鋼の錬金術師〜雷が鳴る瞬間〜

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1:奏◆W.:2016/10/09(日) 10:51 ID:1V.

ここでは、鋼の錬金術師の小説を書いていきたいと思っております。ハガレン好きの方、そうでない方も、読んでくだされば嬉しいです。(といっても下手なんですけどね笑)

オリキャラが主人公です。詳しい設定は、また後々。

実写化…キャスト合ってないし設定変更だしで…悲し

さてさて!スタートです♪

2:奏◆W.:2016/10/09(日) 11:02 ID:1V.

第1話 プロローグ

窓から光が差し込む。朝日だ。

「……………。」

朝はどうも苦手なのだ。起きるのがつらい。また暇な仕事が始まるのだ。

街人「あら。おはよう。ご飯は?」
?「あ、いえ。お腹空いていないので…」

私に家はない。親もいない。………いや、家族がいないと言った方が正しいかな。

「ほら!アル!行くぞ!」
「あ、待ってよ兄さん」

下ではこの街でも有名なエルリック兄弟が話している声が聞こえる。

?「行かなければ」

私は、その喋り声を合図にして立ち上がった。

?「お世話になりました。」



??「やあ。待ってたよ。行こうか、カラナ・ジェーカー」

3:奏◆vo:2016/10/12(水) 19:40 ID:P1k

第2話 鋼の錬金術師

『…コーネロ様が今日も…』

ラジオからそんな胡散臭い放送が流れてくるのを聞きながら、俺は弟のアルフォンス・エルリックと話をしていた。

アル「ラジオで宗教放送?」
エド「神の代理人…ってなんだこりゃ?」
店主「いや、俺にとっちゃあんたらの方がなんだこりゃ?なんだが…。大道芸人かなんかかい?」

思わず吹き出しそうになった。いくらあんなナリだと言えども、大道芸人とは。本当に面白い発想をする人もいるものだ。

エド「あのな、おっちゃん。俺たちのどこが大道芸人に見えるってんだよ!」
店主「真っ赤なコートに鎧の姿。もうそうとしか思えんが…」

なるほど。そう見えるのか。

店主「それにしても、ここいらじゃ見ない顔だな。旅行か何かきい?」
エド「おう、ちょっと探し物をな。ところで、このラジオ放送は何なの?」

それは私も疑問だった。変なやつだったら、私が先回りして始末しなければならないではないか。

店主「コーネロ様を知らんのかい?」

コルネ様?

エド「……アル、知ってるか?」
アル「全然。初めて知ったよ」
店主「コーネロ教主様さ!太陽神レトの代理人!」

あ、コーネロね。…要は思い込みってことですね。太陽神レト…。
それから、店主がコーネロについて話していた。

店主「って、聞いてないな坊主。」
エド「うん。だって宗教興味ねぇもん。」

宗教、ですか。私は…どうなのだろう。知っている宗教と言えば、キリスト教やイスラム教とかですよね。

エド「ごちそーさん。お代はここに置いとくよ。行くか、アル」
アル「うん。よいしょっと……」

ガツン と、大きな音がなり、何かが落ちる音がする。ラジオだ。

店主「あーー!困るよお客さん!大事なラジオがバラバラに…」

アル「ごめんなさい、おじさん」
エド「悪い悪い、すぐ直すからさ。アル、錬成陣…を………書いたな」

ん?あいつら、まさかこんな街中で錬成を…?

アル「それじゃ、いっきまーす!」


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