カゲヤマの夢小説

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1:カゲヤマ:2017/06/22(木) 18:31 ID:q7w

カゲヤマが夢小説書いていきます!
リレー小説ではないので、私以外の方の書き込みは基本ナシです(`・ω・´)
感想などはうぇるかむです!

2:カゲヤマ:2017/06/22(木) 18:55 ID:q7w

«夢小説の主人公のプロフィール»
 名前…星宮きらり
 個性…コンボスター/自由自在
誕生日…7月7日
 身長…153cm
一人称…私
 性格…思いやりがある優しい子。
    おっとりしていてマイペー
    ス。よくお花畑(妄想?)に行
    っている。
あだ名…星宮(さん)・きらりちゃん
好きなもの…スイーツ・星・
      夢かわいいもの

家族構成…父と母と姉一人

概要…両親の個性をどちらとも引き継
   いだ。
   『コンボスター』は、攻撃回数
   が増すごとに繰り出す技の威力
   も増していく。

   『自由自在』は、大体なんでも
   できちゃうチート個性。例えば
   八百万の創造も出来るし、
   轟の氷・炎や、上鳴の帯電も出
   来る。ただし、体のつくりから
   して違う個性は使えない。
   (峰田・耳郎・瀬呂など…)

   この激強最強チート個性で
   雄英に推薦入学した実力者。
 
   轟とは幼馴染みであり、
   現在は轟の家に住んでいる。

3:カゲヤマ:2017/06/22(木) 19:27 ID:q7w

episode 1«夢の雄英高校»



**
『ふわぁ…ついに今日は雄英高校に入
 学かぁ…夢だったんだよね〜』
私は足取り軽やかに桜並木を歩く。
春の風が私の髪を優しくなでる。ほのかに香る暖かい風が心地いい。
『はっ…くしゅんっっ』
「花粉か…今年も来たな」
花粉症でくしゃみをした私に声をかけたのは、幼馴染みの轟焦凍君。私の父と焦凍君のお父さん・炎司さんが仕事上仲がよくて、その関係で私と焦凍君も仲がいいの。
『花粉だねぇ…くしゅんっっ
 えへへ…ごめんね…』
私は苦笑いした。朝からくしゃみが止まらないのだ。
「大丈夫か?」
『うん 多分へーき』
二人が話しているうちに、あっという間に雄英高校に着いた。校舎は近くで見ると【驚く】なんて言葉じゃいい表せないほど大きい。門は立派で、塀も常人じゃ越えられないような高さになっている。きっと、敵が侵入できないようになっているんだ。門もパスがないと入れない仕組みになっているらしい。雄英システムって凄い!!

私達は、雄英高校の立派な門をくぐり教室に向かった。
将来への一歩を、今踏み出した!
今日から夢の雄英ライフがスタートします!!

4:カゲヤマ:2017/06/22(木) 19:47 ID:q7w

**
私はドアを開けた。教室の中にはもう幾つかの人が集まっているようで、ザワザワしていた。私達も中に入ると、一人の女の子が話しかけてきた。
「初めまして!私麗日お茶子!
 あなたは?」
『初めまして 星宮きらりです』
「可愛い名前〜 よろしくね
 きらりちゃん!!」
麗日さん…お茶子ちゃんは麗らかに笑った。
『よろしくねっ』
「ちなみに、個性はど
 んなの?名前からすると…星に関係
 するのかな?」
『私は、"コンボスター"と"自由自在"
 っていう個性で…』
私が個性を説明しているとき、話を遮るかのように誰かがドアを開けた。
     なんか居る…
そのドアを開けた【誰か】は、寝袋に入っていた。その人を見て、クラス中の皆が驚いた。…が、また話を始めた。誰アレ…??

