
2話「電車の悲劇」
主人公は磯崎の蘭ちゃんのため、毛利蘭ちゃんが地の文で蘭さん呼び
留衣くんって確かおれ、とぼくを使い分けてたような気がしたんです…コナンくんは俺やボクなので読み取っていただけると幸いです。
「う、うそお…電車止まっちゃったの?」
磯崎蘭、綾瀬留衣は杯戸駅の電光掲示板を見て
立ち尽くした。
落雷、豪雨により運休します。の文字は2人に現実を突きつける。
「蘭、どうしよう……おれたち電車代程度しかないし」
「うう…翠の言うこと聞いとけばよかった。帰れない…」
あれ、さっきの子だ。
そう言ってベンチで悩んでいる蘭と留衣の元に歩み寄ってきたのは蘭さんとさっきの少年。
2人は姉弟なのだろうか、手を繋いでいる。
「もしかして2人とも…帰れないの?」
2人は頷く。
よく考えれば、ビジネスホテルにでも泊まればいいという考えもあった。
しかし、男女の中学生2人。
大人に補導されるような気がしたのだ。
親に連絡すればいい、という考えもあるだろうが今日に限っていつでも新婚な磯崎家の夫婦は取材の名目で2人旅。今頃、岡山で2人で楽しんでいるのだろう。留衣のお父さんは教師。
修学旅行の引率で大阪である。
どちらも迎えに来れそうもない。
その旨を伝えると、蘭さんはうーんと唸る。
「じゃあ、うち泊まる?丁度お父さんいないからコナンくんと私だけじゃ寂しかったのよね」
「らっ、蘭姉ちゃん?」
「困ってる子を放っておけないもの。
それに、同じ名前で運命感じちゃった」
米花町駅行きの電車の切符を購入し、電車に乗り込む。
電車は帰宅ラッシュは避けたものの、サラリーマンが多い。
蘭さんは少年を椅子に座らせ、目の前に立った。
蘭と留衣はその隣のつり革につかまる。
「で、2人の事よく聞いてなかったけど…お互い自己紹介しよっか。私は毛利蘭。
で、この子が江戸川コナンくん」
「姉弟じゃないんですか?」
名字が違う、それは彼らが血のつながりを持つ2人ではないということだ。
「うーん、居候…なのよね。
この子の両親が海外にいる間うちで預かることになってるの」
蘭はよろしくね、コナンくんと手を差し出す。
コナンが慌てて差し出された手を握る。
つい、気を抜いていた。気が抜ければ、自然に相手の感情がドッと流れ込む。
悲しい、切ない、謝罪。そんな感情。
(機械を通さねえと---として会話すら出来ねーなんてな…情けねえ)
その言葉だけ、しっかりと聞こえた。所々ノイズがあるが誰かへの愛があるのは確かだ。
それはコナンの声のような、でも大人びた人の声にも聞こえる。
昼にも聞こえたあの声だった。
この言葉がどんな意味なのかは蘭には分からない。
けど。彼が何かしらの事情を抱えているようだった。
蘭は思わず考え込む。
「蘭」と留衣の優しい声に顔を上げる。
自己紹介の途中だったんだ。
「私は磯崎蘭。えっと、特技は柔道!お兄ちゃんから教わったんだ」
「綾瀬留衣です…」
綾瀬くんと蘭ちゃんね…と蘭さんは微笑む。
「あ、そういえば蘭ちゃんのお友達が、留衣くんのこと彼氏って言ってたけど、本当?」
かあっと赤くなる2人。
肯定と蘭さんはみなした。
「でっ、でも幼馴染みですよ?パンダ組さんからのっ」
「パンダ組…なんか、可愛い響きだね。
私はさくら組だったの。普通でしょ?
私もね、好きな人は幼馴染みなんだ。だから2人が羨ましい」
何故か、コナンの顔が赤くなる。
留衣はそれを変に感じた。高校生のお姉さんの幼馴染みの話をしているのに、なぜこの小学生が照れるのだろう。
そんな疑問は電車が揺れ、蘭が倒れこんできた時に吹っ飛んでしまった。
その様子を見て蘭さんとコナンが微笑んでいたのを2人は気づくはずもない。
次は米花町、というアナウンスが流れる。
米花町。留衣は何度か聞き覚えがあった。
殺人事件、殺人とはいかなくても事件がよく起こる。
蘭の兄、凛が聞いた話では有名な高校生探偵である工藤新一はその町の生まれらしい。
電車から降り、まず2人が向かうのは米花町のスーパー。恐らく、近所なのだろう。
「2人は何が食べたい〜?リクエスト答えちゃうよ〜。今日は若者だけだし、お姉さん頑張っちゃう!」
「んー、私はお兄ちゃんのレパートリーが多すぎて好きな食べ物思いつかないけど…留衣はじゃがいも料理が好きだよね」
「幼馴染みは好物把握って特権だよね、蘭ちゃん」
ですね、と蘭は蘭さんにうなづいた
蘭さんはメールの受信を確かめると申し訳なさそうに振り返る。
「えーっと、コナンくん綾瀬くん蘭ちゃん。
ポテトサラダとミネストローネは無理になったみたい。量産型のカレーにシフトします…」
コナンが蘭さんの携帯を、覗き込む。
【明日明後日は休日やし、蘭ちゃんちに泊めてくれへんかな】
大阪からやってくる高校生2人をどこかホテルに泊まらす訳にもいかず、蘭さんは悩みながらもメールを打つ。
【先客がいるけど大丈夫?】
メールの返信を待つ間、2人の蘭は買い物を進める。豚肉、じゃがいも、人参、玉ねぎ。
2人の蘭に留衣とコナンは放置された。
くいくいと、留衣の袖を誰かがひく。下に目線を移すとコナンが留衣の袖を引いていた。
「ねえねえ、留衣にいちゃんって呼んでもいい?」
「……いいよ、コナンくん」
留衣には兄弟はいない。
だが幼馴染みの磯崎蘭の兄、磯崎凛にはお世話になっていた。それこそ、自分の兄のように慕っている。
多分自分は子供が苦手なわけではない。
親戚の子とも仲は悪くないはずだ。
留衣はコナンの頭を撫でた。