僕たちの前に現れた、一人の女の子。
その子は、何か重大な秘密を抱えているようで___?
注意
・荒し、悪コメはお止め下さい
殺「お早うございます、皆さん」
自分の足である触手を動かしながら教壇に立った黄色いタコ型超生物。
この暗殺教室の先生であり、僕らのターゲット__通称、殺せんせー。
先生はクラスの皆を見渡すと、今日は発砲は無しです、と言った。
その言葉に、皆は何で、と不満を洩らす。勿論それは僕も例外ではなく。
持ち掛けていた銃をそっと机に置いた。
そうなれば、必ず何故だろう、と疑問は浮かぶ。
毎日のようにやっていた朝の暗殺が、何故今日に限って無しなんだろうか。
前原「何だよ殺せんせー、びびったのかー?」
僕の前の席に座る前原君が、からかうように言った。
そう言えば、いつもこういうときに笑いながらからかう彼が居ない。
遅刻だろうか。
最近になってはめっきり減っていたのに。
振り返って彼の席を見れば、案の定そこに彼の姿はなかった。
殺「今日は転校生が来ています」
殺せんせーの言葉に興味を惹かれ、前を向く。
先程までざわついていた皆は、ガラリ、と音を立てて開く扉に一斉に静かになった。
見知らぬ少女が入ってくる。
……綺麗、だ。
ほうっ、と皆が息をはく。
見惚れた、という言い方が正しいだろうか。
その颯爽とした歩き方や姿勢。
一歩踏み出す度に揺れる茶色の長い髪。
つり目気味の目。
その全てに目を奪われた。
殺「では自己紹介をどうぞ」
その女の子は教室を見回し、何かに気付いたようにうつ向いた。
安堵していて、でもどこか寂しそうな__、そんな雰囲気を釀し出している。
どうしたんだろう、
その様子に皆が少しざわつき始めた。
時間が経つにつれ、そのざわめきは大きくなっていく。
その騒がしさを一瞬にして無くしたのは、またもガラリ、と音を立てて開いた扉だった。
「ごめーん、遅れちゃったー」
入ってきた彼は悪びれもなくそう言うと、自分の席に着く。
殺せんせーは何か言っていたみたいだが、僕には聞こえなかった。
女の子はいつの間にか顔を上げて、涙を流していたから。
入ってもいいですか?
彩響&響華です(๑•̀ㅁ•́ฅ✧好きなように呼んでください。
続き気になります!
ありがとうございます!
では…、彩華さんと呼んでも良いでしょうか?
一旦静まった教室は、ざわ、とまた騒がしくなる。
女の子の頬に伝う透明な涙は次々と床に落ちて、床に小さな水の痕をつくっていく。
それを見た殺せんせーは、どうしたんですか、と何度も女の子に尋ねている。ややこしくなるから止めてほしい。
どうしたの__そう訊こうとして、言葉を呑み込んだ。
微かにこの耳に響いた、女の子の震える声、言葉。
__カルマ___。
その言葉__名前。
今さっき、あの扉を開いて入ってきた、彼の名前。
その彼は、まるで誰?、とでも言いたげな目を女の子に向けている。
見れば、悲しそうに目を伏せる女の子。
これを見れば、何かあったのか、と気になるのは当然のことである。
両手で足の前に持っていたバッグの紐をぎゅ、と握り締め、歯を噛みしめる女の子。
そんな女の子の様子に気付かないのか、他人を見ているような目を女の子に向け、机に頬杖をついているカルマ君。
交互に見てみても、何があったのか分からない。
分かる筈もない。
僕らが首を突っ込んでいいことではない。
そう、直感した。
いいよ!うちはいいけど呼びタメ大丈夫?
鈴ちゃんってよんでいいー?
えっとねー、名前の読み方一応書いとく。
彩響(さきょう)
響華(きょうか)です(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
めっちゃ続き気になるー。やっぱり小説書くのうまいな!
うん、呼びタメオッケーだよ。
(響華は分かったけど彩響は分かんなかった……)
いや…、私なんてまだ全然だよ……。
ーーー
殺「とっ、とりあえず自己紹介しましょう!ねっ」
相変わらず慌てたように女の子の周りをうろちょろしている殺せんせー。
顔から出ている汗のようなものは粘液だろうか。女の子にかかってしまうかも知れないしちょっと落ち着け。
『は、い……』
泣いていることもあり他の女子達より少し高い声を発する。
時々嗚咽を洩らし、話すことさえままならないだろう。
これは一度落ち着いた方が良いんじゃないか__そう思った僕は、殺せんせーに声を掛けた。
渚「先生、また後で良いんじゃない?