やはり【誰か】が気になって、またクラスに沈黙が走る。するとその人は起き上がり
「ハイ 静かになるまで八秒かかりま
 した。君たちは合理性に欠くね
 俺は君たちの担任の相澤消太だ
 よろしくね」
と、いきなり小難しいことを口にした。自己紹介を添えて。戸惑う皆に、相澤先生は更なる戸惑いを与えた。
「今から体育着に着替えてグラウンド
 に集合しろ 体力テストを行う」
え?入学式は?ガイダンスは?
「できる限り早くしろよ
 時間は有限だからな」
戸惑う皆を気にせずに相澤先生は教室を出た。いきなりすぎる。これが雄英か…

5:カゲヤマ:2017/06/22(木) 20:04 ID:q7w

**
私達1Aは、言われた通り着替えて外に出た。すると、一人の女の子…(?)が近づいてきた。
「こんにちは!私、葉隠透!!
 透明の個性だからこんな姿だけどね
 一応女子!!あなたって、推薦入学
 受けた人たちなんでしょ?!」
「あぁ」
『はい』
そういうと、わらわらと人が集まってきた。
「凄いな!」
「どんな個性なの〜?!」
ふわぁぁぁ…人気者になった気分…
ヒーローになったらこんな感じなのかなぁ…
「俺の個性は"半冷半燃"。右で凍らし
 左で燃やす。両親の個性を両方受け
 継いだ。」
「へぇ〜 …で、そっちの子は?」
『私は"コンボスター"と"自由自在"。 コンボスターは、攻撃回数が増すご
 とに威力も増していく…つまり比例
 するんです。自由自在は、えっと…
 簡単に言うと何でもできるんです。
 例えば、焦凍君の氷や炎も使えます
 し、あと…プロヒーローのMt.レデ
 ィみたいに巨大化も出来ます』
「最強じゃん!!」
「ヤバイね!!」
皆が口々に誉めてくれる。嬉しいけどなんだか照れくさい。
盛り上がっていると、相澤先生が声をかけた。
「そろそろ始めるぞー」
皆は先生の元へ歩き始めた。
テスト頑張らなくちゃ!!

6:カゲヤマ:2017/06/28(水) 22:57 ID:q7w

お久しぶりです… 主は生きてます…

ここからは原作に全く沿わない主が勝手に考えた話に入ります!!
敵メインの回です!!オリジナル敵もちゃんといるので書きます

7:カゲヤマ:2017/06/28(水) 23:14 ID:q7w

名前…影山ノエル
 歳…高1(出久達と同い年)
個性…シャドウマスター
   (自分の影を操る。影の容姿は    ノエルそっくり。体力なども
    同じ。つまり、ノエルが二人
    になった感じ。影の名前は
    リリィ。)
    自由自在
    (きらりの個性>>2と内容同
     じ。)

家族構成…母(個性…自由自在)
     父(個性…シャドウマス
       ター)
     姉・エルザ(個性…自由
              自在)

好きなもの…日の当たらない場所・
      薄暗い場所・猫
嫌いなもの…順位・期待

概要…ノエルの家は由緒正しいヒー
   ロー一家で、ノエルもヒーロー
   に憧れていた。が、個性を2つ
   持っているにも関わらず、ノエ
   ルは姉と比べられた。
  『あなたは何でエルザみたいに
   できないの?』と。
  そんな、自分には重すぎる期待と
  求められる肩書きや順位にウンザ
  リして家出。そこを敵連合に拾わ
  れ今は敵連合の一員となってい
  る。

8:カゲヤマ:2017/06/28(水) 23:25 ID:q7w

『ハァ…』
私は足取り重く、大きなため息をつき家へと向かう。気分のせいで普段より重く感じる家のドアを開けた。
『ただいま帰りました…』
すると、母がすかさずやってきた。
「ノエル、テスト返されたでしょう?
 見せなさい。」
『…はい』
私は五枚のテスト用紙を差し出した。
全教科90点以上だ。普通なら凄い点数だが、家ではそうとはいかない。
「…これだけなの?」
『…はい でも学年で総合三位をとり
 ました』
「三位…?それはいい順位なの…?」
『いえ…けど…』
私の話を遮るようにして母はまた喋り始めた。
「三位って貴方の上に二人いるんでし
 ょう?貴方はその二人を越えて一位
 にならなきゃいけないのよ
 どうしてエルザみたいになれないの
 ?エルザは全教科100点なのに。」
『ごめんなさい』
「次は全教科100点取ってよね
 さぁ勉強に励みなさい」
私は部屋のドアを閉めた。もう耐えられない…ついに家出を決意した。
私は荷物をまとめ、準備を始めた。
気づかれぬように。

