初めましての方もそうでない方もこんばんは。
私のラブライブ!の推しが安定した(穂乃果ちゃん)ところで、好きなCPのほのえりのSSを書きたいと思いました!!
※百合注意です。
________雨だった。私が、貴方を好きになった日。
____________報われないと、分かっていた。
*No Side
穂乃果はやる事が無かったので、一人部室で寛いでいた。
幼馴染の海未は作詞、ことりは衣装の材料を買いに行って今はいない。
他のメンバーも同様、用事で部室には姿を見せない。
「暇だなぁ…」と吐き出された言葉も、一瞬で空気と共にかき消される。
____そんな時。
「あら、穂乃果じゃない。他の皆は?」
絵里が部室に来た。
「あっ、絵里ちゃん!居たんだ〜。他の皆は用事でいないよ〜」
「あら、そうなの?希も用事があるって帰っちゃったわ」
「そうなんだ!うーん、一体なんなんだろ?」
「こんなに人数が少ない時なんてないものね」
前までは少しぎこちない関係にあったわけだが、今ではすっかり親友になっている。
__________________________
「えっ、もうこんな時間?何時間も話こんじゃったわね…そろそろ帰る?」
「そうだねー…いろいろ話聞けて良かったよ」
「こんな事無かったものね。…ねぇ、一緒に帰りましょ?」
「!……うん!」
___丁度、帰ろうと靴箱に向かう時。
外を見ると大空から降り注ぐ大雨。
「え〜?雨!?穂乃果全然知らなかった…」
「うふふ、今日は夕方から雨が降る予報よ?…穂乃果、私の傘に入っていいわよ」
「…ほんと?えへへ…絵里ちゃんは優しいね」
「えっ…//そ、そんな事ないわよ?」
「ううん、絵里ちゃんは優しいよ!完璧だよ!」
「完璧だなんて…ありがとう、でもね」
「私、不器用なの。本当に。μ'sに入る前なんて呆れちゃう位」
「でもね…でもね、そんな不器用な私を穂乃果が、導いてくれたの」
「穂乃果が…μ'sに、ね」
「絵、里ちゃ…」
「だから、私はμ'sに出会えて良かったし」
「そして、何よりも」
「穂乃果に、出会えて本当に…良かったわ」
「絵里ちゃん…!!」
「うん、うん!穂乃果も!絵里ちゃんに出会えて良かったよ…!」
「これからも、宜しくね?」
「うん!勿論だよ!!」
_________それは、ある雨の日の事。
「送ってくれてありがとう、絵里ちゃん」
「ふふ、いいのよ?また明日ね」
「うん!ありがとう…じゃあね!」
「あっ…待って!穂乃果」
「ん…どうしたの??」
「あ…その…今度、また一緒に出掛けない?穂乃果の好きな所に行きましょ!」
「…うんっ!分かった!絶対行こうね!じゃあ、今度こそ…また明日ね!」
「…ふふっ、ばいばい」
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「っはーー……」
「なんだろ…」
「この、感情……」
「一体、何……??」
どきどきどきどき。
“穂乃果に、出会えて本当に…良かったわ”
どきどきどきどきどきどき。
「…………好き、なのかな…………」
ほのえりサイコー!いいねーいいねー♪
9:ボン:2017/07/30(日) 19:34 ID:XqMマジでヤバイ!萌えるわ。鼻血出そう、
10:*°.Rosalia.°*:2017/10/17(火) 12:51 ID:5tQIDもかわっちゃってお久しぶりです…また書いていこうと思います!見て下さってた人が居たとは…!!
11:*°.Rosalia.°*:2017/10/17(火) 13:06 ID:5tQ 「…雪穂ー、ちょっと来てー」
「何よー?お姉ちゃん」
「雪穂ってさ、好きな人居るの?」
「へっ…な、何、いきなり!」
あ…雪穂赤い…いるんだ…
「で、誰が好きなの?」
「も、もー…っ…ば、バレー部の先輩…卒業してったけどね、たまに試合とかあったら見に行ってるし」
「えっ、初めて知ったよ!その人追いかけて高校行こうって思わなかったの??」
「それは…きっと先輩も私の事見てないだろうし…バレーに集中してるから…」
「後悔したくない目の前に、僕らの道がある___諦めてちゃダメだよ雪穂!!」
「……っ!!」
「いつでも応援してるよ!雪穂の恋…ファイトだよっ!」
「もう、強引だって……ふふ」
ちゃんと男の人、好きになってるんだな…
………穂乃果は、違うよ……
どうしたらいいんだろ…
絵里ちゃんは?好きな人いるの?
穂乃果の恋人になってほしい…
_______
「穂乃果〜、海未ちゃんことりちゃん来てるわよ〜」
「え、えぇ、今いくー!!」
「おはようございます…穂乃果…?」
「えへへ…お、おはよう…?」
「行きましょう…じゃないんです!!今何時だと思ってるんですか?!」
「あーん!ごめんごめん!!行こう?」
「全くもう…」