一度落ち着いた方が……」
苦笑気味にそう言うと、殺せんせーはそうですね、と女の子の席を奥田さんの後ろです、と告げた。
は、はい、と奥田さんが手を挙げる。
それを見れば、うつ向いたままその席に向かう。その席まであと一歩__そこで顔を上げた女の子は、目を見開き動きを止めた。
その席に着くのを躊躇うように口元に手をあて、うつ向きながら一歩下がる。
何だろう、何かを怖がっているような。
殺「にゅ?どうしたんです?」
席に着くのを躊躇っている理由に検討がつかないのか、殺せんせーが声を掛けた。
声を掛けられれば、はっ としたように顔を上げる女の子。
『な……、ん、でも…ない、です…』
途切れ途切れにそう言うと、恐る恐ると言うように席に着いた。
元々他の人達より色白い様に思えた肌は今や青ざめ、透明にさえ見えてくる。
殺せんせーはまだ落ち着いていないと判断したのか、それでは授業を始めますよ、と一言。
まだ女の子のことは気になるものの、僕らは仕方なく前を向いた。
授業は無事終わり、今は昼休み。
昼休みを各々自由に過ごしている。
明るく柔らかな雰囲気が皆の周りを取り囲んでいる__筈、だったのだが。
何故か、僕らだけその雰囲気の中から弾き出されてしまったようだ。
会話は無く、そして僕らは落胆している。
それと言うのも、僕ら__寝ているカルマ君を除いたいつもの6人は、転校生である女の子の周りに集まってきていた。
朝はちょっとしたハプニングがあって色々と訊けなかったし、何より女の子のは泣いていた。
しかし、その泣いていた理由に僕らは口を出してはいけない気がして。
今はその話題を避けて色々と質問していたところ__なのだが。
僕らがいくら話し掛けても、女の子はうつ向いて答えないのだ。
嫌われちゃったか、或いは怖いのか。
それもそうかも知れない。
だって殆ど知らない人に取り囲まれているんだから。
…とそこで、今まで寝ていたカルマ君が目を覚ました。
ふぁ…、と欠伸をしながら目を擦っている。
カルマ君は、近くにいた僕らに気が付くと近付いてきた。
業「どうしたの?皆して」
どうしよう、と皆で悩んでいたところだったので、話だけでも、とカルマ君に事情を話してみる。
すると、カルマ君は女の子をじっと観察するように見た。
彼が初めて会ったであろう人にこんなにも興味を持つのは珍しいことだが、悪いことではないので注意はしない。
不意に、カルマ君が女の子に顔を近付けた。
!?、と皆の思考回路は一瞬ショートしたことだろう。
奥田さんなんて、あわあわ、と文字通り慌てている。
渚「か、カルマ君…」
そんなに顔を近づけない方が、と今度は注意をしようとしたところでカルマ君がクスリ、と笑った。
渚「え、何?」
何に笑ったの、とそういう意味を込めて訊いてみる。
すると今度は此方を向いたカルマ君が、皆って結構馬鹿?、と貶しているのかただ単にからかっているのか分からない声色で言ってきた。
まぁ激怒はしないものの、馬鹿と言われていい気分はしないので、反論する。何故、と。
業「だって、この女の子__」
次にカルマ君が言った言葉に、僕らは怒るのとは違う意味で赤面することになった。
久しぶり?!
大会あって来られへんかった。
その間に小説進んでる!ヤバイめっちゃ続き気になる!
がんばれ〜(鈴っちに念を送り中)
うちも違うスレで小説書いてるけど、最近書き始めたばっかりやからめっちゃ下手くそ
またのぞいてみて〜
彩華ちゃんも頑張れ〜(念送り中)
スレ名教えて〜!見るよ!