9:カゲヤマ:2017/06/30(金) 18:56 ID:q7w

(夜中に出ていこう…)
見つかったら怒られるのは分かってる。でも耐えられない。今までの裕福なようで苦しい生活はもう捨てるんだ。
そう思いながら荷造りを進める。

そして夜中の1時、家族は皆寝ているようだ。忍び足で家を出る。これでもう私は自由だ!私の心にあった重い何かがフッと降りた気がした。

10:カゲヤマ:2017/06/30(金) 19:21 ID:q7w

«episode1»

**

夜中だということもあり、辺りにはほとんど人がいない。不気味な程静まりかえった夜の街を一人歩く。
家出したのはよいものの、寝泊まりする場所がない。どこかのホテルに泊まるにしても、バイトはしていないし何日も滞在するわけにはいかない。じゃあバイトすれば?なんて案もあるが、こんな家出少女を雇ってくれる店なんかないだろう。もうホームレスになるしかないのか…諦めかけたその時、何者かが声をかけてきた。
「家出かい?」
(…誰…?怪しい…)
私が身構えると、怪しい人は笑った。
「なぁに、怪しい者じゃないさ
 私は敵連合の…代表みたいな者だ
 君、敵に興味はないかい?」
『敵…連合…?』
この人、私に敵になるように勧めているの?私が困惑している中、敵連合の代表サンは話を続ける。
「君はいい目をしている。
 君なら敵という恐怖を世にしらしめ
 ることが出来るはずだ…どうだい?
 興味あるかい?」
私は無意識にYesを口にしていた。
何を血迷ったんだろ…元々はヒーローになりたかったのにね…
「さぁ着いたよ ここが敵連合の拠点
 地だ。入りなさい」
連れてこられたのはボロいバーのような場所。いかにも«敵»って感じ…

カランカラン…

ベルの高い音と共に、古めかしい音を立ててバーのドアをあける。中にいたのは…黒いモヤ…?と…男の人。
「先生 そいつは?」
「新しく敵連合に入る子だ」
敵連合の代表サンは私の方をチラッと見た。きっと、挨拶しろってことだ。
『初めまして…影山ノエルです』
「ノエルか…ノエル、私のことは
 先生と呼んでくれ。
 …じゃあ…弔も挨拶しなさい」
先生に言われて、男の人も口を開く。
「ハァ…俺は死柄木弔」
「ちなみに私は黒霧です」
死柄木サンは、無愛想に名前を述べた。モヤの人は黒霧サンかぁ…
「おっと 時間だ…私はもう帰るよ
 弔、黒霧、ノエル、仲良くするんだ
 ぞ」
「『はい』」
先生は出ていった。今日から私の敵生活がスタートした。

11:カゲヤマ:2017/06/30(金) 19:47 ID:q7w

**

「おいお前 歳は」
死柄木さんは言葉少なく無愛想に言った。
『15…だけど…』
「ハァ…お前いきなりタメかよ…これ だから餓鬼は…」
『ねぇ 私はお前でも餓鬼でもない
 影山ノエルだってば』
「…ノエル…何で敵に?」
やっと名前で呼んだ…じゃあ私も弔って呼んじゃおう。
『家出して街フラついてたら
 先生が声かけてくれたの』
「素行不良」
『…そういう弔は?』
«弔»と呼ばれて一瞬不思議な表情を見せて、弔は話始めた。
「俺もまぁそんな感じ」
『じゃあ弔だって素行不良じゃん』
私は可笑しくなってクスッと笑った。
案外上手くやっていけそう。私には元々ヒーローより敵の方がよかったのかな…あんな順位とか肩書きとかを求める欲でまみれた綺麗なようで汚い世界より、自由な世界の方が。
「お前 個性は?」
『あ 一番大事なコト忘れてたね…
 私の個性はシャドウマスターと
 自由自在。シャドーマスターは、
 自分の影を操るの。自由自在は、
 まぁ…何でもできるチート個性w』
私は個性の説明を簡単に終えると、
影を呼び出した。
『これが私の影。』
『初めまして 私リリィ。
 ずっと見てたよ。貴方は敵の弔ね
 よろしく』
「そっくりですね」
しばらく出番なくて口を閉じていた黒霧が、ここぞとばかりに喋った。
『私とリリィは双子みたいなもんだか
 らね』
『昔からずっと仲良しだよね』
家柄のせいか、性格のせいか、私には友達が居なかった。そんな中、個性が見つかってからはリリィと毎日遊んでいた。家族のような存在だ。
『弔は?』
「俺の個性は破壊。五本の指で掴んだ ものを粉々にする。…こんな感じ
 で。」
弔はスプーンを粉々にして見せた。
世の中いろんな個性があるんだなぁ…

