はい、東方Projectの二次創作を書いていきます!オリキャラ出ます。長編を書いていきますが、短編がたまに入ります。短編は長編と関係ありません。
ルール
荒らしは禁止!しつこかったら、アク禁依頼出します。
アドバイス、感想はじゃんじゃんお願いします!
でも、暴言などはやめて下さい。
※自分には文才がありません。でも、見てくれると嬉しいです。
書き忘れました!二次創作設定出てきます!苦手な方はご遠慮ください。
〜幻想郷 紅魔館〜
廊下を、1人の少女が箒で履いている。
この館の主は、従者達を引き連れ人里へ出掛けている。
窓を開けると、陽の光が一杯に差し込む。いつもは絶対にできないことだ。
ふと窓の方を見ると、桜の花びらが一枚舞い込んできた。
ーーーああ、懐かしいなぁ
少女は箒を動かす手を止め、そう呟いた。
次に、プロフィール載せます!
ごめんなさい!やっぱ載せません…
西暦約200年
ある村
私は、豪華な服を着て、村人達が担ぐ神輿のようなものに乗り、沢山の村人の中心で、何百という視線を浴びていた。いろいろなところから声が聞こえてくる。
「おい、神様だぞ!」
「何年経っても老いない噂は本当なのか?」
「わしが子供の頃も同じ御姿だったぞ」
「ありがたや〜ありがたや〜…」
ああ、五月蝿い。
私は…名前がない。年齢も、ここにいる村人達の何倍も生きているということぐらいしか分からない。気がついたら私があって、気がついたら喋ってて、生き方がわかって…
気がついたら…
気がついたら、不思議な力が使えるようになっていた。
こっちへ来い、と思ったものは全部こっちに来て、あんなものが欲しい、こんなものが欲しいと考えたら、それが手の中に収まっていた。
しかも、幾年も経っても姿形が殆ど変わらない。そして、いつの間にか、「村人」から「神」へと変わっていってしまった。
「今日はお疲れ様でした。ゆっくりとお休みになって下さい」
家の前で、私の側近と決められた女性が恭しく頭を下げる。彼女は村で天使と言われているそうだ。
豪華なご飯を食べ、貴重な原料を使った寝床で眠る。
ここの村の人達はとても礼儀正しく、いい人達だ。だけど、それは私が変だから、なるべく波風を立てないようにしているのではないか、私のことを好いてくれている人など、何処にもいないのではないか。
…私のことを心から慕ってくれる人など、何処にもいない。
そんなことを考えながら、眠りについた。
ザクッ
私は、そんな音で目が覚めた。
右腕に熱さを感じ、ふと見てみると…
其処には槍が刺さり、大量の血を流している
私の右腕があった。
「ぎゃぁぁぁぁ!」
そう分かった途端、腕に物凄い激痛が走った。
「はぁ、はぁ…いつも偉ぶっててよぉ…お前のせいで…お前のせいで…!母ちゃんを…母ちゃんを返せぇぇぇぇ!」
ゆっくりと上を見上げると、そこにはいつも私に「ありがたい」と言ってくれる村人がいた。