ー
業「く、ふ……っ」
目の前で腹を抱えるようにして笑うカルマ君。つい先程まではまだ平気だったものの、今になって段々と苛ついてきた。
いくら事情が事情だからって、そこまで笑うことはないだろう。
隣の杉野なんて怒ることを通り越して既に呆れている。
渚「…カルマ君、そろそろ笑うの止めて…」
そういつものように声を掛ければ、だって…、と笑いを含んだ声で言うカルマ君。
業「だって……っ、この子寝てるのに…っ」
手で口を覆っていることから、カルマ君としては必死に笑いを抑えているつもりだろうが、その手は全くと言っていいほど意味を為していない。
笑い声なんて駄々漏れだ。
渚「もう……っ」
段々と堪えきれなくなってきて、口から出そうになる言葉を口を閉ざして必死に止める。
代わりに僕の肩は、ぷるぷると震えていることだろう。
そう僕が我慢しているにも関わらず、カルマ君の笑い声は止まない。
渚「そ、そこまで笑わなくても良いじゃんか。誰だって間違いはあるよ!」
終に口を開き、声に出してしまった。
僕を宥める杉野と、僕は何も言わないと思っていたのか、少しばかり目を見開き驚いている様子のカルマ君。
僕だって言うときは言うのだ。勘違いはしないでほしい。
まだ驚いた様子のカルマ君が、段々と無表情になっていく。
すると杉野が、僕にしか聞こえない程度の小さな声で囁いてきた。
杉野「カルマ、怒っちまったんじゃねぇか?」
まるで謝ることを促すかのようなその声色に逆らい、僕はじっとカルマ君を見詰める。
怒るなら怒ればいい。今のは完全にカルマ君が悪いのだから。
身構えて、カルマ君が発するであろう言葉を待つ。
業「………」
不意に、ふ、とカルマ君が笑いを洩らした。
まだ笑う気なのか。だとすれば僕の堪忍袋の緒は切れるだろう。
じと、と効果音がつきそうな程カルマ君を見詰めていれば、カルマ君は眉を下げて笑い、穏やかな声で言ったのだ。
ごめん、と。
触手渚でうち書いてるよー
スレ主はうちじゃないねんけどね。
小説読んでて妹にキモいって言われるほど顔ゆるんでるわw
たーのしー!やばーい!
妹さんいい性格してるねww
じゃあ読んでみまーす。
触手渚のスレにコメントしても大丈夫?
ー
渚「え……」
全く予測をしていなかった言葉をカルマ君が返してきて、無意識のうちに気の抜けた声が口から洩れた。
杉野だって先程まで眉を八の字にして苦笑していたのに、今ではぽかん、と口を半開きにし、だらしない表情をしている。
それほどカルマ君の言葉が衝撃的だった、ということだ。
当のカルマ君は、僕達の様子に首を傾け、怪訝そうに僕達を見ている。
業「…何、どうしたの皆して」
カルマ君の声に、僕は我に返る。
先程から軽く眉を寄せて怪訝そうな顔をしているカルマ君に、先程のような穏やかな雰囲気はもう残っていなかった。
渚「ぁ……、ごめん、カルマ君」
大きな声を出してしまったことに加え、カルマ君の言葉に驚いてぽかん、としてしまったことを謝る。
カルマ君は怒っているだろうか。
恐る恐る、とカルマ君を見上げれば、何で謝るの、とでも言いたげな顔をしまた首を傾けているカルマ君。
まだ幼さの残るカルマ君のその行動に、僕は何故かほっとした。
この教室の中でも何処か大人びていて、皆と違う目線から物事を見ている彼との間に、僕は知らず知らずのうちに壁を感じていたのかも知れない。
業「で、この子起こさなくていいの?」
カルマ君が女の子を目で示しながら言う。時計を見れば、もうすぐで昼休みが終わるというところだった。
そろそろ起こした方が良いかも知れない。
そう考えて、起こそうか、とカルマ君に声を掛ける。
しかしそうは言ったって、やっぱり殆ど初対面だ。
本当に起こしてしまっていいのか。
失礼ではないか、迷惑ではないか。
そう色々と考えてしまって、中々行動に移せない。
そんな僕を見かねてか、カルマ君が女の子の肩に手を掛けた。
そのまま揺さぶるように押したり引いたりする。
渚「かっ、カルマ君__」
そんなに乱暴にしちゃって大丈夫なの、と声を掛けようとしたところで、女の子が目を覚ました。
寝惚けているのか、ぼうっとした目をカルマ君に向けている。
不意に女の子が、ふわり、と笑った。
とりあえずカルマ君の行動に腹を立てていなくて良かったが、何故笑ったのか。
僕が頭にクエスチョンマークを浮かべていると、女の子が口を動かした。
起きたばかりで少し掠れた、女子らしい高い声は、こんなことを言ったのだ。
か る ま 、お は よ う 。
((o(*>ω<*)o))
いつでも来てなー
気が向いた時とか、暇ある時しか更新できひんけど、見てくれんの嬉しー
小説がんばれーとしか言えへんけど、めっちゃ楽しみにいつも待ってるわ。
見たよー!