12:カゲヤマ:2017/07/01(土) 23:01 ID:bEc

言い忘れましたが、今書いている小説は「僕のヒーローアカデミア」を元に考えたものです。

13:カゲヤマ:2017/07/04(火) 21:37 ID:bEc

一度ヒロアカの夢は中断します。
次からは、ユーリ!!!on ICEの夢を書いていきます。

14:カゲヤマ:2017/07/04(火) 21:48 ID:bEc

«ユーリ!!!on ICEの主人公»
 名前…氷室 亜莉栖
    (ひむろ ありす)
 身長…153cm
 血液型…O型

 性格…練習熱心で頑張り屋。
    気配りができる。

15:カゲヤマ:2017/07/04(火) 22:05 ID:bEc

『ぅわぁぁ…やっぱり綺麗だなぁ…』
スマホにみとれている私は、現役スケート選手の氷室亜莉栖です!高校生になったから今日からシニアデビューします!!そして今私がみとれていたのは、同い年のスケート選手
『ユーリ・プリセツキー』君!
同い年なのに綺麗で、スケートも上手くて…尊敬&大好きな人です!同い年だなんて思えない!!
「亜莉栖!次の次の次あたりに貴方の
 出番よ 準備しなさい」
『美紀さ…美紀コーチ…』
「いい加減、コーチ呼びにも慣れなさ
 いよ〜?」
『はぁい…』
美紀コーチは、私がスケートを始める前の小さい頃からの知り合いで、そのときに美紀さんって呼んでたから今も癖で呼んじゃうんだ…ちゃんとコーチって呼ばなきゃ!!
『今誰出てますー?』
「あの人」
あの人?私はテレビに目をやると、なんとそこに映っていたのは…
憧れのユーリ君だった!!!
『ユーリ君んんっっっ?!
 ちょっとコーチぃ!聞いてないっ!』
「あー うん。サプラ〜イズ。」
『何それぇ!!』
コーチはしれっと言った。馬鹿ぁ!!
…憧れのユーリ君と同じ大会でデビューなんて緊張するなぁ…
やっぱり綺麗…私なんかよりも断然。
ユーリ君の演技が終わり、ぼーっとしていたら背中を思いきり叩かれた。
『いったぁ…』
「ホラ亜莉栖、ストレッチは?」
『ふぁい…』
私はストレッチを始めた。あっという間に私の前二人の演技は終わり、女子の部に入った。トップバッターだ…!!

16:カゲヤマ:2017/07/04(火) 22:12 ID:bEc

『はぁぁ…終わったぁぁ…』
「お疲れ」
私は演技を終えてベンチに戻ってきた。点数は?順位は?そればかり気になってしまう。
「ヒムロ アリスの得点は…
 113.27!自己最高得点を叩き出し
 た!暫定一位です!」
「最高だって!やったじゃん」
『うん…』

そして、他の選手の演技も終わり、
私は四位という結果に終わった。
「まぁうん!デビュー戦にしては良い
 と思うよ!」
『…』
美紀コーチは励ましてくれてるけど、私はそんな言葉いらない。

17:カゲヤマ:2017/07/05(水) 12:28 ID:bEc

微妙な結果に終わった大会から1週間が経った。いつものように練習しようとスケート場に入ると、普段はスッカスカのリンクから人の声が聴こえた。
二人…いや三人…?
「オイまだかよ!」
「まだだ」
「もう少ししたら来ますので…」
キレる男の子と、冷静なオジサンと、男の子をなだめる美紀コーチの声。
「だいたい!何で俺が表彰台にも上っ
 てない女とペア組まなきゃいけねぇ
 んだよ!」
ペア?もしかして、私とあの男の子がペア組むの?怖い怖い怖い怖い無理!
でも練習せねば!ってことで勇気を出して重いドアを開けた。すると中にいたのは…

