東方の二次創作、オリキャラのお話です。
大体、平安時代くらいの時間軸ですかね…
あ…でも、ちゃんと現代語使いますんでw
読みやすいようになんとか頑張ります。
オリキャラの元ネタは酒呑童子という鬼です
私の名前は大江山京華。
何故、この名前になったかは私自身もよく覚えていない。
ただ、私がかつて生まれ育った山が「大江山」という事だけは覚えている。
……思い出せば、幼少期には余りいい思い出はないな…
萃香や勇儀に出会えた事が唯一の救い…か。
かつて、人間達から迫害され腹いせに大暴れした事を
思い出した。人間の体は脆い、能力を使うまでも無かった。
そんな時、萃香と勇儀に出会った。
同じ鬼という事もあり、意気投合した。
やっと分かりあえる仲間が出来たと嬉しく思った。
萃香に酒を呑まされて酩酊してしまった。
彼女らのペースにはついて行けない。
酒を呑みなれていない私にとって
彼女の飲む酒はハードルが高すぎる。
しばらくして大江山の洞窟に身を置く事になった。
大分、鬼として格が上がり部下がついた。
酒も呑めるようになってきた。
もう青臭いとは言わせない。
部下の茨木が最近、不思議な能力を身につけた
修行の成果、だという。
……そろそろ私も鬼として活動せねばな…
萃香と勇儀と共に、京の都で一暴れしてやった。
食料も大分調達できた。
明日は宴だな。
宴中、大吟醸を呑まされた。
だが酔うこともなく飄々としていたら、
勇儀から成長したな、と言われた。
………解せぬ…
…………………………………
11:,:2018/11/03(土) 17:30 ID:edM 部下の茨木が腕を無くして帰ってきた。
人間…渡辺綱とかいう奴にやられたようだ。
人間の分際でいい度胸だ。楽には死なせん。
(((京華談という事で日記風にしてみました))))
13:;:2018/11/03(土) 17:33 ID:edM必ず一矢報いてやる。
14:;:2018/11/03(土) 17:41 ID:edM 人間は生きるため
牛や豚を糧にしている。
それなのに命の尊厳など微塵も感じていない
連中が多すぎる。
そのくせ自分らを糧にしようとする生物が
現れると容赦無く始末しようとしてくる。
人間は自分らの事を棚に上げているのだろうか…?
16:;:2018/11/03(土) 17:41 ID:edM牛や豚は抵抗などしないというのに…
17:;:2018/11/03(土) 17:43 ID:edM 人間の心理など考えても霧がないな
今は我々を討伐しようとしている輩の対処方法を考えよう。
…
19:;:2018/11/03(土) 17:47 ID:edM
大江山の鬼討伐メンバー
渡辺綱
坂田金時
ト部李武
碓井貞光
(視点変更)
渡辺綱
今、巷を騒がしている鬼…
今回の我々の標的(ターゲット)はそいつらだ。
土蜘蛛退治などの妖怪退治を生業としている我ら頼光四天王。
必ず、頼光様に鬼の首を献上してみせる…!
くそっ…!!
京の都に奴らが侵入したとの情報を得て、
来てみたら…手遅れだったか…
もっとあいつらの行動に細心の注意を払うべきだった…
足取りも完全に分からなくなったし、
仕切り直しだな…
今度、近頃鬼の目撃情報がある
一条戻橋に行ってみようと思う。
敵を油断させるため、一人でいってみるか…
………………………
24:;:2018/11/03(土) 18:11 ID:edM あいつらは何故、人を襲うのだろう…
人と妖怪、互いに分かりあえない定めならば…
関わらなければよい事なのに…
何故、
忌み嫌われ、迫害されるという事が分かっているのに何故…
そこまでして人間と関わりを持とうとする…?
この世には…我々人間が行くことが
出来ない世界があると聞いた事がある…
もし…もし鬼達が其処へ行けたなら…
………何を考えているんだ…
頼光様から討伐命令が出ている以上
鬼共は退治しなくてはいけない…
ただ…それだけだ。
………………………
29:;:2018/11/03(土) 18:22 ID:edM 一条戻橋である一人の女に出会った。
道に困っていたため馬に乗せてやったら
突然そいつは鬼に変化した…!
こいつは大江山の鬼の頭領の部下の一人、茨木童子だった…!
髪を掴んで連れ去ってこようとしたので
慌てず腕を片方切り落とし、難を逃れた。
本体を逃がしてしまったが、
必ずあいつは腕を取りにくる…
頼光様に教えを乞い、作戦を立てるか…
……………………
33:;:2018/11/03(土) 18:32 ID:edM ((((あ…ちなみに東方板に大江山京華ちゃんの細かい設定をオリキャラスレに
記して有りますので、よかったらそちらにも^_^)))
(視点変更)
大江山京華
茨木の話によると、まだ腕は捨てられず、
切り落とした相手が持っているようだ。
返り討ちにする気だろう…
愚か者め…
兎に角、茨木には渡辺綱の親族に
成り済まし、近づくのがいいだろう
と、助言しておいた。
油断はしてはいけない。
恐らく、相手にも知恵者がいるとみた。
きっと断固として腕を渡してくる事はしないだろう。