次の更新楽しみにしてます!
ー
「え……?」
僕とカルマ君は同時に声を出した。
この女の子が発した言葉に、疑問を感じたからである。
カルマ君はその答えが分からないようで、無意識というか何と言うか…。
じっ、と女の子を見詰めてしまっている。
僕だってそうだ。
僕は、この女の子に自己紹介はしていない。
この女の子の落ち着いた声だって、今初めて聞いた。
カルマ君だってそうだろう。
なのに、何故__。
何故、この子は彼の名前を知っているんだろうか。
渚「…カルマ君、知り合い?」
念のため、と一応訊いてみる。
未だ女の子から視線を外せないと言うようなカルマ君は、僕の声ではっ としたように顔を上げた。
業「…ごめん、今何て言った?」
ぼうっとしていて聞こえなかったのだろうか、カルマ君が今度は僕を見て訊き返してくる。
女の子は先程からカルマ君をずっと見ていて、カルマ君と見詰め合っているような状態だったのだが、カルマ君が視線を外したと同時に此方もはっ としたように目を二、三回ぱちぱち、と瞬きをし、キョロキョロと周りを見た。
と思えば、もう一度カルマ君を見て顔を青ざめさせる。
うつ向き、席を立った。
渚「ぁ、待って…」
引き留めようと声を掛けたけれど、聞こえなかったのか、はたまた無視をしたのか__女の子は振り向くことをせず、教室の扉から出ていってしまった。
ああ…、と溜め息をつかんばかりに女の子が出ていった扉を見詰めていると、カルマ君の声が掛かった。
業「渚君?」
何、と彼の方を向けば、怪訝そうな顔つきで僕を見て、もう一度口を開く。
業「さっき、何て言ったの?」
さっき、というのは、彼が女の子を見詰めていたときのことだろう。
それがすぐに頭に浮かんで、僕が言った言葉を思い出す。
ああ、そうだ。
渚「知り合い?
…って訊いたんだけど…、その様子じゃ違うみたいだね」
知り合い、という言葉を出せば、カルマ君は軽く眉を寄せた。
あの子を名前で呼んでいないことも加えて、知り合いとは考えにくいのだ。
それもそうか、と僕は納得する。
あの子を最初に見たとき、もう既に他人の目をしていたのだ。
__では何故、あの子はカルマ君の名前を?
やはり最終的にはその疑問に辿り着いてしまう。
いやもしかしたら、口から出た言葉が「かるま」だっただけかも知れない。
でも、「かるま」なんて言葉、あんなところで使うだろうか。
答えはNOだ。使わない。
では、僕が聞き間違えただけかも知れない。
女の子が呟いた言葉が何であれ、僕が「かるま」と聞き間違えただけなら、女の子はカルマ君の名前を知らないということになる。
そうだ、きっと。
僕が聞き間違えて、勝手に誤解してただけなんだ。
そこまで考えて自分を納得させようとするけれど、どうも納得出来ない。
何故女の子は、カルマ君を初めて見たとき泣いたのだろう。
女の子が泣いた事とカルマ君が入ってきた事のタイミングが偶然にも合ってしまっただけなら、別に問題はないのだが。
席に着くときの何かに怯えた様子や、カルマ君を見たときの反応、そして先程の言葉。
あの子がカルマ君の名前を知っていたとしか思えない。
何故だろう。
そう考えて、僕はある結論に辿り着いた。
渚「…カルマ君、まさかとは思うけど」
業「なーに、渚君」
僕がそう話し掛ければ、いつもの調子で返してくるカルマ君。
僕はこのクラスの中で一番カルマ君との時間は長いと思うから、出来れば頭に浮かんだ結論を否定したいのだけれど。
渚「あの女の子に手、出してたりする?」
業「ないよ!?」
僕の言葉から間を置かず、即否定。
まぁこれは親友としても、カルマ君を見損なわないで済むことに安堵してたりする。
当のカルマ君は、と言えば、どこかの女たらしクソ野郎じゃないんだから…、と眉根を寄せて不機嫌さを露にしていた。
渚「あ、そういう意味じゃなくて……、暴力的な意味で」
業「生憎女子を虐める趣味は持ち合わせてないよ」
書くッ
@の蒼太VS生物兵器
蒼太視点
俺は今、クラフターの研究所跡地に来ている。以外にも警察は捜査してないようで、薬品やら本やらなんやらある。でも、どれもよくわからないようなものばかりで、俺の頭じゃサッパリだ。
クラフターはよくこんなもの作ったり集めたりしたな・・・・・・・・・という関心と無駄なことすんなって突っ込みで少し感情が分かれる。
「グルルルル・・・・・・」
俺が薬品やらなんやら物色したり、通路で怪しい所がないか探していると。
すると、野犬・・・・・・というよりも、少しDNAをいじられて小さい生物兵器になった犬がいた。
「やれやれ。」
犬は一気に溜めてから俺に突っ込んできた。動物を大事にしろって命令が江戸時代で出てたの忘れたのかよクラフターは。
「ふっ!」
俺は膝蹴りを野犬兵器に叩き込んで、気絶させた。俺がいくら殺し屋でも流石に心は痛むけれど。
ドガアアアアアアアンッ!