18:カゲヤマ:2017/07/05(水) 13:20 ID:bEc

『ユーリ君っ?!!』
「は?」
「あっ良かった!亜莉栖、早く!」
憧れのユーリ君が居ることに驚き声を荒げた私に美紀コーチは手招きをする。私はスケートシューズに履き替えてリンクを駆ける。
「コイツが俺のペアか…」
ユーリ君は私をまじまじと見つめると、不機嫌そうな顔をした。
『ユーリ君は…私のペアなの…?』
「らしいけど」
ひぇぇぇ憧れのユーリ君とペア?!夢みたい!!夢なら覚めないで!!
『私っ!ユーリ君のファンなんです!
 ホラ!ユーリエンジェルスのファン
 証明書!』
「ハイハイ落ち着けって亜莉栖
 まずは、二人の演技を見合おうと思
 います じゃあまずはユーリ君から
 ね」
美紀コーチは、話を遮るように言った。するとユーリ君は滑り出した。
リンクの上を滑らかに舞う。見とれちゃうなぁ…生で独り占めできるなんて幸せすぎて死にそうだよ…
「終わった 次お前」
私がうっとりしている間にもう終わり、私の番になった。
『待って 何の曲使うの?』
「アレでいいじゃない 大会の!」
美紀コーチはウィンクをして私の背中を押した。すると、曲が流れ始めた。この曲は…私がシニアデビューした大会で使った曲だ!大会では失敗ばかりで入賞出来なかったんだよね…特に次のジャンプは練習でも出来なかった所で…!私は大会を思い出しながら高く飛び上がった。よし!四回転できた!あとは着地さえできれば完璧っ!
勢いよく着地した。…出来た!今まで上手くいったことがなかったのに!
これで全てのジャンプをこなすことが出来た!私はフィニッシュのポーズを決め、コーチ達の元に戻った。

19:カゲヤマ:2017/07/05(水) 13:56 ID:bEc

「亜莉栖!良かったよ〜!
 パーフェクトじゃんか〜!」
美紀コーチは私を抱き締めた。苦しい…
『あはは コーチぃ 苦しいよ〜』
「…で、うちのユーリはいかがでした
 かな?」
『すっごく美しかったです…!
 ジャンプもひとつひとつが綺麗で…
 言葉では表せないほど!やっぱり尊
 敬します…!』
私は素直な感想を述べた。本当に素敵だった…
「じゃあ、うちの亜莉栖の方は…」
『えっ 待ってソレ聞く?!』
「聞くに決まってるじゃない」
マジか〜!罵られそうで怖い…!
私が怯えて構えていると、ユーリ君は口を開いた。
「お前 今の演技…この間の大会でや
 ったよな そのときはジャンプいく
 つかミスしてたけど」
『っ…見てたんだ…緊張して上手く演
 技できなかったやつ…』
恥ずかしくてうつむいた。
「本番でもノーミスで出来ればお前、
 二位辺りは取れるぞ」
『えっ…!ありがt…』
ユーリ君は誉めてくれたけどそれはつかの間。再び口を開いた。
「ただ、表情が固くて曲に合ってない
 しジャンプに気をとられすぎてステ ップが雑。」
『あ…ハイ…』
めっちゃ駄目出しされた…でも…
『ありがとう!これでもっと良くなる
 よ!』
アドバイスしてくれるのは有難い!

そして今日から私とユーリ君はペアになりました!緊張する…!

20:カゲヤマ:2017/07/05(水) 13:57 ID:bEc

ここからはただの妄想です。

21:カゲヤマ:2017/07/05(水) 14:16 ID:bEc

私とユーリ君は練習を終えて、スケート場を出た。
「なぁ」
『んー?』
「このあと時間あるか?」
『あるよー』
ユーリ君は、私の目をまっすぐ見つめてくる。ユーリ君の顔は、少し赤らんでいる。寒いのかな…?それとも、照れてるとか?…何に?

