初めまして。
久しぶりにやって来ました二次創作!
私が小説を書くところなので、他の方は小説更新×です。
コメントはお待ちしてます。
荒らし、なりすまし×!
では、よろしくお願いします。
『終わる世界でキミに恋する』
〜登場人物紹介〜
奥村 岬
中3。病気で余命半年。
生きるために新薬の実験体になる。
三国 嶺治(レイ)
中3。学校を支配している。なによりも岬が大切。
江梨子&トモ&ヒロ
↑
岬とレイの学校の友人。
プロローグ
友達とふたりで並んで歩く。
ふと足が止まった。
「岬?どうしたの?」
隣の友達が声をかける。
後ろから着いてきているのは、友達と好きな人。
「うんん。何でもない」
友達と一緒に桜並木を歩く。
3年3組の看板があるところに入ると、好きな人の机が私の隣の席だった。
私の名前は奥村岬。
隣に座っているのはレイ。
好きな人。
「岬、消しゴム落ちたよ」
レイが、私の机に消しゴムを乗せる。
文学の時間で、私は先生の言葉を一言も聞き逃せないから、レイにお礼だけ伝えて授業に集中する。
「じゃあ奥村。答えは」
先生が指名して、頭をフル回転。
確か、樋口一葉だった気が…。
ん?
芥川龍之介!?
違う違う。
「樋口一葉」
隣で小さな声でレイがつぶやく。
やっぱり樋口一葉かぁ!
「樋口一葉です」
「はい、正しい」
良かった〜。
ホッっとしながらレイを見る。
真面目に授業受けてるレイなんて、新鮮だな。
いつも指示出してるイメージだもん。
「今日はここまで!」
「気を付け、礼」
放課になると、エリコとトモ、ヒロが寄ってきた。