俺がなにやら怪しそうな部屋のドアを開けようとした瞬間、凄い地震と、瓦礫が落ちたり何かが崩れる音がした。
ガチャッ・・・・・・・
更に俺の隣の部屋の扉が開いた。そこから、今にも死にそうです的な人が出てきた。
「あ・・・・・・・お客さんですか」
いやなんでそうなった
「私はここの研究員でね・・・・・・・・ずっとここで働いてて、カップ麺生活三ヶ月目ですよ・・・・・」
・・・・・・・・・・いや家に帰れよ。なんでずっとこんなとこで働いてんだよ。というかよくウィザーやミュータントエンダーマンに殺されなかったな。凄すぎるだろ
「それで・・・・・この間作った生物兵器が・・・・・脱走したみたいですねぇ・・・・・・・・私は・・・・・死んでもいいので・・・・それじゃあ・・・・・・・」
「いやいや待て待て、お前には洗いざらい吐いてもらわなきゃいけな」
ドゴォォォォッ!
俺がその研究員を呼び止めようとしたら、瓦礫が飛んできて、その研究員は胴体から手足が千切れて・・・・死んでいる。俺は思わず吐きそうになった。全て血で真っ赤に染まっていて、内臓が丸出しだからだ。
いつも俺は腹を一撃で斬るだけだからそんなにグロテスクにはならないからそんな耐性はない。
「ふー・・・・・・・やっと出てこれた。」
”そいつ”の容姿は、銀色の翼、そして腕に英語で刻まれた文字、白銀の髪、黒い目、囚人が着るような全身黒い服。異様な外国人って感じだけれど、感じるものが違う。ウィザーやミュータントエンダーマンから感じるような恐ろしい殺気だった。
「さて・・・・・・・お前も殺らないとな。」
その生物兵器は、右手の爪を一気に俺の顔面に当てようと踏み込んできた。俺は何とか避けたけど、重さ三キロの面にヒビが入った。一撃でだ。
そしてその生物兵器の腕には赤い文字で刻まれているのがやっと読めた。【コルウス】。英語じゃなくてラテン語だ。
「生物兵器がまだあったのかよ・・・・・・でも、全部即刻駆除だ。」
俺は強がって言うけれど、あんなスピードで来られたらこっちの全速力じゃ多分振り切れないし、倒すのも難しいだろう。でも、殺る以外の選択肢が俺にはないからな。しゃーない。
「はあっ!」
俺は右拳で殴るように見せ掛けて―左下段蹴りを叩き込もうとしたけど、コルウスは跳んで避けて、今度は一気に下に潜ってきて、ボディーブローが俺の腹に決まる。
しかも一回で内臓が飛び出るくらいの威力だ。俺は口から血を吐いて、そのまま窓から落っこちた。
コルウスはそのまま窓から追撃のために突っ込んできた。俺は壁に刀を刺してとどまるけど、コルウスは、本当に跳んでて、窓のガラスの破片を飛ばしてきた。しかも何枚も。
「くうっ!」
俺は左腕でガラスを防いだけど、左腕には深く刺さっていて、血がドバドバと出てきて、左腕が若干青くなる。
「終わりだ、消えろ」
コルウスは、今度は人の顔くらいのサイズのガラスを細かく砕いて、破片にしてきて、また飛ばしてきた。
しかも今度の量は、雨あられのように凄い。それが一直線に俺に飛んでくるけど、俺は刀を踏み台にして、刀で跳ねて、コルウスの腕を掴んで、動かすのも苦な左腕で小太刀を抜いて、コルウスの胴体に刺した。
>>16スレチじゃないですか?暗殺教室のスレですよ。
18:鈴◆ef6:2017/04/25(火) 20:02 ID:Ljs 中々更新出来ずすみません!!