私達は、スケート場の近くの海に来た。夜だからか人気がなくて静かだ。
『なんかさぁ…おっきい海が私達だけ
 のものみたいだね』
「…そうだな」
沈黙が走る。聴こえるのは、波の音とカモメの声だけ。

しばらくして、ユーリ君はポケットから小さな箱を取り出して私に差し出した。
『くれるの…?』
ユーリ君は小さく頷いた。開けてみると、可愛らしいリボンのバレッタが入っていた。
『可愛い!ありがとう!…でも
 何で…?』
「今日誕生日だろ」
『あ…誕生日知ってたんだ…!』
「いや 今日お前の誕生日だって
 入り口の奴が話してるの聞いたから さっき買って…」
ユーリ君がそう言いかけると、ポケットから何か落ちた。
『紙…?』
「あっ それはっ…」
見てみると、それはレシートだった。
『レシートだ …あ このリボンの
 …アレ?これ今日買ったんだよね?
 このレシート、三日前のだよ?』
「! クッソかっこ悪ィ…///」
下を向いて恥ずかしがるユーリ君に、
『かっこ悪くなんてないよ
 ありがとう』
と微笑むと、さらに顔を赤くしてしまった。

この日は人生最高の誕生日になりました!そしてお互いを想う気持ちが少しずつ変わっていることに、私達はまだ気づいていない。

22:カゲヤマ:2017/07/26(水) 16:12 ID:bEc

お久しぶりです!以下は
「あんさんぶるスターズ」の夢小説です

23:カゲヤマ:2017/07/26(水) 16:14 ID:bEc

«knightsと私»

24:カゲヤマ:2017/07/26(水) 16:17 ID:bEc

主人公…あんず(♀)

アイドルユニット<knights>をプロデュースすることになった女子高生。おっとりした性格で、気配りができる。

25:カゲヤマ:2017/07/26(水) 16:30 ID:bEc

私はあんず。今日からアイドルユニット<knights>をプロデュースすることになりました!今からknightsの皆さんに挨拶に行くところです。
…が、転校してきたばかりだし、校内がとても広いのもありknightsがどこにいるのかが全く分からない。
『どうしよう…』
と、私が困っていると後ろから誰かが声をかけた。
「何かお困りですか?」
振り替えると、男の子がいた。
『あ えっと…knightsの居場所知り
 ませんか?私knightsの皆さんに用
 があるんです』
「knights?…私、knightsの朱桜司と
 申します」
なんと、今話していたのはknightsのメンバー本人だったのだ。
『嘘っ…あ…!見たことある…!』
「knightsならこちらです
 ご案内致します」
朱桜司君は優しく微笑み、案内してくれた。

26:カゲヤマ:2017/07/26(水) 17:01 ID:bEc

「お名前はなんと言うのですか?」
そういえば、まだ自己紹介してなかったな…
『星宮あんずです』
「星宮…あんずさん…?お見掛けしな
 い方ですが…もしかして違う学科の
 方ですか?」
『あっ はい!プロデュース科の一年
 生です』
「プロデュース科…あ、着きましたよ
 こちらがknightsのレッスンルーム
 です」
私と朱桜君が話していると、あっという間に着いた。
『ありがとうございますっ』
「いえ お入り下さい」
朱桜君は紳士だなぁ…中に入ると、朱桜君以外の3人は集まっていた。
『初めましてっ!今日からknightsを プロデュースすることになりました
 プロデュース科一年生の、
 星宮あんずです!宜しくお願いしま
 す!』
私が声を張って挨拶すると、3人は私の方へ寄ってきた。
「初めまして♪アナタ可愛いわね〜
 アタシは鳴上嵐。お姉ちゃんって呼
 んで頂戴♪」
「アンタゆうくんと話してた子だ
 ちょ〜うざぁい!…まぁ、一年生な ら許してあげるけどぉ…これからは
 気を付けなよねぇ
 で、俺は瀬名泉。宜しく。」
「ふぁ…ふ♪俺は2年の朔間凛月…
 まぁどうでもいいから膝枕して…」
えっ?朔間先輩は私を座らせると、私の膝を枕にして寝てしまった。
『え…(汗)』
「ごめんねぇ
 その子すぐ寝ちゃうのよ〜」
鳴上せんぱ…お姉ちゃんは困ったような顔で笑った。すると、誰かが勢いよくドアを開けた。入ってきたのは…

