少女漫画の代表的作品、12歳。で二次創作。
注意
・オリキャラ主人公
・文才無し
・誤字脱字たくさん
・小6設定
・色々ズケズケ言います(12歳。へではありません)
です。
乱入OKですがアンチや荒らしはご遠慮願います。
感想やリクエストはたくさんお待ちしております!
それではどうぞ( ゚∀゚)つ
「ふぅ〜」
大きく深呼吸。
大丈夫。私は大丈夫。
「心、早くいこ。お母さん職員室行ったし」
「あ、そうだね」
転校初日、弟の日向と一緒に校長室へ。
「じゃ、行こっか...」
「心、注目凄い。心がずっとここにいるから」
「...」
緊張で靴箱の前でじっとしてたから注目が...
「なんか、見たことない子」「え、転校生?」
「失礼します...」
「しつれーします」
あぁ、やっぱりダメだ。
声が小さい。
日向みたいに大きな声が出せない。
「あっ、転校生かな?どうも校長です」
「あ、はぁ」
「はは。そんなに緊張しなくて良いよ」
いや緊張するに決まってんだろ...
流れるようにパイプ椅子へ座った。
「名前は...笹岡心さんでいいかな?」
「あ、はい。大丈夫です」
「弟くんは...笹岡日向さん?」
「はいそうです」
新学期、新小6の私と新小4の弟。
家庭の事情で東京から引っ越して来た。
長崎県に引っ越しって聞いたから
方言とか大丈夫かなぁって思ってる。
いや、その前に友達できるかな...
「じゃあお2人さん、今から全校朝会だから
自己紹介してもらうけどよろしくね」
うわっ!出た!
「はい...」
「はぁい!」
私は残ってる力を振り絞り
元気のない返事をした。
朝会が始まった。
最初は校長先生の話とか。
「では今年も新しいお友だちが来てくれました。
拍手でお迎えしましょう」
うーわ。
お友だちってなんだよw
私達は先生にリードされ皆の前へ立った。
「では、お姉ちゃんからお名前をどうぞ」
校長先生からマイクを渡された。
「笹岡心でしす。6年生です。よろしくお願いします」
パチパチパチパチ...
拍手が起こる。
マイクを日向へ回す。
「笹岡日向です!!東京から来ました!
4年生です!よろしくお願いします!!」
パチパチパチパチパチパチパチパチ...
え、ちょ、私の時より拍手大きくないか?
私の自己紹介そんなつまんない?
いってること日向とほぼ一緒だけど...
なんだかんだ朝会終了。
「あ、笹岡さん、私担任の大宮です。
1年間よろしくお願いしますね」
「あ、はい...」
あぁ、なんでもっとこう...
もう、いいや。
大宮先生と6年1組の教室へ向かった。
扉を閉めていても聞こえる。
クラスメイトの騒がしい声。
うっわ、ここ、陽キャばっかじゃん...
すごい場違い感...
ガラッ
騒がしい教室が一瞬で静かになった。
すぐに騒がしくなった。
「はい皆さん静粛に。
転校生の笹岡心さんです。」
私が黙ってたら大宮先生は
ほらっ!
という目を見せてきた。
うん。これ、自己紹介しなきゃだ。
「...笹岡心です。東京からきました。
これからよろしくお願いします」
「よろしくお願いしまーす」
本当にそう思ってる?笑
休み時間。
ツインテールの女子が近ずいてきた。
「心ちゃんだよね!!どこから来たの!?」
は。言ったじゃん。
「東京」
「もー花日、それ、自己紹介で言ってたよ!」
「えっ!そうだっけ!?」
「そーだよ。笑」
「さすが結衣ちゃんは人の話し聞いてるね!」
その結衣という女子は私にこう言った。
「心ちゃんごめんね。
私は蒼井結衣。よろしくね。」
「うん」
なんか、この子いい子そう。
すると髪を高い位置でお団子にした女子が来た。
「ごめーん先生に呼び出されてた〜
あ!転校生の...心ちゃん...だっけ?
私、小倉まりん!よろしくね!恋とおしゃれは任せて!」
「もーまりん!笑」
「まりんちゃんは恋愛マスターだし
いつもおしゃれだもんね!!」
ちょーい。
私いるんですけどー!!
キーンコーンカーンコーン
「あっ、チャイム鳴ったね」
「心ちゃんまたはなそーね!」
私は手をふって作り笑いをした。
「はぁ...」
ため息。
その時。
グイッッ
「わっ!?」
後ろから髪を引っ張られた。
なんか知らん男子がいた。
めっちゃ顔しかめてるのは何故!?
え!?ちょ!?何!?
動揺してる私を見てその男子は言った。
「あ、コイツ人間だ」
「っはぁぁぁ!?!?!?」
クラスの皆の視点が私に集まった。
主人公の設定は
・人見知り
・外では大人しい
・隠キャ
・中では明るい
・結構毒舌
・ほんとは優しい子
です。
「えっ...」
クラス一同は目を丸くしていた。
「えっ?」
動揺した。
しばらくして、自分が何をしたか分かった。
「え...あ...その、あの」
えっ、で、この男子、何!?
人間ですけど!?何!?
私がまた混乱していると花日が声をあげた。
「希歩ちゃんすごい!!
あんな大きい声出せたんだ!!!」
え。声?はい?
思わず視線を落とすとあの男子がにやけて私を見ていた。
あの男子。
私が意味不明に恥をかいた黒幕。
「桧山」というらしい。
「ではこの続きから笹岡さんどうぞ」
「えっ!?続きぃ?へ?えっ?あっ!?」
これ、あれや。
音読が回ってきた。
桧山の事考えてたから忘れてたじゃん!!!
「それから私は...からだよ!!」
後ろから桧山の声がした。
「は?え。あ...」
「笹岡さん...?」
「あ、はい。読みます読みます!!」
あわててその文章を探し読み始めた。
「そ、それから私は〜...」
______________________________
休み時間。
桧山にお礼でも言おうか。
「あのさひや...ま?」
「なに。笹岡さん」
名前呼ばれて少しドキッとした。
「あのさ!ありがと!!音読の!」
「あ。良いよ。やっぱロボットかと思った」
え、は。
あ、てゆーかそうだ。
私がロボットってなんなん。
「あ、そのさ、ロボットって、なんのこと?」
「笹岡さんずっと静かで表情固まってるから」
「え...なにそれ」
「この学校嫌なのかなって」
なんだ。優しさ?
桧山良いとこあんじゃん。
「〜っ!もういいだろ!///」
桧山はそう言って席を立った。
照れてんのかな...
「希歩ちゃーーん!」
花日だ。
「あ、は、はなび。ちゃん」
「パァァァッ名前呼び!!ありがとう!!!」
名前呼びそんなに嬉しいん?
するとまりんが来た。
「もー花日!あ、希歩ちゃん、
あの大きい声と表情どしたん!笑」
「まりん...ちゃん。
それ、止めてよ。笑笑」
「あっ、ごめんね。
てか結衣ちゃんどこか知らない?」
「結衣ちゃん?知らない」
「私も。そういえば休み時間からいない...?」
花日が心配そうに言った。
すみません...
主人公の名前を間違えました...
「笹岡 希歩」ではなく「笹岡 心」です。
他の小説の子と間違えました。
申し訳ないです。
あと、結衣ちゃんと桧山はまだ付き合ってないという設定で。