ー
まぁ…、そうだろうな。
渚「そっか」
そう簡潔に返事をした時、丁度授業始まりのチャイムが鳴った。
急いで席に着くものの、あることに気付く。
そのことを確かめる為に後ろを向けば、やはりそうだった。
ガラリ、と音を立てて、教室前方の扉が開く。
授業を始めますよ、と殺せんせーが入ってきた。
渚「先生、」
あの女の子が戻ってきてないよ。
そう続けようとして、口を閉ざす。
そうだ、肝心なことを忘れていた。
僕らはあの女の子の名前を聞いていない。この場合どう呼べば良いのだろう?
殺「渚君?」
急に口を閉ざした僕に疑問を持ったのか、殺せんせーが不思議そうに話し掛けてきた。
まぁいいか。
“あの女の子”でも通じるだろう。
渚「あの女の子が___」
ガタン。
僕の声を遮った、何かが倒れる音。
その音がした方を見れば、カルマ君が乱暴に椅子を引いて立ち上がったところだった。
どうしたんだろう、急に。
業「せんせー、眠いから寝てくるー」
彼らしい最もな理由が出てきた。
自由で何にも縛られない彼らしいタイミング、理由。
それで皆、いつものことだとでも言うように、また殺せんせーに視線を戻している。
何故だろう。
そんな疑問を持ったのは僕だけだろうか。
いや、きっと僕と殺せんせーだけだ。
僕の能力のおかげか、親友としていつも一緒にいるからか___。
どちらでもいい、そんなこと。
彼は、焦っている。
渚「カルマ君?」
そう声を掛けるも、彼は僕の声など聞こえなかったかのように教室から出ていこうとする。
教室前の廊下を横切る際に見えた彼の額に、うっすらと汗が滲んでいたのはきっと気のせいなんかじゃないだろう。
渚「こ、殺せんせー」
彼のおかしな様子に気付いたであろう殺せんせーに、助けを求めるように声を掛ける。
誰の姿も見えなくなった廊下に向けられていた殺せんせーの目が、僕に向いた。
僕の意図を読み取ったのだろう、殺せんせーはゆっくりと頷く。
それはまるで子供を諭すように。
それであって有無を言わせないような。
そんな雰囲気が、あった。
僕は、彼の姿の消えた廊下を見詰める。
どうしたんだろうか。
普段はのらりくらりとして、焦った姿なんて此方に見せてはこないのに。
大丈夫だろうか。
そんな不安が頭をよぎるけれど、それらを無くすように頭を左右に振る。
それでも、この嫌な感じは消えてはくれなかった。
久しぶりの更新!
うち自身も久しぶりやねんけど。
どうなるん!?
めっちゃ楽しみ〜。
あと、トリップバレたから変えました。
なんと一ヶ月も経ってしまった…。
最近応答なしでごめんね!
ー
窓の外に、カルマ君の姿が見える。
つい先程教室を出ていった彼は、裏山へと真っ直ぐに向かっているようだった。
そうかと思えば、裏山へと彼の姿は消え、そこにはいつも通りの風景だけが残る。
それから、僕の焦りも。
殺せんせーも、珍しく焦りの表情を浮かべ、彼の面影を追っていた。
渚「…せんせー、どうしよう?」
殺「そうですね……。先生、ちょっと後を付けてみます。その間、皆さんは自習をしていて下さい」
早口でそう言い残すと、あっと言う間に窓から飛び出していってしまった。
僕も、行きたいけれど……。
これは、僕が関わっていいようなことではない気がして。
ずっとずっと、彼が消えた裏山を見詰めているしかなかった。
おう…、上私だよ
23:彩響&響華◆KY:2017/08/06(日) 16:00 ID:VkA ひさしぶり。なかなかこれなくてごめんね。
葉っぱには来てるんやけど、小説書く時間がなくて二次創作板に来てない状態やったから。
かけるときでいいよ。小説の更新待ってます。
age