27:カゲヤマ:2017/07/26(水) 17:10 ID:bEc

「あれっ
 女の子じゃん何してんのー?」
あっ…この人もknightsの人だ。
『knightsのプロデューサーをするこ
 とになりました 星宮あんずです
 宜しくお願いします!』
「へ〜 俺は月永レオ。宜しく〜
 あ、一ついい?」
『はい…?』
「何で膝枕してんだー?」
『あ、これは…』
「まぁいーや」
えっ話振ってきたの月永先輩なのに?
knightsって不思議な人が多いんだなぁ…

28:カゲヤマ@knights:2017/07/27(木) 16:25 ID:bEc

午後6時。私とknightsは今日のレッスンを終えた。
「今日は終わりだな!あんず〜」
「お疲れ様、あんずちゃん♪
 どうだった?はじめてのレッスン」
初対面だというのにも関わらず、knightsの皆さんはフレンドリーに接してくれる。
『あっ 皆さん凄くかっこよくて、
 裏でこんなに努力してるんだなって
 思いました!』
私は素直な感想を述べた。
「あんず、お前はknightsのプロデュ
 ーサーなんだから、敬語使わなくて
 いいんだぞ?」
レオ先輩が言うと、他のメンバーも口々に続く。
「そうよ〜」
「変に気使われても困るしぃ」
「どーでもいいけど…
 あんたの膝枕気に入った〜」
「朔間先輩だけ内容違いませんか?」
私はふふっと笑った。
「どうしたの?あんずちゃん」
『いや…皆ユニークで楽しいなって』
この楽しいユニットなら、この先上手くやっていけそう!こうして私は、今日からknightsのプロデューサーになりました!

29:カゲヤマ@knights:2017/07/27(木) 16:42 ID:bEc

翌日…
「今日はレッスン無しだ!」
「はぁ?」
『レオ君…なんで?』
いつも熱心にレッスンに取り組むレオ君が<レッスン無しだ!>なんて珍しい…なんかあったのかな…?
「今日はお前の
 歓迎パーティーをするからだ!」
「アラ、いいじゃない♪」
『えっ そんな!いいの?私の為に
 レッスンの時間減らして…』
私なんかの為に時間を減らしてまで歓迎してくれるなんて…嬉しいけどちょっと複雑…
「いいんだよ!お前は大事なPだから
 なー!」
『…ありがとう!』
こうして私達は近場のファミレスへ向かった。
「あんずちゃんは趣味とかあるの?」
『私は…料理とか裁縫がすきかな』
「いい奥さんになりそうじゃん」
『まだまだ下手くそだけどね』
私達がそうこう話している間に、目的地のファミレスに着いた。
「さー あんず!好きなもの頼んで
 良いからな!」
「あんたの為の歓迎会なんだしねぇ」
「そうよ〜
 でも食べ過ぎちゃダメよ♪」
「ふぁ…ふ♪あんず膝枕して…」
『ありがとう じゃあ…苺パフェで』
私は昔から好きな苺パフェを頼んだ。
みんなが優しくしてくれて、なんだか浮いているような気分だ。

30:カゲヤマ@knights:2017/07/27(木) 17:03 ID:bEc

楽しかった時間はあっという間に過ぎ
今日は解散、という話になった。
結構外は暗くなっている。
「あんず」
私に声を掛けたのはレオ先輩だ。
「遅いから送るぞ」
『えっ いいよ〜!
 皆の帰りが遅くなっちゃうし』
私は申し訳ないと断ったが、
「あたし達はknightsなんだから、
 お姫様を守るのが役目でしょっ♪」
「夜道は危険ですから、escortさせて
 下さい」
「めんどくさ…」
「こらくまくん」
『みんな…ありがとう』
こうして私達は、六人で帰ることになった。
「今日は星が綺麗ね〜
 ロマンチックだわぁ〜♪」
「そうだな…あ!霊感わいてきたぞ!
 セナ!メモ用紙とペン!」
「自分の使いなよ王様ぁ」
本当にどこまでも自由な人たちだなぁ…なんか見てて凄く面白い。これから先もこんな人達と過ごせるなんて、楽しみで仕方ないや。
『あ…私の家ここだから…今日は
 ありがとう、楽しかった!』
「じゃーな!」
「じゃあね〜 …ふぁ…」
「あんずちゃんまた明日♪」
「じゃあねぇ」
「あんず様、おやすみなさい。
 また明日。」
『うんっ』
こうして私達は別れた。




「あんずの家でかいな」
「お嬢様なんじゃなぁい?」
「ス〜ちゃんと同じ臭いがする」

31:あんず@Ra*bits:2017/07/29(土) 18:28 ID:bEc

今からいきなりラビ作品に移ります。なんかラビの気分。

32:あんず@Ra*bits:2017/07/29(土) 18:55 ID:bEc

『今日のお昼はお外で食べてみようか
 な。噴水もあるし、
 緑も豊かだし!』
私は、まだ慣れない校舎を軽快に歩いた。学園の庭は前から気になっていた為、位置は把握済みだ。
『着いた〜 今日も天気いいなぁ♪』
私はいい場所で食べようと、目をつけていた場所へと向かった。…が、予想していなかったところに小さな段差がありつまずいてしまった。
『わっ…』
転ぶっ!そう思った瞬間、後ろから誰かが私の腕を掴んだ。
「おっと…危ないだろ!
 女の子なのに顔に傷でも出来たら
 どうすんだよ!」
『ありがとうございます…』
可愛らしい見た目の…先輩?同い年かな?
「お前1年か?名前は?」
『はい 星宮あんずです』
私が名を名乗ると、助けてくれた人はニパッと笑って言った。
「俺は3年の仁兎なずなだ!」
『3年?!1年だと思ってました!
 小柄で可愛いし』
私が驚くと、仁兎先輩は顔を真っ赤にして言った。
「んみゅ?!しっ、しちゅりぇいにゃ!
 おりぇはしゃんねんしぇいら!
 …いわりぇたくにゃいしぇりふ
 いっぱいいわりぇた…」
『???』
な、なんて…?聞き取れなかった…
『えっと…』
私が困惑していると、後ろから声がした。
「失礼な!俺は3年生だ!
 …言われたくない台詞
 いっぱい言われた…ですよ。仁兎先
 輩は、感情が高まると滑舌が悪くな
 るんです。」
なんと、彼は仁兎先輩の言ったことを解釈してくれたようだ。…そしてその彼も中性的で可愛らしい。

33:あんず@変態仮面好きの変態少女:2017/08/11(金) 22:38 ID:Y02

『ありがとう…ございます
 えっと…?』
彼も一年生かな?小柄だし…
「あぁ、僕は一年の紫之創です
 あんずさん、ですよね?
 よろしくお願いします」
創くんははにかみながら笑った。
すると仁兎先輩が私の方を見て言った。
「あんずっ!俺のことはに〜ちゃんと
 呼べよ!年上だからな!!
 お前転校してきたんだろ?お昼一緒
 に食べようぜ!!」
仁兎先輩はお昼に誘ってくれた。
ちょうど一人で食べようとしていたから心細いと思っていたところだった。
私がokすると、他にも人がやってきた。どちらもまた可愛らしい。

34:あんず@変態仮面好きの変態少女:2017/08/11(金) 22:45 ID:Y02

「ダッシュダッシュだぜ〜!!」
「ちょっ…速いよ光!!待てって…」
二人は走ってくると私を見つけ、まじまじと見つめる。
「あんず!こいつらは俺のユニットに 所属する…光ちん&友ちん!!
 仲良くしてやってくれ♪

 光ちん、友ちん、こいつは最近転校 してきたあんずだ!!
 一緒にお昼食べるんだ!!」
仁兎せんぱ…に〜ちゃんが手短に説明すると、光くんはニカッと笑い、友…
友ちん?は少し警戒気味に私を見つめる。
「俺は一年の天満光だぜ!!
 よろしくだぜ!!ね〜ちゃん♪」
「俺も一年の真白友也です…
 よろしくお願いします」
『2年のあんずです よろしくね』
早速私たちは5人でお昼を食べることにした。

35:あんず@変態仮面好きの変態少女 sage:2017/08/12(土) 12:33 ID:Y02

ちょっとさげます

36:匿名さん hoge:2017/08/12(土) 16:43 ID:SfM

乱入すみません
下げる時はsageではなくhogeですよ。


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